第78部

 

 「わぁ、綺麗」
友紀はお姫様だっこのまま、ジャグジーの外に広がる夜景に声を上げた。そっと身体を鎮めると、温かい湯の中で疲れが取れるようだ。少しお湯の温度が低めだったが、これならそう汗をかくほどでも無い。友紀はエアコンで冷えた身体を温めながら晃一の肩に頭を乗せ、外の景色に見とれていた。
「こんな綺麗な景色、映画でも見たこと無い。ポートタワーがあんなに近くに・・・」
「そうだね。ほら見てごらん、ポートタワーから双眼鏡で友紀ちゃんを見てる人がいるかも知れないよ?」
「えっ、いやぁっ、全部電気を消してぇ」
「ここはだいぶ暗くしてあるから大丈夫だよ。それに、もうとっくに閉館してるから、ほら、タワーはライトアップされてるけど、展望台の窓の電気は消えてるだろ?」
「もう、いじわるぅっ」
友紀はそっと身体を晃一にすり寄せた。
「日本で最初にライトアップされたタワーなんだって」
そう言いながら晃一は友紀の身体を隣に座らせてから軽く引き寄せ、湯の中で友紀の背中から乳房を右手の中に納めた。友紀は何も言わず、晃一に身体を寄せてくる。
「本当に綺麗。神戸って素敵なところね」
「気に入った?」
「うん、こんなに素敵なところなら、もっと前に来れば良かった」
「素敵なのはソファの上?それともベッドの上?それともジャグジー?」
「どっちも・・・・って言うか、おじさまが素敵。おじさまにこうして貰うのが」
友紀は湯の中で乳房を優しくまさぐられながら、男と初めて入るお風呂に不思議な感覚を覚えていた。なぜか全然恥ずかしくない。いつものお風呂なら、完全にプライベートな空間なのに、今はそこに晃一がいるのだ。普通なら全然リラックスできないはずだったが、今は心からリラックスしている。
晃一が友紀の手を肉棒に導くと、友紀の手は自然に握りしめて軽く扱き始めた。すると、晃一自身も驚いたことに、放出から余り時間が経っていないのに肉棒は少しずつ力を取り戻してきた。
「おじさま・・・・・またおっきくなってきたよ」
「どうしてだろうね?友紀ちゃんがとっても可愛いからかな?」
そう言って再び友紀の乳房を軽く握った。
「ううんっ、くすぐったいぃ」
友紀はそう言うと晃一の方に更に身体をすり寄せてきた。晃一が軽く身体を持ち上げると、そのまま自然に晃一の膝の上に横座りしてきた。友紀は軽くキスをしてにっこり笑った。それを晃一は同じ方向を向けて座らせ、
「外の景色を見ていてごらん」
そう言うと晃一は両足を開き、肉棒を友紀の下でそそり立たせた。
「ああん、当たってるぅ」
「当たってるのは嫌?」
「嫌じゃ無いけど、気になるぅ」
「それじゃ、入れちゃおうか?」
「ここで入れるのぉ?お湯が入っちゃう」
「大丈夫だよ。さっき入れたばっかりの綺麗なお湯だし、友紀ちゃんの中はしっかり締まってるからお湯なんか入らないさ」
「でもぉ」
友紀は少し嫌がったようだが、晃一がスキンの包みを破って友紀に渡すと、
「もう、最初からそのつもりだったの?どこにでも置いてあるんだからぁ」
と笑いながら湯から立ち上がった晃一の肉棒にスキンを被せてくれた。
「あちこちに置いてあるだけ。いつ友紀ちゃんに入りたくなっても良いように」
と晃一は言い訳したが、
「もう、そっとしてね。まだ少し身体が怠いの」
と再びジャグジーに座った晃一の上に、向かい合わずに同じ向きで座ってきた。
「これでいいの?」
「そうだね、友紀ちゃんにすれば後ろって言うか、下から入れられる感じかな?」
「どうすればいいの?」
「そのままでいて、俺が入れるから」
そう言うと晃一は肉棒で友紀のお尻を探りながら、秘口に肉棒を当てた。
「あんっ、そこ」
「うん、わかってる」
と晃一が友紀の身体を持ち上げると友紀も素直に入り口を合わせてきた。そのままゆっくりと身体を下ろすと、肉棒は素直に友紀の中に入っていく。
「ううううううううう・・・・・・来た・・・・・・」
「そんなに深く入れないからね」
友紀の中に入れたので、晃一は足を閉じた。今は半分ほど友紀の中に入っている。
「どう?おちんちんを入れられながら眺める夜景は?」
「あああああ・・・・・・おっきいからぁ・・・・でも綺麗・・・・でも・・・あああん、どんどん入ってくるぅ」
と友紀は軽くお尻を左右に振りながら肉棒を更に飲み込もうとした。
「良いの?そんなに入れちゃって?」
「だってぇ、勝手にどんどん入って・・・ああ・・・・・・やっぱり素敵・・・・おじさまの・・・・こんなに何回もできるなんて・・・・ああぁぁぁぁ、また身体が熱くなって来たぁ」
と友紀は肉棒を喜んだ。晃一は友紀の後ろから乳房を優しく揉んでいる。
「そんなに胸ばっかり触らないでぇ」
「二人でいる時はおっぱいって言わないとだめ」
「おっぱい・・・ばっかり触られると・・・・アあん、その気になっちゃうぅ」
「でもジャグジーにいるんだから、景色を楽しまないとね」
「でも、こんなのが入って・・・るのに・・・ああん」
「ちゃんと『おちんちんを入れてる』って言わないとだめだよ」
「ああん、だめなのぉ?」
「そう、言い直してごらん」
「女の子におちんちんを・・・入れて・・夜景を見るなんてぇ、おじさまぁ、悪趣味よぉ」
「そう、最高だよ」
晃一は更に腰を軽く突き出した。
「あうぅっ、でもぉ・・ああん、また入ってくるぅ」
そう言うと友紀は腰をククッと左右に動かして、更に肉棒を飲み込んだ。
「あぁっ」
「友紀ちゃんの身体がおちんちんを欲しがってるのかな?俺は何にもしてないよ」
「うそぉ・・・・・・そんなこと・・・・・」
友紀はあえて否定しなかった。やはり奥まで入れられる充実感が欲しいのだ。晃一に優しく乳房を揉まれ、乳首を可愛がられているとだんだん友紀の肉壁も動き始める。
「ああん、なんか変になってきた・・・・」
「じっとしてた方が良いでしょ?」
晃一はそう言って友紀が感じ始めると、晃一は肉棒だけで友紀を感じることにした。膝の上に載っているが、元々友紀は小柄なので、腰の辺りまでとは言え湯の中では余り体重を感じ無い。肉棒がしっかりと締め付けられ、ゆっくりと輪っか状の狭い部分が肉棒に沿って動いている。
「どう?おちんちんを入れてるだけで触ってないよ」
「でも・・・・それだけで・・・・・はぁぁぁ・・・あん・・・」
「少しこうしていようか」
「うん・・・・」
二人は繋がったままじっと夜景を見ていた。しかし、友紀の中では抑えようと思っても抑えられない感覚が少しずつ大きくなってくる。
「ねぇ、おじさま・・・」
「なんだい?」
「菜摘にもこんなことした?」
「え?菜摘ちゃんに?」
「聞いちゃだめかな?」
「気になるの?」
「うん、ちょっとね・・・・」
「菜摘ちゃんにはこんなことしてないよ。だって、あそこのお風呂は二人でゆっくり入れるほど広くないし・・・・まぁ、無理に入れば別だけど、菜摘ちゃんは友紀ちゃんとは全然違うからね」
「そうよね・・・そう言うわよね・・・・」
どうやら友紀は晃一が正直に話していないと思ったらしい。
「菜摘ちゃんと同じ事して欲しいの?」
晃一がそう言うと、少しの間友紀は黙っていたが、
「・・・・・ううん、そんなこと無い。なんか、幸せすぎて」
と答えた。
「そうよね。菜摘がいなければおじさまと会えなかったんだから、菜摘には感謝しなきゃ」
「友紀ちゃんは信じてくれないかも知れないけど、本当に全然違うんだよ。って言うか、そんなに細かいこと覚えてないけど」
「うん、ごめんなさい。もう聞かない」
と言うと友紀は腰を再び動かした。
「ああんっ、また入ってきた・・・」
「うん、だいぶ入っちゃったね」
「ねぇ、私にだけしかしないこと、して」
「うん、こうしているのもそうだけど、それじゃ・・・」
そう言うと晃一は、友紀の足を大きく開き、右手を茂みの奥の秘核に差し込んでいった。
「あっ、それは・・・」
そして、友紀が喜ぶように、ゆっくりと秘核の下の部分と、その左右の部分、そして秘核の下の平らな分をそっと円を描くように可愛がり始めた。ほんの少しだけ秘核にも触ると友紀はとても喜ぶ。
「あんまり感じすぎないようにするからね」
「あぅぅぅぅ、それをされたら・・・・・あうぅぅぅ・・・ああんっ、我慢できなくなりそう・・・はぁぁぁ・・・・うううぅぅ・・・」
友紀は挿入された状態で秘核を可愛がられると、自分の中が活発に動いて秘核だけでなく奥の方全体まで気持ち良くなることを知った。『これ、こんな気持ち良いことされたら絶対我慢できなくなりそう、また直ぐにいっちゃって怒られちゃうかも。でも素敵、ああん、これ気持ち良い。あぁぁぁ、もっとして欲しくなっちゃう』友紀は挿入されて指で可愛がられる快感に完全を追い求め始めた。
「止めた方が良い?」
「ううん、して、こっちも・・・・」
そう言うと友紀は晃一の左手を乳房に導く。もっと気持ち良くなりたいのだ。もちろん、これをされたらどうなるかは分かっていた。
「いいの?」
「感じたいの、おじさまに優しくして貰ってるのを。ああんっ、身体が、身体が欲しがって・・・」
「うん、なるべくそっとするから、ゆっくり感じてごらん」
「でも、入れられて触られると・・・とっても・・・・あああぁぁぁ、素敵すぎるぅ」
友紀は晃一に後ろから抱きしめられて乳房を触られ、更に挿入されて秘核を可愛がられていると言うシチュエーションに心から幸せを感じていた。『こんなにエッチで刺激的で優しいやり方があるんだ。ああぁ、だんだん我慢できなくなってきた・・・・』友紀は、晃一がわざとスローに可愛がってくることに、だんだん身体が満足できなくなってきたことに戸惑った。
しかし、晃一は友紀がこのスローな愛撫を喜んでいるものと思っていた。だから乳房も乳首も秘核も、それ以上強くは可愛がらなかった。硬い乳房をゆっくりと揉み、つんと小さく尖った乳首を可愛がると肉壁がきゅっと締まる。秘核を可愛がると肉壁の動きがだんだん活発になる。晃一は一気に友紀が感じすぎないように注意しながら、スローな愛撫を繰り返していた。
「あぁぁぁんっ、ああぁぁ・・・・あうぅぅぅ・・・・」
「友紀ちゃん、夜景が綺麗だね」
「夜景がぁ・・・・あああん・・・・でもぉ・・・・」
「気持ち良い?」
「すごく良いの。ああん、ああぁぁぁっ、やっぱり我慢なんて無理ぃっ」
そう言うと友紀は突然腰をググッググッと前後に動かし始めた。途端に抑えていた快感が友紀の身体の中で吹き上がる。
「ああっ、あっ、あっ、あっ、あうっ、あうっ、やっぱりこっちがいいっ」
友紀が腰を前後に大胆に揺すったので、肉棒はどんどん友紀の中に入っていった。友紀がその気になったので、晃一は乳房も大胆に揉み、秘核もよりはっきりと可愛がって友紀の欲しがっているものを与えた。
「ああぁっ、これぇっ、ああぁっ、こんなにされたらぁっ、ああっ、だめぇっ、いっちゃいそうっ」
友紀はそう言ったが、じっくりと我慢を続けた身体は急速に頂上に向かって駆け上がっていく。友紀の肉壁は晃一の肉棒を何度も締め付け、全体がかなり狭くなってきた。その分二人には快感が強まっていく。しかし、さすがに友紀の不十分な腰の動きと肉壁の動きだけで晃一がいくことはなかった。
「こんな格好でぇっ、ああぁぁっ、このままはいやぁっ」
「大丈夫。しっかりと抱いてるから。気持ち良くなって良いんだよ」
「おっぱいとおまんことどっちが気持ち良いの?言いなさい」
「どっちもぉっ、どっちも素敵ぃっ」
「それなら、どっちもしてあげるからもっと気持ち良くなりなさい」
「ああぁぁぁんっ、そんなに弄っちゃいやぁぁ、ああうぅぅ、本当に、本当に我慢できないのぉっ」
「気持ち良い?」
「最高っ、最高なのぉっ、しっかり抱いて、お願い、抱いて」
友紀は晃一が自分の後ろになので全く見えないままいってしまうことを不安がった。何と言っても目の前には夜景しかない。ふわふわと身体が浮いているような気がする。
「このままいってごらん。神戸の夜景の中でいってごらん」
「抱いてて、もっとしっかり抱いてぇっ、あああぁぁっ、もうだめぇっ」
「友紀ちゃん、ズボズボしてないのにいっちゃうの?」
そう言いながら晃一は左手で抱きしめるようにしながら右の乳房を揉み、右手のピッチを上げた。晃一のサインに友紀の身体は敏感に反応した。もう、友紀の身体を引き止めるものは何も無い。友紀の腰はうねるように動き、グリグリと肉棒を貪った。
「だってぇっ、だってぇぇっ、ああぁぁぁっ、いっちゃうぅぅぅっ」
友紀はそう言うと、グッと身体を仰け反らせ、腰を晃一に押しつけ肉棒を深々と飲み込んで出没運動無しに達した。
「うううぅぅぅーーーっ」
友紀が仰け反ったまま身体を硬直させると、友紀の中がぎゅぅっと締まる。晃一は放出して直ぐなのでまだ余裕があるため、その友紀の腰を掴んでぐいぐいと押しつけて友紀の中を堪能する。
「ううぅぅぅっ、ううぅぅーっ、くぅぅぅんっ・・・」
友紀は初めて後ろからの挿入で緩やかに絶頂した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあっ・・・・・・・」
友紀は晃一に寄りかかって息を弾ませている。
「友紀ちゃん、いっちゃったね?」
「・・・うん・・・・ちゃった・・・・・」
友紀は肉棒を深々と飲み込んだまま、まだ息を弾ませていた。しかし直ぐに、
「おじさま・・後ろはいや・・・前からして・・・・」
と言った。先程のソファでのような身体中を突き抜ける快感が欲しいのだ。
「うん?今度は前から欲しいの?」
そう言って晃一が友紀の身体を引き上げると、友紀は大人しく導かれるままに身体を持ち上げ、そのまま今度は前から跨がってきた。
「おいで」
そう言うと友紀は自分から位置を合わせてきたので晃一は再び対面座位で友紀の中に挿入した。
「ああん、あんっ・・・・もう・・・入れてばっかり・・・」
「いやなの?」
「うん・・・・でも、身体が欲しがって・・・・・・あああああ、まだこんなにおっきい・・・」
友紀は軽く仰け反りながら、肉棒を一気に飲み込んだ。
「あうぅぅーっ、ああん、素敵。ねぇ、私、どうしてこんなに欲しくなるの?」
「どうしてだろうね?」
「私、今まではいつもいくわけじゃなかったのに。おじさまに入れて貰うと直ぐにいっちゃうの。それもすごいの。バキューンて・・・・あ・あ・あぁぁ、また・・」
「前に友紀ちゃんが言ったじゃないの。身体の相性が良いんだって」
「うん、それはそうなんだけど・・・・、あああ・・・・また感じて・・・・でも、安心する・・」
「それともこんなに入れられるのは困るの?」
「ううん、とっても幸せなの・・・・・・おっきいの・・・・いっぱいなの・・・・でも、怠くなって・・・」
そう言う友紀の身体を晃一は優しく撫で回し、時折腰を引きつけ、乳房を揉んで乳首を可愛がった。
さすがに今度は友紀の身体は直ぐにスイッチが入らず、しばらくは挿入された状態でも晃一に甘えながら触られたりキスをしたりして友紀も晃一の肉棒を身体の中に感じることができた。しかし、少しずつまたあの感覚が湧き上がり始めていることは友紀が一番よく知っていた。