第50部

 

 「中学の時に買ったのしかないから・・・。でも子供っぽくはないし、楽しみにして勉強に気合いが入りそう」
「それじゃ、菜摘ちゃん、勉強のためにこのまま帰る?」
「それは嫌。パパ、私が部屋に行ったら迷惑?」
「そんなことないよ、来て欲しいよ」
「よかった。ちゃんと勉強頑張るから安心して」
「ねぇ、さっきは疲れてたみたいだったけど、気持ちが悪かったの?」
「ううん、そんなことない」
「でも、話しかけてもあんまり答えてくれなかったし」
「後で言うかも知れないけど、今は言いたくないからだめ」
「わかったよ・・・・・・」
晃一は菜摘の変化が今一歩掴めなかったが、車はマンションの駐車場へと入っていった。
菜摘はエレベーターを降りて部屋に入るまで晃一の方を見ようとしなかったが、部屋に入るといきなり晃一の首に手を回してきた。
「パパ・・・・・・・・」
「ん?どうしたの?」
晃一は少し驚いたまま菜摘を抱きしめると、菜摘のしなやかな身体が晃一に密着した。そのまま唇を楽しんでから首筋に唇と舌を這わせる。
「あ・あ・あ・あ・ああぁぁぁ・・・パパぁ・・・・・ああん」
菜摘は晃一の愛撫を首筋に受け、喘ぎながらも首筋を回して愛撫を楽しんでいた。菜摘の身体中にぞくぞくした感覚と甘い感覚が走り抜け、身体が熱くなっていく。
「ああぁぁん、パパぁ、だめぇ、止まらない、これ以上されたら止まらなくなるぅ」
「やめてほしいの?」
晃一は首筋を楽しみながら耳元で囁きながらも時折項を舐め上げる。菜摘は我慢していたものが手に入り喜びの声を上げた。
「シャワーを浴びてくるからぁ、ああぁぁ、お願い、離してぇ、このままはいやぁぁ。ああぁぁぁ、お願いよぉ、ああん、パパぁぁ」
菜摘は喘ぎながらも何とか身体を捻って晃一から離れると、シャワーを浴びにバスルームへと入っていった。実は水族館を出るときから、菜摘は早く晃一に優しくして欲しくて仕方なくなっていた。女子高生グループの視線の意味に気がついた時、自分たちは親子ではなく恋人なのだと思い知らされたのだ。水槽を見ながら菜摘の中で晃一の存在が家族から恋人に変わっていくと、二人の部屋に戻りたいと言う気持ちが強くなってきた。
だから晃一がいくらスカイツリーに誘ってもOKしなかったのだ。そしてその気持ちをずっと抱いたまま車に乗っていた。さすがに車の中で『早く部屋で優しくして』とは言えなかったので晃一には不機嫌に見えたと言うわけだった。
菜摘は急いでシャワーを浴び、汗を流すと新しい下着を身につけた。やはりシャワーを浴びた後は下着も着替えたい。しかし、いつもこうしてこの部屋で下着を着替えると、家に帰って洗濯する下着の数がいつもより増えてしまう。だからそれを母に知られないため、今週から家族の分も自分で洗濯し、自分の分は自分の部屋で干すことにしていた。母親は何か感づいたようだったが、家事が減ると喜んで何も言わなかった。
菜摘がシャワーを浴びている間に晃一はガウンに着替え、髪を乾かしながら出てきた菜摘と入れ替わってシャワーを浴びた。もちろん、晃一は菜摘ほど時間がかからないのでほんの数分だ。
晃一がリビングに戻ってきたとき、菜摘はまだ髪が完全に乾いておらず、制服姿のまま、タオルを髪に巻いていた。
晃一はソファに座ると直ぐに菜摘を膝の上に横たえた。菜摘はじっと晃一を見上げていたが、キスをすると静かに舌を絡ませてきた。
「んんっ、んふぅっ、んんん、んちゅっ・・・・」
二人は濃厚なキスをたっぷりと楽しむ。
「んん、んはぁっ、パパ、ああん、ねぇ、ねぇ・・・・」
菜摘は舌を絡ませながらも、晃一の首に手を回すと更に欲しがった。
「ねぇ、早くぅ、パパぁ、ああん、時間がもったいないから、ねぇ」
「ん?どうして欲しいか言ってごらん」
「ベッドに連れてって」
「もう行きたいの?」
「うん・・・・・だめ?」
晃一としては、まずソファで楽しんでからベッドに行きたかったのだが、菜摘にこれだけはっきりとおねだりされては断るわけにはいかない。
「その代わり、ベッドでいっぱい教えて。パパの好きなこと、いっぱいして」
そう言うと菜摘は膝の上に横たわった姿勢から晃一の首にしっかりと抱きついてきた。こうなっては最早どうしようも無い。
「それじゃ、ベッドに行こうか?」
そういうと晃一は菜摘を軽々と抱き上げ、ベッドルームへと向かった。菜摘は期待に胸をときめかせ、じっと黙ったままベッドに運ばれていく。晃一が菜摘をベッドに下ろす時、菜摘はベッドのヘッドボードの棚に派手な色のチョコレートくらいの箱が置いてあることに気が付いた。何かは分からなかったが、菜摘はベッドに下ろされると、
「ごめんなさい。今日はもうあんまり時間が無いから」
と言った。
「帰るのはいつもの時間で良いの?」
晃一は菜摘に時間を尋ねながら、ゆっくりとガウンを脱いだ。
「うん。先週と同じ」
菜摘は目をつぶって晃一に全てを任せる意思表示をした。
晃一が菜摘の横に寄り添ってキスを始め、唇から首筋へと移っていくと、菜摘は期待を込めて両手を上に上げて枕を掴み、胸を晃一に任せた。
「菜摘ちゃん、きれいだよ」
そう言いながら晃一の両手が菜摘の膨らみを撫で始めた。最初は形を確かめるような優しい愛撫だ。
「んん・・・・はぁぁぁ、あん・・・・・」
「感じてきたの?」
「うん、今日は早いみたい・・・・ああん、なんか嬉しい、ああぁぁ、また身体が・・・・・なんか熱くなってきた・・・・」
菜摘は晃一の愛撫を受けながら、身体がどんどん熱くなってきたのを感じていた。『どんどん感じてる。こんなに早く感じるなんて。このままじゃ直ぐに我慢できなくなりそう』菜摘は自分の喘ぎ声を聞きながら、おねだりしたくなってきた身体を持て余していた。
しかし、晃一はベッドで菜摘を脱がすのは初めてなので、ゆっくりと菜摘の身体を見下ろしながら脱がしていくプロセスをたっぷりと楽しむつもりだ。
「あああぁぁ、なんか気持ち良くなってきたの。あうん、なんか今日は敏感みたい・・・」
「菜摘ちゃん、ゆっくりするからね。焦らないで。女の子の身体は直ぐには準備できないんだから」
「そんなこと言われても、ああん、だって、あんっ、これって・・・はあぁっ、ああん、ねぇ、パパぁ」
菜摘は目をつぶったまま身体に沸き上がってきた快感を我慢しながら晃一が制服を脱がしてくれるのをじっと待っている。しかし晃一は急ぐつもりは全くなかった。ゆっくりと胸全体を撫でたり先端の近くを指先でからかうように撫でたりして菜摘を焦らしていく。
「はぁぁぁ、ああん・・・・あ、あぁ・・・・・」
菜摘はだんだん我慢できなくなって少しずつ身体を捻ったり足を擦り合わせたりし始めた。
「パパ・・・お願い、ねぇ、ああん、早く・・・・」
「早く、どうして欲しいの?」
そう言いながら、晃一は両方の乳房を裾野から一気に撫で上げた。しかし、あくまで優しい指使いだ。
「ああっ、・・・・・いやぁ、知ってて焦らしちゃいやよぉ、ねぇ」
「少しずつ身体の準備が整ってくるんだからね」
「もう大丈夫だからぁ、ああんっ、お願い、ねぇってばぁ」
「それならちゃんとおねだりしなさい」
晃一の言葉は優しかったが、菜摘にとっては、また言葉でおねだりしないと先に進めないという宣言のようなものだ。しかし、菜摘にとっては選択の余地など無い。何より、おねだりすればどれだけ気持ち良くなれるかを知ってしまった身体をなだめることなど不可能だった。それに今は気持ちがどんどん先を欲しがっている。菜摘は目をつぶったままおねだりの言葉を口にした。
「制服を脱がせて・・・・・裸にして・・・・」
「それからどうして欲しいの?」
「いっぱい優しくして」
「それじゃ、任せてくれるね?」
「うん、して。ああぁん、早くぅ」
菜摘は両手で枕を掴んだまま、何度も身体を捻って我慢できないことをアピールしている。
「わかったよ」
晃一はそう言うと、菜摘の制服のリボンの下に隠れているジッパーに手をかけた。菜摘は安心したようにじっとされるがままだ。ジーっと微かな音がしてジッパーが下げられると、その奥から菜摘のきれいな肌が見えてきた。晃一は制服を左右に大きく広げ、ブラジャーに包まれた菜摘の上半身を楽しむことにする。
晃一の両手が菜摘の肌に触れた時、菜摘の身体がビクッと震えた。
「ああっ」
「だいじょうぶ?」
「うん、ああああ、ああぁぁんっ、はあぅぅぅっ、くぅーっ・・・」
菜摘は晃一の手の感触を喜ぶと、軽く仰け反って喜びを表す。晃一の手は胸全体を優しく撫で、さらに微妙な愛撫を加えていった。しかし、菜摘にしてみれば全部脱がせて欲しくてあんなことまで言ったのに、制服だけで止まってしまっては堪ったものでは無い。晃一の手が乳房を優しく撫で回し、布地の上から乳首の上をそうっと通っていく度にどんどん焦れったくなってくる。
「ああんっ、早くぅぅっ、意地悪しちゃいやぁ、ちゃんと裸にしてって言ったのにぃっ」
「もっと脱がせて欲しい?」
「だって、だってぇっ、こんなことばっかりされたらぁっ、ああんっ、早くぅぅっ」
「それじゃ、まずはブラジャーからだね」
そう言ってと晃一が菜摘の背中に手を回すと、菜摘はぐっと仰け反って協力した。早く脱がせて欲しくて仕方ないらしい。
パチッと小さな音がして菜摘の乳房が解放されると、菜摘の身体は再びビクッと震えた。
「あっ」
「今日は菜摘ちゃん、感じるのが早いね」
晃一はそう言いながらブラジャーを裏返して菜摘の首の方に上げ乳房をむき出しにした。菜摘は思わず晃一の首に手を回して来る。晃一を乳房の方に抱き寄せたいのだ。
「ダメ、手は上でしょ?」
晃一は差し出された手を優しく菜摘の頭の上に戻すと、菜摘の小さめだが三角に尖った乳房が目の前に差し出された。既にピンク色の乳首は半分ほど飛び出している。菜摘は仕方なく両手で枕を掴み、耐える姿勢に入る。
晃一は菜摘の乳房の裾野から指先で先端に向かって優しく撫で上げ、菜摘が悶える姿を楽しみ始めた。
「ああぁぁんっ、あうぅぅっ、ああぁぁん・・・・」
菜摘はやっと乳房を直接可愛がってもらえた喜びに、軽く仰け反って乳房を突き出して声を上げた。しかし、まだ愛撫はとても優しい。晃一の指が乳房の裾野から乳首の近くへと肌の上を滑る度に菜摘は次こそは乳首を可愛がってもらえるのでは無いかという期待に声を上げ、そして裏切られた。
「あああぁんっ、うううぅっ、はあぁんっ、ああぁぁぁぁ」
「気持ちいい?」
「良いけど、ああん、それだけはいやぁ、早くぅ、この前みたいにしてぇ、ああん、早くぅ」
「それじゃお口かな?」
そう言うと晃一は指の代わりに唇と舌で乳房を可愛がり始めた。
「ああぁっ、そ、そこぉっ」
菜摘は一瞬、敏感になっている乳首を口で可愛がってもらえると思って喜んだが、晃一の舌は裾野から円を描くようにゆっくりとしか乳首に近づいてこない。
「ああぁぁぁんっ、んああぁっ、そ、そこぉっ、いやぁっ、もっと上、ああっ、早くうっ」
しかし、やっと我慢して晃一の舌が乳首の近くに来たと思うと、舌は乳首に行かずに隣の乳房に移ってしまう。
「いやぁぁぁ、そっちに行っちゃいやぁ、ちゃんとして、ちゃんと優しくしてぇっ」
「それじゃ、ちゃんとおねだりしなさい」
やはり晃一ははっきりとおねだりしないとしてくれないのだ。
「ああんっ、お願いだからぁ、お口と手で乳首を可愛がってぇっ、もう我慢できないぃ」
菜摘は簡単に恥ずかしい言葉を口にした。それほど我慢できなくなっているのだ。既に乳首は敏感になって晃一の舌を待ちわびており、パンツの奥はじっとりと濡れてきている。
「こんな風にすれば良いのかな?」
晃一がそう言って口を乳首に近づけると、菜摘はぐっと仰け反って乳首を晃一に近づけて自分から乳首を晃一の口に入れた。その淡い色の先端に晃一の舌が絡みつき、何度もあちこちから転がして菜摘の乳首を掘り出していく。
「ああぁぁーーーーっ、いいぃーーーーーーっ」
菜摘はやっと与えられた満足できる喜びに更に大きく仰け反った。そしてその突き上げられた乳房に晃一の両手が被さり、優しく揉みほぐしていく。ほんの少し可愛がっただけで菜摘の乳首はつんつんに尖ってきた。
「あうぅーーーーーーーーっ」
菜摘は気の遠くなるほどの快感に仰け反ったり身体を捻ったりして喜んだ。ただ、上半身は喜んでも、乳房で沸き上がった快感はどんどん秘核に溜まっていくので、スカートが乱れるのも構わず両足は激しく擦り合わされる。
「はあぁぁぁぁーーーーーっ」
菜摘はまず手に入った快感に満足しようと仰け反って乳房を突き出したまま快感を貪り、秘核から湧き上がる焦れったさを我慢した。しかし、いくら両足を擦り合わせても乳房にどんどん快感を送り込まれると直ぐにそれも我慢できなくなってくる。
それに晃一は乳首と乳房を可愛がっていると言っても、まだゆっくりと乳首を転がしながら乳房を優しく揉んでいるに過ぎない。たちまち菜摘は乳房も秘核も我慢できなくなってきた。
「あぁぁぁぁっ、もう少し、もう少し強くしてもいいからぁっ」
菜摘は仰け反りながら更に強い快感を欲しがった。
「少しずつだよ。ゆっくりとだよ」
菜摘が焦れているのも構わず、晃一は丁寧に乳房を可愛がり続けて菜摘を更に追い込んでいった。菜摘は乳房で感じるのがゆっくりなので、秘核がどんどん焦れったくなってきた。
「ああぁぁぁんっ、そんなにされたら余計に我慢できなくなるぅッ」
そう言うと菜摘は晃一の手をグッと掴み、下半身へと押しやろうとした。それは晃一がびっくりするほどの力だ。
「菜摘ちゃん、おっぱいはもう良いの?」
晃一が乳房への愛撫を中断して菜摘を見ると、
「下も、下もして」
と切なそうに懇願する。
「でも、こうされるの、好きでしょ?」
そう言って両方の乳房をグッと揉み上げて可愛がると、
「あうぅぅぅっ、それも好きだけど、お願い、下もして」
と菜摘は我慢できないことを正直に白状した。
「それじゃ、次はこっちもしてあげる」
そう言うと晃一は下半身へと移り、乱れたスカートを大きく捲り上げた。菜摘の足はまだ乳房の余韻で緩やかに擦り合わされており、晃一の目の前で縄をなうように蠢いていた。スラリと伸びた両足とセミビキニのパンツが妖しい雰囲気を出している。
「この辺りかな?」
そう言って晃一が指先でパンツの中心当たりを軽く可愛がると、
「ああんっ、早く脱がせて、もう汚れちゃうからぁ」
と菜摘はどうしようもない焦れったさに晃一に先をおねだりした。しかし晃一は、
「ちゃんと言えるかな?」
と更に秘丘の上で指を遊ばせ、菜摘に恥ずかしいおねだりを要求した。
「あああああ、お願い、もう待つのはいや、パンツを脱がせて優しくして」
菜摘は正直に言うと、軽く腰を浮かせて晃一の手がパンツに導いた。実を言うと晃一はもう少しじっくりと脱がせたかったのだが、菜摘がそこまで欲しがるのなら仕方が無い。両手をパンツに掛けると一気にパンツを脱がせた。菜摘のまだ淡い茂みが晃一の目の前に表れる。
「ここをどうして欲しいの?」
「優しくして、パパにいっぱいして欲しいの。この前みたいにして」
「それじゃ、この前みたいにしてあげるね」
そう言うと晃一は菜摘の両足をグッと開いた。
「ああっ、それは・・・・・・」
足を開かれると、中心には少し潤いを湛えた秘唇が見えてきた。晃一はそのまま舐め上げる体勢に入り、更に菜摘の足をM字に大きく開く。すると、開きかけの秘唇の奥がゆっくりと蠢いているのが見えてきた。既に液体を吐き出し始めている。