第36部

 

「喉が渇いたろ?お腹も空いたかな?」

「うん、食べて良い?」

「もちろん。どうぞ」

「パパも一緒に食べて」

「俺はお腹は減ってないから大丈夫だよ」

「だめ、一緒に食べて。良いでしょ?」

そう言うと菜摘はケーキのシートを剥がし、晃一に渡してくれた。胸のブランケットを押さえていた手が離れたので菜摘のロケット型の乳房が綺麗に見えた。晃一は思わずケーキではなく乳房に手を伸ばしそうになったが、慌ててケーキを受け取る。

「半分ずつにして良い?」

「うん、良いよ。半分こだね」

「いただきまぁす」

そう言うと菜摘はケーキを持ち、美味しそうに食べ始めた。食べ始めると、思いの外お腹が減っていたと見えて簡単に半分食べてしまった。菜摘がジュースを飲んでいる間に晃一は菜摘に合わせて慌てて半分食べると残りを菜摘に渡した。

「はい、どうぞ」

「うわぁ、ありがとう」

菜摘は自分の残りを晃一に渡すと、受け取った分を美味しそうに食べ始めた。晃一は半分以上なくなっていた菜摘の残りを食べ、菜摘のジュースをつぎ足した。

「もう一つ食べる?」

「いいの?」

「もちろん、そのために買ってきたんだから」

「パパは何が好きなの?」

「ケーキ?モンブランかな」

「私も好き。でも・・・一番はチョコレートケーキかな」

「それじゃ、はい、どうぞ」

晃一はチョコレートケーキを菜摘に渡すと、自分は菜摘の背中に手を回した。

「パパは?食べないの?」

「俺はこっちの方が良いかな?」

そう言って菜摘の脇から回した手で菜摘の乳房を手の中に入れる。

「ああん、だめぇ、それは後でぇ」

菜摘はそう言って身体を軽くくねらせたが、特に嫌がるわけではなく、乳房を晃一に任せたままチョコレートケーキを食べ始めた。晃一が乳房を軽く揉むと、

「あんっ、いあぁ、食べられないぃ」

といやいやをする。

「菜摘ちゃん、本当に感じやすくなったね」

晃一が掌の中で小さな乳首が転がる感触を楽しみながら言うと菜摘は、

「あっ、パパのおかげでね、ああん、だめぇ」

と言った。

「菜摘ちゃんの覚えるのが早いんじゃないの?」

「もう、誰と比べてそんな事言ってるの?」

菜摘の鋭い突っ込みに晃一は慌てて、

「違うよ、誰とも比べてないよ。ただ、3週間で感じるようになったから」

と言うと、

「ふふふ、冗談よ。でも正解。私が一番びっくりしてるんだから」

と菜摘は澄ました顔で言ってケーキをパクリと食べた。菜摘があまり嫌がらないので晃一は菜摘を後ろから更に引き寄せ、菜摘の背中を自分にぴったりと付けると両手を菜摘の乳房の下で組み、少し腕で持ち上げるようにして量感を楽しみながら菜摘の項に唇を這わせ始める。

「ああん、だめよぉ、ケーキの臭いが付いちゃうぅ、もう、我慢できないのぉ?もう少し待ってぇ」

菜摘はそう言いながら甘えた声で小さくなったケーキを右手で持ち上げて更にパクリと食べた。菜摘の左手が空いたので、晃一はその手を自分の肉棒へと導く。菜摘は項に快感が走るのを感じながらも素直に肉棒へと手を伸ばし、

「あ・・うぅぅ、まだだってぇ、もう、なにさせるのよぉ」

と言いながらも軽く握ってくれた。しかし、さすがにまだ扱いたりはしない。そっと握っているだけだ。そのまま菜摘はチョコレートケーキを食べ終わると、オレンジジュースをゴクリと飲み干して両手をペーパーナプキンで手を拭いてから、

「よいしょ」

と晃一に寄りかかってきた。準備完了の合図だ。晃一は改めて後ろから回した手で菜摘の乳房を優しくそっと揉み始め綺麗な項に舌を這わせる。

「もう、せっかちなんだからぁ?」

と笑いながらも菜摘は項を晃一に差し出すようにして乳房の感覚を楽しみ始めた。しかし、晃一の愛撫はいつものように最初かなり弱く、そっと指先で乳房を撫で回したり乳首の近くを刺激するだけなので、次第に菜摘の方が我慢できなくなってきた。

「菜摘ちゃん、おっぱいを見てごらん」

「見なくたってわかるからぁ」

「だあめ、見ててごらん」

そう言うと晃一は両手で菜摘の乳房をゆっくりと包んで指先で小さな乳首をそっと転がした。菜摘は自分の乳房が可愛がられるところを初めてはっきりと目にした。

「ああぁん」

「ほうら、感じただろ?」

「もう、何を見せるのよぉ」

「菜摘ちゃんのおっぱいが感じるところ」

「もう、わかってるからぁ。ねぇ、するならちゃんとしてぇ」

そう言うと菜摘は更に身体を晃一のほうに倒してきた。晃一はそのまま菜摘をベッドに横たえると、第二ラウンドを始めた。

菜摘の両手を挙げてから項、そして乳房へとゆっくりと舌を這わせ始める。

「あうぅぅぅん、ああん、また感じてきたのぉ」

「いっぱい感じて良いんだよ」

そう言うと晃一は菜摘の乳房を両手で揉み上げ、先端を指でそっと何度も転がす。

「ああぁっ、ああんっ、いきなりそんなにするぅっ」

菜摘は軽く仰け反って乳房を晃一に差し出しながら軽く身体を捻って悶えた。既に第一ラウンドを終えているので二人ともリラックスしている。乳房で気持ちが盛り上がってくると、菜摘はいろいろ試してみたくなってきた。

「ねぇパパ、お願いがあるの、指を入れてみて」

「うん?指でして欲しいの?」

「そう、そっと入れて」

菜摘は巨大な肉棒を迎え入れた後でも指で感じるかどうか試したかったのだ。まだ入り口が痺れている。

「うん、入れてみようか」

晃一はそう言うと、右手を茂みの奥へと進め、ゆっくりと指を秘唇の奥へと沈めていった。今度は簡単に入り口が分かった。

「ああっ」

「どう?痛い?」

指先だけ入れた晃一が菜摘に聞くと、

「ううん、だいじょうぶ、もっと入れて」

と答えた。緊張していた前回とは明らかに違う。晃一は更に指を肉壁の奥へと進めていった。すると、肉棒を入れた辺りまではすっと入るが、その奥になると抵抗感が強い。肉棒を入れた辺りまでは肉壁が素直に左右に簡単に分かれて指を迎え入れるが、指しか入れたことのない辺りはクニュクニュと押しのけていかないと奥に入らない。

「あぁ・・・・・・あ、あ、あ、あぁ・・・・・・」

菜摘は指が入ってくる時、少しだけ声を上げた。

「どう?痛くない?」

「うーん、入り口の辺りが少し・・・・・・でも痛くないよ」

「中の方はどう?途中から狭くなったみたいだけど、奥の方は痛くない?」

「う・・ん・・・・・痛くない・・・・・って言うか、奥の方は良くわかんない」

「痛くないならもう一本入れてみる?」

「ううん、このままでいいの」

そう言っている間に差し込んだ指の回りに潤いが溜まってきた。

「でも、ああん、このままはいやぁ、ねぇ、何かしてぇ」

「焦れったくなってきた?」

「・・うん・・・」

「動かして欲しいの?」

「分かってる癖にぃ。早くぅ」

「おねだりは?」

「もう、まださせるのぉ?ねぇ、早く指でズボズボしてぇ」

「これくらいかな?」

そう言うと晃一は、ゆっくりと指を出没させ始めた。

「ぁぁぁああああぁぁーーーっ、やっぱり指いいぃーーっ」

菜摘は声を上げて仰け反った。指1本だが、はっきりと挿入されている感覚がある。さすがに肉棒のボリューム感は全然違うが、しっかりとはまっている感じがする。そして、自分では大きすぎると思っている肉棒を受け入れても入り口が緩くなったりしないことが分かって安心した。晃一にはとても言えないことだが、自分の身体のことなのでどうしても確かめておきたかったのだ。しかし指一本でも十分に感じることが分かり、安心して晃一を受け入れることができそうだ。

菜摘は身体を探られる喜びに夢中になって声を上げ、身体をくねらせた。心から安心できる相手に身体を任せることがこんなにも気持ち良いと言うことを楽しんでいた。そして、もっと晃一を受け入れたいと思うようになった。

晃一は指を出し入れしながら菜摘の初々しい乳房を存分に味わった。まだ色の薄い可憐な乳首が唾液でべっとりと濡れているのは不思議な感じがする。菜摘も両方されることに慣れてきたようで片方の乳房をたっぷりと味わって隣に移る時には直ぐに菜摘から身体を捻って晃一の口に自分から乳房を入れてくる。それに、最初はいちいち足を開かなければ指で秘唇を愛せなかったが、今は足を開いたままでいられるようになってきた。指を差し込んでいる菜摘の中も、肉壁から次々に液体が出てきて指の動きはスムースだ。

「はぁぁんっ、あうぅっ、あんっ、はあうぅぅっ、ああああっ、パパぁ、そんなにしないで・・・」

「菜摘ちゃんの身体がどれだけ大人になったのか、もっといっぱい教えてあげるね」

「ああん、もっと子供で居たいのにぃ、あううぅ、そんなに教えちゃいや、はううっ」

「教えない方が良いの?」

「あん、やめちゃいや、もっと教えて・・・・」

菜摘は軽く仰け反りながらベッドの上で夢中になって愛される喜びに浸っていた。だから、晃一が菜摘を解放して一息入れるために抱き寄せた時も自分から身体を晃一にすり寄せて甘えた声を出してきた。

「ああん、パパぁ、どんどん気持ち良くなっちゃう」

「それで良いんだよ。菜摘ちゃんの身体が気持ち良くなりたいって思えば、もっともっと感じるようになるんだから」

そう言いながら晃一が抱き寄せた菜摘の乳房を軽く指でなぞると、

「ああぁぁん、だめよぉ、それをされたらまたぁ・・・・」

「どうなるの?」

「わかんないぃぃ」

と言いながらも軽く喘ぎ始める。そのまま晃一は菜摘の手を自分の肉棒へと導くと、今度は素直に握って軽くしごき始めた。細い指が絡んでくるととても気持ち良い。

「ああぁぁん、私、こんなことしてるぅ」

「どう?」

「すっごく固くて太い・・・・」

「でも菜摘ちゃんの中に入ったでしょ?」

「しんじられない・・・・ああん、そんなにしたらだめぇ」

菜摘は乳首を弄られながら晃一の胸に熱い息を吐いた。そして、次第にもっと欲しくなってきたのか、肉棒を扱く手に力が入ってくる。

「菜摘ちゃん、とっても気持ち良いよ」

「パパも気持ち良いの?」

「もちろん」

「ねぇ、それならパパぁ、ああん、ねぇ」

「欲しくなってきた?」

晃一が優しく聞くと、素直にコクンと頷いた。

「さっきと同じが良い?それとも違うのが良い?」

「パパが教えて」

「それじゃ、後ろからしてみる?」

「うん、してして」

そう言うと菜摘は素直に俯せになった。しかし、今度は最初から軽くお尻を持ち上げ、足も少し開いている。菜摘は『後ろからしてもらったらどうなるんだろう?ウフ、ドキドキする』と興味津々だった。もう卒業してしまったのだし、感じることもいけることも分かったので、今はいろいろ自分の女としての機能を試したいのだ。

「後ろから入れるならもっとお尻を上げないとだめだよ」

「いやぁ、いきなりはできないぃ」

「ほら、もっとお尻を上げて」

そう言うと晃一は菜摘のお尻をぐいっと持ち上げた。

「あん」

「足ももっと開かなきゃ」

そう言ってぐいっと足を開く。

「こんなに・・・・、やっぱり恥ずかしいよぉ」

晃一は挿入の体勢に入りながら、

「後ろから入れるのはそんなに難しくないんだよ」

と言って肉棒の先端で入口を捜し始めた。菜摘の入り口はぽってりとした厚い秘唇で少しお尻から出ているので探しやすい。菜摘は先端で秘唇を探られる感覚に、

「ああぁっ、でもぉ、これはいやぁぁ」

と甘えた声を出したが、しっかりと肘をついて上半身を支え、受け入れる体制を整えた。

「ここかな?」

そう言って晃一が肉棒に力を込めると、

「あっ、そこじゃない。もっと上」

と菜摘が声を上げたが、少し肉棒をずらすととぷっと先端が入った。

「ああっ」

「今度は普通に入れてみるからね」

「そっと、よ。無理はしないでね」

「うん。だいじょうぶ」

晃一はそう言ったが、肉門が素直に肉棒に合わせて開いてくれるか正直自信がなかった。先ほどのように肉門が弛緩している時とは違い、今度は普通の状態の時に入れるのだ。

「いくよ」

晃一が菜摘の腰を両手で掴んでゆっくりと肉棒を差し込んでいく。すると、少し力を入れると肉門は狭い入り口を徐々に開き始めた。更に腰に力を込める。

「うううぅっ、はいってきた・・」

「痛い?」

「だ、だいじょうぶ・・・」

ゆっくりと肉棒を差し込んでいくと、菜摘の入り口は狭いのだが何とか入りそうだ。晃一は少しずつ腰に力を込めて菜摘の中に肉棒をズブズブと埋め込んでいった。さすがに抵抗感は強い。

「うぐぅぅぅぅぅぅっ」

菜摘が変な声を上げる。

「どう?だいじょうぶ?」

「うううううう、ぐうぅぅぅーーっ、やっぱりすごい・・・・おっきすぎる」

菜摘は必死に耐えている。しかし晃一は『今度はもっと奥まで入る』と予感した。先ほどのように肉壁に行き当たって先端が行き止まりになる感覚が余り無いのだ。締め付けている肉門の奥の肉壁は、肉棒を押し込んでいくと徐々に開いていくのでゆっくりだが確実に入っていく。

「うう・・・ああ・・あぁぁぁぁぁっ」

「痛いの?」

「さっきより深いの、すごい、だ、だいじょうぶ、そのまま・・・して・・・・」

菜摘はシーツをぎゅっと握りしめて声を絞り出している。しかし、晃一は『まだ入りそうだ』と感じた。既に半分以上肉棒は入っており、あちこちからぎゅうぎゅう締め付けられているが、先端は当たっていないので行き止まりという感じはしない。そして、菜摘の中は熱くてごつごつしていて、とても気持ち良い。余り無理はせずに、とりあえずここまで入れればいいだろうと肉棒を止めた。

「う・う・う・・・・・・・・」

「どう?」

「だいじょうぶ・・・、だいじょうぶだから・・・・なんか・・・すごい・・・」

「もっと入れる?」

「そのまま、そのまま・・・・」