第73部

 

 「お願い、夢中にさせないで」
「あんまり感じ無いようにするんだよ」
「・・・・やってみる・・・・でも・・・」
友紀はそう言ったが、全然自信は無かった。二人きりの部屋に入り、膝の上で身体を触られているのだ。安心できる環境で好きな人に触られていて夢中にならないはずが無かった。友紀は晃一が上手にリードしてくれると信じ、晃一の手が制服のジッパーを下げていくのをじっと見ていた。
晃一は友紀のジッパーを下げると、左手で友紀の背中を支え、右手を制服の中へと差し込んでいった。最初、ブラジャーの中に包まれている膨らみはぷるんとした感じだったが、左右の膨らみを優しく撫でていると、どんどん固くなっていくのがよく分かった。そして友紀の息がだんだん荒くなってくる。そして、膨らみの先端にポツッとした突起がはっきりと現れてきた。
「は・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・う・・・・・だめ、おじさま、だんだん感じてきて・・・」
「止めた方が良い?」
「・・・・・・・・・・・・」
「もう少し続ける?」
「・・・・して」
友紀はちょっと息を乱しながら答えた。晃一は更に膨らみの裾野から先端に向かってそっと指で撫で上げ始めた。友紀の乳房は固くなってブラジャーを押し上げているようで、カップの両サイドは少しだけ肌に食い込んでおり、乳房の裾野には僅かにブラジャーのカップに包まれていない部分があるようだ。きっと固く膨らんだからだろう。晃一はカップから僅かに出ている部分を重点的になぞるように愛撫していった。
晃一の手に触られる度に乳房は新しい快感を友紀の身体に沸き上がらせていく。友紀はどんどん快感が膨らんでくるのを押さえることができなかった。
「はあぁぁ、やっぱりだめ、おじさま、だめ、我慢できなくなりそう」
友紀は軽く喘ぎながら、これ以上愛撫を受けたら絶対にこれだけでは我慢できなくなると思った。
「そうか、それじゃ仕方ないね、いったん降りようか」
そう言うと晃一は友紀を抱き上げて自分の右に座らせ、目の前の大画面テレビを付けた。ただ、右手だけは友紀の脇から制服の中に差し込まれ、既にはだけた制服の中に差し込まれてブラジャーの上から乳房を包んでいる。
ちょうどニュースの時間で、どのチャンネルも同じような内容を流していた。晃一の借りている部屋のテレビよりは少し小さいが、ソファとの距離が近いのでかなりの迫力だ。
しかし、友紀はニュースをあまり見ていなかった。一度感じ始めた乳房は晃一の右手が優しくゆっくりとカップを撫で回すだけで十分以上の快感を沸き上がらせており、これだけでため息が漏れるほど気持ち良い。友紀はニュースを見ているのに息が荒くなるなんて恥ずかしくて言えなかったので、快感を必死に堪えてニュースを見ているふりをしていた。
しばらくした時、コマーシャルに入った。晃一はそれまでニュースを見ていたのだが、ふと友紀が気になって左手で友紀の顔をこちらに向かせるとキスをした。それにあまり意味は無かったのだが、友紀は驚くほどねっとりと舌を絡ませてきた。ふと見ると友紀の顔は赤みを帯びて目は潤み、目の下にぽっとピンクの斑点が現れている。セックスフラッシュというやつで、経験の少ない少女の間だけ見られる性的に興奮している証拠だった。
そこで晃一はちょっとだけいたずらをしてみることにした。優しくカップを撫でている乳房を軽くぎゅっと握ってみる。途端に、
「ああぁっ」
と友紀はビクンと反応して声を上げ、上体を屈めると脇から入っている晃一の右手を両手で抱きしめながら身体を左右に振って足をバタバタさせ、さらに声を上げた。敏感になっていたところを揉まれたので快感が身体中を走り抜けたのだ。
「ああんっ、嫌あっ、意地悪ぅっ、ああっ、ああっ」
友紀は更に何度か身体を左右に振って声を上げてから、晃一を恨めしそうに見つめてきた。
「おじさまの意地悪。もう・・・」
「感じちゃった??」
「知らない」
「我慢してたの?」
友紀はこくんと頷いた。晃一の右手に膨らみを軽く撫でられる度に快感を堪えてじっと我慢していたのだ。そして、
「もう我慢は嫌。おじさま、ちゃんとして」
と言うと晃一に身体を預けてきた。さっきまで必死に我慢していたのだが、だんだん我慢するのも無駄に思えてきた。これだけ感じているし、無理に我慢したところで誰にも得にならない。それより、せっかくの二人っきりの時間なのだから、思いっきり愛されたい。もう我慢などしたくなかった。
晃一は友紀を再び膝の上に横向きに座らせた。最早友紀は嫌がらなかったが、
「やっぱりこんな明るいところは恥ずかしいな・・・・」
とだけ言った。制服を開くと友紀の小柄だが可愛らしい上半身が現れてきた。まだ乳房はブラジャーに包まれているが、胸の辺りのラインは晃一を十分に夢中にさせる女のラインを持っている。特にくびれた腰から小さなヒップへのラインが素晴らしかった。晃一は友紀の胸に顔を埋め、ブラジャー越しに手と唇で愛撫を加え始めた。
「んはぁぅ、ああぁん、そんなぁぁ、いやぁぁぁ、それはぁぁぁっ」
友紀は愛撫に感じながらも嫌がっているような声を出した。じっくりとした愛撫より更に先を求めているのだ。しかし、晃一は焦ったりしなかった。まだ時刻は6時半前で予約した夕食の時間まで30分以上ある。後でベッドに入ってすることを考えれば、最初はたっぷりと焦らして回数を少なくした方が良いのだ。特に友紀はいきやすいのだから、あまり何度もいかせてしまうと夕食後に楽しむ体力が無くなって疲れて寝てしまうかも知れない。
しかし、それは今の友紀にとって残酷な判断でしか無かった。晃一の唇が膝の上に座ったままの友紀の肌の上を滑っていくと素晴らしい予感が湧き上がるのに、ブラジャーの布地の上に移ると弱いぼけた感覚になってしまう。
「あああぁん、あん、あん、あうぅぅぅ」
それでも友紀はもう直ぐ晃一が制服とブラジャーを脱がせてくれると信じて愛撫を受け続けた。しかし、元々晃一の愛撫はかなり弱めなので、友紀の身体はどんどん敏感になっていく。それに晃一は一番敏感な乳首の辺りは触ってくれない。
「おじさま、お願い、ああぁぁぁぁ、ねぇ、お願い・・・」
友紀は喘ぎながら晃一に先を求めた。
「うん、もう少し優しくしてからね」
友紀の願いもむなしく、晃一は更にブラジャー越しに顔をすりすりしたり、唇で裾野の辺りを可愛がったり、更に右手で軽くカップを撫で回したりしている。薄手の布地の下から小さな突起がはっきりと現れてきた。
「ああぁぁん、おじさまぁ、お願い、ね、お願い」
友紀は更に遠回しにおねだりをしたが、晃一は同じ事を繰り返すだけだった。
友紀はもう本当に我慢したくなかった。しかし、晃一はこれ以上のことはしてくれそうに無い。そこで友紀は思い切って実力行使に出ることにした。友紀は晃一に愛撫されながら自分の手を制服の中の背中に回すと、自分でブラジャーのホックを外した。
晃一は今までぱんぱんに張っていたブラジャーが急に緩くなったので、友紀が自分でブラジャーを外したことを知った。しかし、晃一は女の子が我慢できないと我慢することを教え込みたくなる。
「友紀ちゃん・・???」
「おじさま、いいでしょ?お願い、優しくして・・・・」
「友紀ちゃん、我慢できなかったの?」
その言葉で、友紀は晃一が我慢を期待していたことを知った。
「ごめんなさい・・・・、だって我慢するなんて・・・・」
「それじゃ、我慢する練習をしてみようか」
そう言いながら晃一は膝の上の友紀の制服を脱がせると、そっとブラジャーを取り去った。友紀は大人しく脱がされると、直ぐに胸を押さえた。
友紀の小柄だが綺麗な上半身にぷくっとお椀のように半球形に膨れた乳房が現れた。手に半分隠れているがほとんど完全に半球形で全く下に下がっていない。そしてその頂点に、色が薄くて小さな乳首が尖っている。先週も見た乳房だが本当に綺麗だと思う。晃一が友紀の手を取って頭の上に上げると、友紀は恥ずかしそうに大人しく乳房を晃一の目の前に晒した。
「あ・・・・ん、そっとね・・・あんまり見ないで・・・」
一瞬、友紀は直ぐに愛してもらえるのかと思ってしまった。
「大丈夫。友紀ちゃんは感じていれば良いから」
そう言うと晃一は友紀にねっとりとしたキスをして、ゆっくりと舌を絡ませた。
「んんん・・・・・・・んん・・ん・・・」
友紀はその晃一のキスから、何か新しいことが始まると直感した。
「じっとしてるんだよ。ゆっくりするからね。我慢してごらん」
晃一は友紀の手を下ろすと、目の前に現れた綺麗な乳房に手を伸ばしていった。友紀は『我慢なんかしたくない』と思ったが、晃一が乳房に手を伸ばしてくる様子を見て、その場に流されてしまった。晃一の手が友紀の小さな乳房をゆっくりと撫で回し始めた。
「おじさま・・・ああん、はん、はぁぁ、はうっ・・・・」
友紀は最初、晃一が望み通りに愛してくれると思った。しかし、晃一の愛撫は今まで以上に繊細で、ほんの少ししか肌に触ってこない。そしてわざと乳首近くまでゆっくりと指を這わせては、ゆっくりと遠ざけていくのだった。
「ああぁぁん、おじさま、それはいやぁ、そこっ、あああああ、ああん、はうっ、そこぉっ・・・いやぁぁ」
友紀は絞り出すような甘え声で晃一にはっきりした愛撫をねだるが、晃一は決して敏感な乳首に触ろうとはしなかった。
「ほうら、だんだん感じ易くなってきたろう?」
「あ・・あんっ、ああぁぁぁぁ・・・・・んんんんっ、ううんっ・・ああああああぁぁぁ」
友紀は両手を下げたまま、少し身体を捻りながら悶え始めた。晃一の指は何度も乳首の周囲をゆっくりと回り、期待に友紀の口から甘い息が漏れるとゆっくりと遠ざかっていく。更に晃一の愛撫は周囲を回っている時は少しずつ愛撫を強くしていく。だから友紀は今度こそと思うのだが、それでも晃一の指は乳首ギリギリで遠ざかってしまう。
「ああぁ、あうぅん・・・はぁ、ああん、あう、ううぅ・・あぁぁ」
友紀は両足をぎゅっと組んで秘核の疼きに耐え続けていたが、それも限界が近そうだった。友紀の乳房が敏感になればなるほど、晃一の愛撫はソフトになりゆっくりと指先だけが硬く張った乳房の周りを這っていく。最初、晃一は右手の指4本で撫でていたが、友紀が感じてくるに従い、3本になり、2本になり、とうとう人差し指1本になった。しかし、つーっと軽く撫でられるだけでも今の友紀には十分以上の快感の予感だった。
特に、乳首の近くを指が這い回ると友紀の身体には我慢できない焦れったさが溢れ出る。
「ううっ、いやぁ、あんっ、ああぁぁん、そこぉっ」
それでも友紀は次こそはと何度も何度もはっきりとした愛撫をねだり続けた。そして、これが晃一の言う『我慢の練習』なのだと言うことが分かり始めてきた。晃一の愛撫はあくまで優しく、とても丁寧に友紀の乳房を可愛がってくれる。しかし、晃一が決めた時まで待たなくてはいけないのだ。友紀にはこれが自分でブラジャーを外した罰なのだと言うことが分かってきた。
「ああぁぁ、いやぁ、おじさま、ああん、それはもういやぁ、許して、お願い」
友紀はそう言って上半身を軽く左右に振り、何とか晃一の指が乳首の上を通るようにしたかったが、いつもギリギリで晃一の指は逃げていった。よっぽど友紀は自分で晃一の手を取って乳房に押しつけようと思ったくらいだった。しかし、それはまだ2度目の晃一に対してできるはずも無い。
「ああぁぁぁん、おじさま、ごめんなさい。もうしない、もうしないから、お願い、許して」
友紀が完全に観念したことを納得した晃一は、
「今度からはしっかり我慢する?」
と言った。
「はい・・・今度からはちゃんと我慢するから、もう練習は許して・・・お願い、優しくして、お願い、ね?」
「友紀ちゃんは良い子だね。ちゃんと我慢できたよね」
その言葉で友紀は晃一が許してくれたことを知った。しかし、あまりに過酷な『練習』はもう二度と嫌だと思った。
「それじゃ、ちゃんと我慢できたご褒美だよ。感じてごらん」
そう言うと晃一は、膝の上の友紀の身体を軽く倒して乳房を突き出させ、右の乳房に舌を這わせながら、そのまま乳首を口に入れ、右手で左の乳房をそっと揉み始めた。
「はうぅぅぅーーーっ、ああぁぁぁ、おじさまぁぁぁ、ああぁぁぁんっ、いきなりするぅーっ」
友紀は突然与えられた最高の快感に、晃一の膝の上で悶えながら声を上げて激しく両足をバタバタと何度も交差させた。その勢いでスカートはめくれ上がったが、今の友紀にそれを気にする余裕など無かった。とてつもない快感が友紀の身体の中を暴れ回る。
「ああぁぁっ、あうぅっ、はう、はう、はあぅぅっ、うあぁっ、あうぅっ・・・」
友紀はこのままいってしまうのではないかと思ったくらい強烈な快感だった。
「ちゃんと我慢できたご褒美だよ」
晃一はぷくっと膨らんだ乳房と敏感になっている乳首を手と口で何度もゆっくりと、そしてたっぷりと愛していった。ねっとりと乳首を舐められ優しく指で転がされると気持ち良さに夢中になってしまう。
「ああぁぁぁぁっ、だめぇ、そんなにしたらぁぁっ、ああぁぁぁぁっ、いやぁぁぁ・・」
友紀は『なんて素敵な感じなの。こんなにされたら私、もう我慢なんて無理。ああぁぁ、こんなに気持ち良いなんて。素敵、とっても素敵。もっとぉっ、もっと素敵にしてっ』と思いながら部屋に自分の声が響くのを感じていた。自分の声を冷静に聞いているもう一人の自分は『私の声、なんか音楽みたい。おじさまに優しくされると、私は楽器みたいになるの』と思った。ただ、乳房の快感と同時に秘核の疼きも強烈で、とにかく何とかして欲しかった。乳房を愛されながら友紀は、早く次をして欲しくて心待ちにしていた。
友紀の乳房は固くて敏感で、愛していてとても気持ち良かった。特に乳首を口の中に入れると友紀は仰け反って喜ぶ。晃一は友紀の感じる仕草に完全に夢中になってきた。そして、強く感じる度にガサッガサッと両足を交互に交差させる友紀のスカートの中もそろそろ慰めてあげたくなってきた。
やがて晃一の右手が乳房からスカートの中に移動すると、友紀はそれを喜んで受け入れ、足を少し広げた。
しかし、晃一の右手がパンツの上から秘丘を軽く撫でただけで、
「はあうぅーーっ」
と大きな声を上げたので、晃一の手が止まった。
「もっとそっとした方が良い?」
と言いながら手をいったん引き上げようとすると、友紀はその手を掴んで、
「いや、このまま、お願い」
とうわずった声で言った。友紀だって早くパンツの中を慰めて欲しかったのだ。友紀の様子から、パンツの上から可愛がるのは省略しても良いと思った晃一は、
「それじゃ、まずこうしてあげるね」
とパンツの上から秘部を優しく撫で始めた。秘丘の上から秘核の上へとそっと指を這わせていくだけで友紀の身体に快感と焦れったさが同時に湧き上がっていく。
「ああぁぁぁぁぁ、それはぁぁぁぁぁ、あああああっ、あうぅぅぅぅっ」
快感が強いので自然に友紀は足を閉じようとしたが、その度に晃一は友紀の足を広げていく。そして友紀は晃一の膝の上でだんだん足を開いたまま秘部を丁寧に撫で回されて声を上げることになった。
「友紀ちゃんは敏感だね」
「ああぁぁぁ、おじさまぁぁぁ、ああぁぁんっ、そんなにしたらぁ、あうぅぅぅっ、ああうぅぅぅっ、許して、お願いよぉ」
友紀はじっと晃一の与える焦れったい快感に耐え続けた。もちろん友紀にだってこのままパンツの中に手を入れればどうなるか位よく分かっている。それでも必死に我慢しているのだ。晃一はそろそろ友紀に次のご褒美をあげなくてはいけないと思った。
「それじゃ、脱がすよ、良いね?」
と言うと、パンツをゆっくりと片手で左右交互に引き下ろしていった。晃一の視線を浴びながらゆっくりとパンツを脱がされていく。普段の友紀だったらかなり嫌がっただろうが、今の友紀には嫌がるつもりなど全くなく、恥ずかしいながらも大人しく脱がされて晃一の目の前に茂みを晒した。
今や友紀は全裸に制服の捲れ上がったプリーツスカートとソックスを身につけているだけだった。
「次はこっちを可愛がってあげるね」
晃一は捲れ上がったスカートから見えている友紀の下腹部の小さくて少しだけ濃い茂みの奥に人差し指をそっと差し込んでいく。
「そっとするから安心して良いよ」
晃一はそう言うと、人差し指を秘唇の間に差し込んだ。閉じている秘唇の中で指をゆっくりと掻き回すと、ねっとりとした感触の向こうにぷくっと膨れた可憐な秘核を感じた。
「はうーーーーーーーーっ」
友紀は晃一の膝の上で思い切り仰け反った。元々膝の上に座っていて身体を愛されたので、友紀が大きく仰け反ると、腰は晃一の膝の上に置いたままソファの上に上体が寝るので、友紀は自然に腰を一番高くして仰け反ることになった。晃一はその友紀の両足を開き、友紀の敏感な部分を丁寧に刺激していく。
「ほら、ここは感じるかな?」
そう言って秘核とその下の平らになった部分を左右に優しく擦ってやると、友紀は、
「ああぁぁぁっ、あう、はああぅっ、あうぅっ、はあぁぁっ、くううぅぅっ、それはだめぇぇっ、ああぁぁぁっ、ああぁんっ」
と声を上げ続けた。