第６９部

 

　「くぅぅぅーーーーーーーーっ」
友紀は大きく仰け反ってから晃一の顔の上に座り込んだままぐったりとヘッドボードに上体を預け、激しく息を弾ませた。今までで一番凄かったと思った。指の先まで痺れている。変な姿勢なので身体を早く楽な姿勢にしたいのだが、身体がぐったりとしていて力が入らない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・」
友紀は動くことができず、しばらくそのままの体勢だった。晃一の上からどこうと思っても身体を持ち上げられなかったのだ。すると、晃一が友紀の腰を少し持ち上げた。
「友紀ちゃん、感じてくれたんだね」
「あぁぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・そんなとこで話さないで」
「まだ敏感なの？」
「そんなところで話されたら、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、いやぁ、まだ敏感になってるの。下ろして、お願い」
「もう少しだけ教えてあげる。今度は自分で腰を前後に動かしてごらん」
「まださせるの？」
「そうだよ。友紀ちゃんにもっと素敵なこと、教えてあげるんだから」
「そんなぁ、今は身体に力が・・・」
「がんばってごらん」
「・・・・うん・・・・そっとよ・・・」
ここまで来たら恥ずかしがる理由は無い。とにかく友紀は晃一の導く世界に身を任せてみることにした。身体は怠いのだが、今の友紀に最早ためらいは無かった。気力を振り絞ってだるい身体に力を入れて再び上体を起こすと、
「どうするの？」
と聞いてきた。
「しっかりとヘッドボードを掴んで、膝で身体を支えて腰を前後に動かしてごらん」
そう言って晃一は友紀の足を大きく左右に開き再び舌を使い始めた。
「ああぁぁっ、また始めるのぉ、ああぁあんっ、いやぁぁ、ああぁぁぁーっ」
友紀はそう言ったが、最初は不器用に腰を前後させ始めた。すると、さっきとはまた少し違うはっきりとした快感が吹き上がった。ズリッズリッと友紀の小さな腰が晃一の顔の上を滑る。すると腰を前後させる度に電流のように快感が走り抜けていく。
「ああぁぁっ、こんなことまでぇっ、ああぁぁぁっ、だめぇっ、止まらないぃっ」
最初は晃一の手で動きをサポートしてもらっていた友紀は、直ぐに自分から腰を使い始めた。
「ああぁっ、あっ、あっ、はう、あっ、あっ・・・・」
晃一の顔の上で秘部が滑っていることは分かっていた。しかし、猛烈に気持ち良いのだ。それに、友紀は少ししか腰を動かしていないのに、晃一は首を前後に動かして友紀の腰の動きを増幅させているので友紀が夢中にならないはずが無かった。
「ああぁっ、ああぁぁっ、ああぁぁっ、あーっ、あぁーっ・・・」
友紀は残りの体力を全て使って腰を前後させて快感をむさぼった。そして、いったばかりで敏感な少女の身体は、少女の願い通り再び絶頂の階段を駆け上っていった。
「ああぁぁっ、いっちゃいそうっ、ああぁぁっ、またぁっ、またいくぅっ、ああぁぁっ」
やがて友紀がそれを確信した時、晃一の両手が再び乳房へと伸びてきた。
「またそれをするぅーーっ、ああぁっ、ああっ、ああっ、あうぅっ、いくぅーーっ」
友紀は先程と同じ体勢で、乳房を揉まれながら絶頂した。
「っくぅぅーーーーーっ」
その瞬間、晃一の両手が乳房を揉み寄せ、指の間に乳首を挟んで友紀の絶頂を高めた。友紀の身体は大きく仰け反って硬直し、少しの間そのままでいてからぐったりと晃一の顔の横に崩れ落ちた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
晃一の隣に崩れ落ちた友紀は呼吸が苦しさに何もできなかった。『こんなことされたら死んじゃう。息ができない。凄すぎる』友紀は激しく息を弾ませていた。余りに身体が怠くて息が苦しいのでベッドに身体を横たえても楽になった気がしない。とにかく今の友紀の身体には酸素が必要だった。
友紀が激しく息を弾ませていた時、晃一は完全に復活していた。目の前に少女のお尻があり、その間で妖しく蠢く秘口がある。これで興奮しないはずが無かった。晃一は起き上がるとスキンを装着し、ぐったりとしたままの友紀の身体をベッドの中央に据えた。友紀の足を大きく開いて再び挿入の体勢に入る。
友紀は晃一の様子を見て意図を理解した。
「おじさま、今するの？待って、今は待って、お願い、少しだけ待って」
「友紀ちゃん、今度は下になって良いんだよ。優しくしてあげる」
そう言いながら晃一は友紀の両足を広げ、肉棒を友紀の入り口に合わせた。
「おじさま、今はだめ、疲れてだめなの」
「大丈夫。優しく入るから」
「待って、おじさま、待って」
「だいじょうぶ」
そう言うと晃一は友紀の中に肉棒をゆっくりと埋め込んでいった。
「あああああああああああああ・・・・」
友紀は先程のような無理矢理押し広げられる感覚を覚悟したが、晃一の肉棒は思ったより簡単に友紀の中に入ってきた。『え？もう入ったの？ああああ、奥まで一気に来た。どうして？』友紀は少し驚いたが、いったばかりだと思い返して納得した。『あ、そうか、いったばっかりだから身体が鈍感なんだ・・・そうなんだ、あそこまで鈍いんだ・・・』
「どう？痛い？」
晃一は友紀に覆い被さり優しく抱きしめて言った。
「うん、大丈夫。なんか変な感じ。おっきいのが入ってるのに・・・・」
「少しずつ感じてくるからね。疲れたでしょ、このまま少しじっとしていようか」
「でもおじさま、動きたくないの？気持ち良くない？」
「大丈夫。こうしてじっとしてると友紀ちゃんの中が動いてるのがよく分かるから。これはとっても気持ち良いんだよ」
「嬉しい。でも、なんか恥ずかしいな。私の中の事なんて・・・・。ね、抱いて、キスして」
友紀は晃一が直ぐに動き出してこれ以上苦しくなるのを避けようと、晃一に甘えてきた。
「うん、リラックスしてね」
晃一も直ぐに動く気は無いらしい。友紀は心から安心し、晃一に抱きしめてもらいながら幸せを感じていた。『あん、なんか安心。これが女の幸せって言うのかな？』力強い腕に抱かれ、優しくキスされながら大人の肉棒を受け入れているのだ。身体の奥まで太くて長大な肉棒を受け入れていると、心から大人に愛されているという実感を得られる。『さっきはいっぱいいっぱいで入れられるだけで大変だったのに、今はこんなに奥までおっきいのが来ても大丈夫・・・あん、素敵。なんか、少し感じてきたかな・・・うふ、嬉しい・・・』友紀は身体の中深くまでたっぷりと満たされている実感に、徐々に感覚が戻ってくるのを静かに受け入れ始めた。
一方晃一は、友紀の中が再び徐々に締め付けてくるのを感じていた。
「友紀ちゃんの中がまた狭くなってきたよ。大丈夫？」
「うん、おじさまは？気持ち良い？」
「もちろん。元々気持ち良いんだから。今もどんどん気持ち良くなってるよ」
「動きたい？良いよ、動いても」
「うん、ちょっと動いてみるかな」
そう言うと晃一は、軽く数回腰に力を入れてみた。更に友紀の中に肉棒が埋まり、ほとんど全部入った。
「あうぅぅっ、ううっ、ううっ・・・」
「友紀ちゃん、これでほとんど入ったよ」
「ああん、・・・・深い、やっと全部入ったの？・・こんなに長いなんて・・・・ああん、先っぽが奥に当たってる、入り口も奥も、みんな感じちゃう・・・」
友紀は初めて晃一を全て受け入れた喜びに、快感がどんどん増していった。
「友紀ちゃんも感じてくれてるんだ。嬉しいな」
「あ・ああ・・あああ・・あ・・・また・・・少し感じてきた・・・」
「友紀ちゃんが感じたいようにすれば良いよ」
「また私が動くの？おじさまがして・・・お願い」
「うん、それじゃ、もう少ししてからね。友紀ちゃんの身体のことも考えないと」
「おじさまってガツガツしないのね、やっぱり素敵・・・女の子の身体を考えてくれる・・・ああぁぁ、また・・・」
「友紀ちゃんが感じるのを見るのが好きなんだ。良いだろ？」
晃一はそう言いながらゆらゆらと肉棒を友紀の中で遊ばせた。友紀の中はそれに反応してどんどん活発に動き始める。
「おじさま・・・・素敵・・・・あああ・・・夢中になりそう・・・・・」
友紀は身体のことでは無く気持ちのことを言ったのだが、晃一はそう思わなかったらしい。
「気持ち良くなってきた？夢中になりたい？」
「・・・うん・・・・・夢中にして・・・・優しく・・・・いっぱい」
そう言うと友紀はそれを示すように軽く腰を何度か小さく突き上げた。
「ああんっ、凄く敏感になってる」
「気持ち良かった？」
「うん」
「ズボズボして欲しい？」
「うん、でも、おじさま、疲れない？」
「大丈夫だよ」
「うん」
「それじゃ、ゆっくり始めるよ」
晃一は友紀を抱きしめながら、ゆっくりと腰を使い始めた。友紀は下から晃一に両手両足で抱きつき、身体の中をゆっくりと肉棒が往復するのを感じる。『ああぁぁ、身体の外も中もおじさまでいっぱいなの』と思いながら、自然に声をあげていた。
『友紀ちゃんの中は凄く良いな。菜摘ちゃんだって良かったけど、出し入れする感覚は中が輪になって締め付けてくる友紀ちゃんの方がずっと良い』と思いながら晃一は腰を使っていた。一度出しているのでまだ余裕があったが、その気になってペースを上げれば簡単に終わってしまいそうだ。しかし、晃一は無理にペースを上げようとしなかった。
しかし、友紀にとっては既に最高の出没になっている。晃一にとっては大人しい動きでも、友紀にとっては最高に感じる出没だった。
ただ、どんどん感じると同時に息が苦しくなってくる。
「ああぁぁっ、おじさまっ、素敵、ああっ、素敵っ、でも息が、また息ができないっ、ああぁっ、あうぅっ、あうぅぅっ」
「少しゆっくりにしようか？」
晃一はストロークを長くして速度を落としたが、友紀にとっては同じ事だった。ズイッと肉棒が入ってくる時も、先端のカリ首が肉壁をひっかきながら抜けていく時も、友紀には素晴らしい快感を与えていた。
「ああぁぁっ、あうぅぅっ、ああぁぁっ、あうぅぅっ、息がぁっ、できないぃぃっ」
「一回抜く？」
「いや、このまま、このまましてぇっ」
友紀はあまりの快感に晃一の背中に手を回したり、首に手を回したり、更に足を晃一の腰に絡めたりして晃一に必死に掴まりながら、晃一の下で最高の瞬間が来るのを待ち続けた。
「友紀ちゃん、大丈夫？」
「ああぁぁっ、もう、もうだめぇっ、おじさま、出してぇっ」
「いっていいんだよ」
「私だけはいやぁ、終わって、出してぇっ、お願いっ」
しかし、友紀の願いもむなしく、友紀の身体は完全に限界だった。友紀の中の肉棒を締め付ける輪っかがきつくなってきた。
「ゆきちゃん、いってごらん。いきなさい」
晃一は優しくそう言ったが、友紀にはもう余裕が無かった。
「あああっ、もうだめ、いく、おねがいっ」
友紀がいきそうになったので、晃一は抱きしめていた両手を友紀の肩にかけ、グッと肩を引き寄せるようにして友紀の中に更に肉棒を深く打ち込んでいく。『おおっ、これはっ、いいぞっ』晃一は夢中になって腰を動かし、友紀の肉壁にゴリゴリと肉棒が扱かれる感覚に夢中になった。
「ああああぁぁぁぁぁっ、まだ入れるぅぅっ、だめぇっ、っくぅーーーーーーっ」
友紀は最後の声を上げると、両手両足で思い切りしがみつき晃一の下で大きく仰け反って身体を硬直させた。そこに深々と晃一が肉棒を打ち込まれる。友紀の中がグッと締まり、晃一の肉棒を強く締め上げた。そのまま出没を続けたため、晃一も一気に高まって精を放った。
「ああっ、友紀ちゃん、出しちゃうっ」
「うぅぅぅぅーーーーーーっ」
友紀が変な声を上げ、二人は深く繋がったまま最高の瞬間を迎えた。晃一は抱きしめた小柄な友紀の身体の中の肉棒を感じながら『凄い、やっぱりこのこの中は最高だ。こんなに締め上げるなんて』と素晴らしい放出感に陶然となった。一方友紀も『おっきいのって痛いだけで感じないなんて絶対嘘。さっきは最初だから感じたのかと思ったけど、絶対違う。おじさまのって凄い、身体中がいっぱいになる・・・』と、ぼうっとした頭の中で思った。
「友紀ちゃん、大丈夫？」
「ううう、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
友紀は息を弾ませて酸素を必死に取り込みながら、晃一の肉棒がだんだん小さくなっていくのを感じていた。
「友紀ちゃん？」
「はぁ、はぁ、はぁ、死ぬかと思った・・・・」
「だいじょうぶ？」
「はぁ、はぁ・・・ちょっと待って・・・・はぁ、はぁ、大丈夫」
晃一は肉棒をゆっくりと引き抜き、仰向けになると友紀を改めて抱き寄せた。
「最高だった。ありがとう」
「おじさま凄すぎ。高校生相手にこんなこと教えないで」
友紀は晃一の胸に頭を乗せて身体を優しく撫でられながら、気怠い幸せの中にいた。
「ちょっとやり過ぎたかな？俺も出しちゃうとは思わなかったよ」
「そうよ、やり過ぎよ」
「ごめんね。友紀ちゃんがあんまり可愛くて、夢中になっちゃったんだ」
「私も夢中になっちゃった・・・・・」
「入れすぎて痛くない？」
「大丈夫。ちょっと奥が痛いかも・・でも・・・・」
「でも、なんだい？」
「神戸に行ったらどうなるの？ちょっと心配」
「どうなるって？」
「だって、ホテルに行くんでしょ？その時・・・」
「いやなの？」
「もう、今さらそんなこと無いけど。どんなこと教えられるのかなって思っただけ」
「どんなこと教えて欲しい？」
「わかんないの。だからちょっと心配なの」
「それじゃ、どうなるのかお楽しみって事だね」
「まぁ、そうね・・・・・もう・・」
そう言うと友紀は再び晃一の腕に抱かれる幸せに浸った。できることならこのまま眠ってしまいたいと思う。身体は既にぐったりとしている。
「ねぇおじさま、もう少しこのままでいて良い？」
「うん、良いけど、時間、大丈夫？」
「今何時？」
「もう直ぐ７時かな？」
「もう７時？私たち、４時間も居たの？」
「そうだね。最初の１時間くらいはテレビを見てたけどね」
「それじゃ、３時間もこんなことしてたの？」
「そう・・・だね・・・・」
「信じられない。まだ１時間くらいかと思ってた」
「友紀ちゃん、いっぱい感じてくれて夢中だったからね。何回いったのかな？」
「えーと、もう、そんなこと良いでしょ。いっぱいいかされちゃった」
そう言いながら友紀は自分のいった回数を数えていた。『５回かな？それとも６回？もう、私ってこんなに簡単にいっちゃう身体なんだ。きっとおじさまだからなのね。おじさまにかかったら高校生なんてあっと言う間なんだろうな・・・』
「あ、友紀ちゃん、海鮮丼」
「あ、忘れてた」
「食べる？」
「今はいい・・・・ごめんなさい・・・・なんか、怠くて食欲が無くて」
「分かったよ。もう少しこうしていようか」
「うん」
友紀は本当はお腹が減ってるはずなのに、どうして食べたくないんだろうと不思議だった。セックス直後は食欲が抑えられると言うことをまだ知らなかったのだ。
「のど、乾いてる？何か持ってこようか？」
「ううん、ここに居て。このままこうしていて・・・」
友紀はもう少しこうして抱いていて欲しかった。
「それだと、またしたくなるかも知れないよ？」
「まだするの？、もう、許して、これ以上は本当に無理」
「だめなの？」
「あれだけ私の身体を好きにしたんでしょ。少しはこうしていて」
「怒ってる？」
「まさか、ただもう少しこうしていて欲しいだけ」
友紀は静かに晃一に抱かれ、身体を優しく撫でてもらいながら身体を休めていた。『裸になって抱かれているのがこんなに幸せだなんて。こんな幸せ、感じたこと無かったなぁ』友紀は全力で走った後のような疲れの中で静かに目をつぶっていた。