第53部

 

 「そうだよ」
「パパの、光ってる」
「出したのが周りに付いてるからね」
「私がきれいにしてあげる」
そう言うと菜摘は膝立ちになっている晃一の肉棒にしゃがみ込んで飲み込めるサイズまで小さくなった肉棒をパクッと口に入れた。そのまま軽くもぐもぐする。すると、中に残っていた残滓が口の中に少し流れ出てきた。菜摘は『うわ、変な臭い。でも、パパのなんだ。ちょっと嫌じゃないかも』と思いながら肉棒をしゃぶり続けた。しかし、菜摘の口の中の肉棒は今までと違い、すぐには大きくならない。『きっと終わってすぐはおっきくならないのね。ちょっと時間が必要なのかも』と思うと口の中の肉棒が愛おしく思える。
「菜摘ちゃん、ありがとう。疲れたでしょ?」
そういうと晃一は菜摘をベッドに寝かせて抱き寄せた。『あ、これ、好き。こうされるの好き』菜摘は喜んで晃一の胸に頭を乗せる。晃一は菜摘の息が少し青臭いことに気がついた。
「菜摘ちゃん、お口できれいにしてくれてありがとう」
「ううん」
「嫌じゃなかった?臭いとか大丈夫だった?」
「うん、パパのだもん。ちょっと嬉しかった」
「嬉しかった?」
「だって、私の中で終わってくれたでしょ?それにちゃんと付けてくれたし」
「それは先週の約束だったから」
「それって私の身体を大切にしてくれてるってことでしょ?」
「もちろん」
「だからなの。それに、あんな凄いことまで教えてくれて・・・」
「凄いこと?」
「そう、身体が壊れたかと思った」
「痛かった?」
「ううん、だいじょうぶ」
「気持ち良かった?」
「もう、そんなこと女の子に聞くの?」
「ごめん」
「ううん、すっごく気持ち良かった」
「上手にいけたね」
「パパが教えてくれたから・・・・・・・ふふふ」
「どうしたの?」
「ううん、もうパパと離れられないなって思ったの」
「離れたかったの?」
「まさか」
菜摘は身体を優しく愛撫されながら、けだるい時間を心から楽しんでいた。まだ身体は重いが、抱き寄せられて晃一の身体に寄りかかっているのが嬉しい。幸せな時間だと思った。
「菜摘ちゃんはスキンを付けると感じ方は変わる?」
「え?ううん、あんまり変わんない・・・・と思うよ。パパは違うの?」
「うん、ちょっと違うみたい」
「付けない方が気持ちいいの?」
「うーん、やっぱりそうかなぁ、でも、その分菜摘ちゃんの中に長くいられるからね」
「だから私が2回も?」
「そうみたいだね」
そう言いながら晃一は抱き寄せた菜摘の乳首を軽く可愛がった。
「あん、だめぇ、まだしたらぁ」
「だめなの?」
「だってぇ、またして欲しくなっちゃうぅ」
「菜摘ちゃんは我慢してるの?」
「まだ大丈夫だけど、パパが少し休まなきゃ」
菜摘はそう言いながら晃一の首に手を回してきた。胸ががら空きになったので、晃一は抱き寄せて晃一の身体に半分乗りかかっている菜摘の乳房を指先で可愛がり始める。菜摘の乳房は三角形に尖っているので可愛がるのもやりやすい。
「あん、だめぇ、もう少し待ってぇ」
「待ったらどうなるの?」
「もう、わかってるくせにぃ」
菜摘は乳房を可愛がられながら、晃一に身体を擦り付けてきた。
「教えて欲しいな」
「・・・・また・・・・入れて・・・」
「うん、そうだね」
「あのね・・・・・・・??」
「なあに?」
「今日は・・・・・ずっと入れてて欲しいの・・・・・」
「ずっと?」
「うん、感じていたいの。パパをずっと」
「ずっとって?」
「いつも途中で我慢できなくなっちゃうでしょ?そうするともっと欲しくなっちゃって・・・・気持ち良いんだけど、それだとすぐに終わっちゃうから」
「それはいやなの?」
「嫌じゃないけど、ずっと感じていたいの」
晃一は枕元の時計を見た。
「まだ1時間くらいは十分あるよ。その間ずっと?」
「途中で我慢できなくなるかもしれないけど、なるべく長く・・・・いい?」
「うん、わかった」
「パパ、大丈夫?できる?」
「わかんないよ。俺だって我慢できなくなるかもしれないし」
「あのね、今度神戸に連れて行ってもらえるんでしょ?」
「そうだよ」
「その時にはいっぱい良い思い出にしたいから。だから、今のうちに痛くならないように今日はいっぱいして欲しいの。だから、今日は少しくらい痛くても良いの」
「でも、さっきはほとんど全部入ったよ」
「びっくりした。あんなに奥まで来るなんて。お臍のあたりまで来たみたいなの」
そう言うと菜摘は晃一の胸に耳を押し当て、静かに目をつぶった。
「少しこうしてても良い?」
「うん、疲れたのかな?」
「わかんないけど・・・・・」
「ちょっと休んでごらん」
「うん」
そう言うと菜摘は晃一の心音を聞きながら身体を休めるように目をつぶって身体の力を抜いた。晃一も身体を休めることにして静かに菜摘を抱いたままじっと目をつぶった。
実は菜摘はまだ休憩しなくてはいけないほど疲れてはいなかった。晃一が次を始めれば受け入れる気持ちはできていた。しかし、晃一が疲れていると思ったからわざと休憩を欲しがったのだ。だから菜摘の身体は少しずつ次のラウンドに備えて準備を始めていた。『なんか・・・次にしてもらったら凄く感じるかも・・・』そう思っていた。腕枕をしてもらっている晃一の指先が肩の近くに当たっていたが、少し指が触るだけでも気持ち良いのだ。『早くパパ、元気にならないかな?』そう思いながらじっとしていると、いつの間にか菜摘は浅い眠りに落ち込んでいった。微かに菜摘の寝息が聞こえてきた頃、晃一も眠ってしまった。
少しした時、菜摘の身体がクーラーで冷やされたのか、ビクッと震えた。それでまず晃一が目を覚ました。まだ腕枕をしている菜摘は晃一の身体に寄りかかったままだ。そっと身体を捻って時計を見ると20分ほど経っている。その晃一の動きで菜摘も目を覚ました。
「あ、寝ちゃった」
「うん、俺も寝てたみたい」
「どれくらい?」
「20分ほどかな」
「パパも?」
「うん、俺も同じくらい寝たみたいだよ」
「元気になった?」
その言葉で晃一は菜摘が晃一に休息を取らせたかったのだと気がついた。
「試してみる?」
そういうと晃一は菜摘の手を肉棒へと導いた。菜摘は導かれるまま肉棒に手を伸ばすと、手探りで握ってみた。
「あれ?小さい・・・・・」
「それじゃ、菜摘ちゃんが大きくしてちょうだい」
そういうと晃一は菜摘の身体を反転させ、シックスナインの姿勢にした。
「ああんっ、それをしなくてもおっきくできるからぁ」
そう言ったが菜摘はあっという間に晃一の顔の前で足を開かれた。何度見ても良い眺めだ。晃一は目の前で晃一の愛撫を待っている秘唇と秘核に顔を近づけると、
「さぁ、手とお口でおっきくして」
と言った。
「あっ、息が熱い、そんな近くで話さないで」
「やってちょうだい」
晃一がそう言うので菜摘は仕方なく肉棒を握りしめると先端を口に含んだ。
「んんんん、くちゅっ、んんんっ、んはぁっ・・・」
菜摘が最初に口に入れた時は軟らかかった肉棒も、あっという間に大きく固くなってくる。
「んはぁっ、おっきくなって来たぁ」
「大きくなったらさっきみたいにスキンを付けて」
晃一はそう言うと菜摘の秘核の下を舌の先で可愛がり始めた。
「わかってるぅ、ああぁっ、まだしないで」
「だめ、する」
「ああぁぁん、身体が熱くなってくるぅ」
「それでいいんだよ」
菜摘は早くやることを済ませてしまわないと、また自分ばかりいきたくなると思って手の動きを大きくした。それは今までよりも気持ち良かった。菜摘はそれからしばらく肉棒を扱きながら何度も肉棒をしゃぶり、十分に固くなってきたところで伸び上がってスキンを手に取り、シールを破って先端に被せてくれた。
「これでいいの?ああっ、どんどん良くなっちゃう、はうぅぅぅん」
「うん、今度はだいぶ上手にできたね。ご褒美だよ」
「ご褒美はもう良いから、お願い、入れて」
「おねだりは?」
「パパのおちんちんを入れて欲しいの。お願い、早く入れてぇ、ああぁぁ、もうお口は許してぇ」
「どこに入れて欲しいんだっけ?」
「もう、言わせないでぇ、おちんちんをおまんこに入れて欲しいのぉっ」
菜摘がはっきりとおねだりを口にしたので、晃一は菜摘の身体を引き戻して膝立ちの体勢に入った。
「すぐに入って大丈夫?」
「きっと大丈夫だから、お願い、入れて」
菜摘は足を大きく開いてM字にすると、晃一が肉棒を当てる先に秘口を合わせた。
「ゆっくり入るよ」
そう言うと晃一は肉棒に力を込めた。菜摘の肉門は少し抵抗したが、直ぐにとぷっと先端が入った。
「あうっ」
菜摘は挿入感に身体を硬くしたが、肉棒はゆっくりと肉壁をかき分けて菜摘の中へと埋まっていく。
「あ、あ、ああ、あぁぁぁぁぁ、ああぁぁーーっ」
菜摘は欲しかったものを入れてもらい、大きく仰け反ってはっきりと喜びの声を上げた。
「全部入れる?」
「入れて、そのまま全部入れて」
「大丈夫?我慢できる?」
「私が欲しがってもしちゃだめよ。ね?良いでしょ?」
「うん、分かった。俺も我慢してみる」
「あぁぁぁっ、来たぁっ、こんな奥まで入ってるぅっ」
晃一は菜摘の肉壁の感触を楽しみながら奥へ奥へと入っていった。しかし、先ほどと違って全部は無理のようだ。どうしても途中で止まってしまう。やはりまだ全部入れるには時間をかける必要があるのだ。
「それじゃ、しばらくこのままだね」
そういうと晃一は菜摘に被さって優しく菜摘を抱きしめた。菜摘は唇を絡めながら腰を動かして更に肉棒を飲み込もうとする。すると、少しずつだが肉棒は更に入り始めた。だんだん快感が強くなってくると菜摘はキスどころではなくなってくる。
「んはぁぁっ、ああんっ、素敵ぃっ、いっぱい入ってる」
「そうだね、菜摘ちゃんの中が動き始めたよ」
「んあぁぁぁ、気持ち良い?」
「うん、とっても良いよ。さっき出してなかったら我慢できないと思うよ」
「私もぉっ、でも、さっきと同じくらい良くなってきたぁ」
「そうなの?我慢できる?」
「わかんない。ああぁぁん、じっとされるのはやっぱりいやぁ」
「だぁめ、さっき菜摘ちゃんが自分で欲しがってもしちゃだめって言ったでしょ?」
「分かってるぅ、分かってるけどぉ、ああぁぁん、やっぱりこのままはいやぁ」
「だめだよ。してあげない。このままだよ、良いね?菜摘ちゃんの中が動いてるからこのままでも気持ち良いよ」
余裕を見せる晃一に対して、焦らされると我慢できなくなるように教え込まれた菜摘の身体は確実に菜摘を追い込んでいった。菜摘はさっき言ったことを後悔し始めていた。このままだと絶対我慢できなくなると確信した。それなら自分から動けば良い。
「やっぱり我慢できないっ」
そう言うと菜摘は自分の腰を使い始めた。クンクンと菜摘の腰が突き上げられる。今度は奥へと入れるためではなく、出没の替わりだ。
「ああぁぁっ、ああっ、ああっ、あっ、あっ、あぁっ・・・」
「おやおや、菜摘ちゃんの腰が動き始めたよ」
「知ってるくぇにぃっ、あっ、あっ、あっ、ああぁっ、あうっ、止まらないのぉっ、パパもしてぇっ」
「だあめ、菜摘ちゃんが自分でするのは良いけど、俺はしないよ。約束だからね」
「いやぁ、パパもしてぇっ」
「だめ」
「そんなぁ、ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ・・・」
菜摘は一人だけ快感をむさぼる姿が恥ずかしかったが、身体が欲しがってどうしようもないので腰を何度も動かして肉棒を味わった。ただ、心のどこかで晃一になら知られても良いと思っていたことも事実だった。
しかし、深々と肉棒を入れられていれば少ししか出没できなくても次第に感覚は盛り上がってくる。菜摘の肉壁はその幼い腰の動きをスムースにしようと更に液体をはき出してくるのでだんだん菜摘の動きだけでも肉棒がぬるぬると大きく出たり入ったりするようになってきた。そうなれば菜摘も駆け上がっていくしかない。
「ああぁんっ、だめぇっ、このままじゃいっちゃいそう、ああん、まだ終わるのはいやぁ、パパ、お願い、何とかして」
「抜いて欲しいの?」
「抜かれるのは嫌、このまま何とかしてぇ」
菜摘は肉棒を抜かれるのも絶頂するのも嫌がった。そうなると体位を変えるしかなさそうだ。
「それじゃ、入れ方を変えるからね」
そう言うと膝立ちで菜摘の右足を掴むとぐいっと持ち上げて身体の前を回し、挿入したまま側位にした。肉棒をかき回される感覚に菜摘が声を上げる。
「ああぁぁっ」
晃一は挿入したままの姿勢で菜摘を上から見下ろした。横に寝ている姿を見るのは初めてだ。乳房の形がとてもきれいだと思った。思わず手を伸ばして横から乳房を握る。
「はうぅっ」
側位にされてしまえば菜摘から腰を動かすことはできない。それに体位変換の時に少し肉棒の挿入が浅くなった。ふと見下ろすと、両足を揃えて膝を曲げている菜摘のおしりから秘唇がぽってりと見えており、そこに肉棒が刺さっているのがよく見えた。
晃一はその光景に一気に欲情が盛り上がった。正面から入っているのを見下ろすとの違って、両足を閉じているのに秘唇に肉棒が刺さっているのが見えるのは珍しい。菜摘の身体が両足の離れた間に秘唇が大きく飛び出している構造だからだ。秘唇が強調された挿入光景に晃一は我慢できなかった。
「もう少し入れるよ」
そう言うと肉棒をぐいっと差し込む。
「はあぁぁぅぅっ、ぐぅぅぅっ、きついぃっ」
両足を閉じているので肉棒を肉壁が更に締め付けており、そこに肉棒を押し込まれた菜摘は強い挿入感に声を上げた。