第84部

 

 「そうだね、そろそろ気温も上がってきたし」
「ねぇ、誰にも気づかれなかった?」
「ん?」
「声、出しちゃったから・・・」
「大丈夫だよ。そんなに大きな声じゃないし夏だから窓なんて閉まってるだろうし、それにここは他と離れてるから友紀ちゃんの声なんて風に流されちゃったよ。ほら、風は海の方へ吹いてるだろ?友紀ちゃんの可愛い声は海の上さ」
そう言ってまた晃一は軽く腰を突き上げた。
「ああんっ、もう我慢するのは嫌ぁ、お願い、良いでしょ?」
そう言いながら友紀は甘えるように晃一に身体を寄せてきた。
「うん、それじゃ、友紀ちゃんはベッドで愛して欲しい格好で待っててね。直ぐに行くから」
そう言うと晃一はカクカクと何度か腰を突き上げた。
「ああんっ、ここでそれは余計なのぉっ、うんっ、あぅっ、あうっ」
友紀は身体が一気にまた感じ始めたことに戸惑った。しかし、友紀の身体が感じ始めたところで晃一は友紀の身体を持ち上げて肉棒を抜いてしまう。
「ああぁぁんっ」
友紀は、もしこのままもう一度肉棒を入れられたら、部屋に戻らずにここでもう一度始めたくなると思った。やはり肉棒を抜き去られるのはとても寂しい。
「おじさま、直ぐに来てね」
そう言うと友紀は捲れ上がったTシャツから突き出した乳房を手で隠しながら部屋に入っていった。友紀の去った後には夏の緩い外気が残っているだけだ。
しかし、晃一は直ぐに追いかけるつもりはなかった。もちろん、直ぐに追いかけてベッドで再開しても良いのだが、ここで友紀を焦らしたかったのだ。起き上がって悠々と一服してから部屋に戻る。
晃一の思った通り、友紀はベッドの上で晃一を待ち侘びていた。俯せになってじっと晃一を見ている。うつぶせの姿勢の友紀は背中からお尻のラインがとても綺麗だ。晃一は友紀の横に来てスカートを捲り上げ、奥から丸見えになっている秘部に手を入れて割れ目から秘唇へと指を入れていく。
「あんっ」
友紀のお尻がキュッと締まった。もちろん、友紀の中はしっとりと濡れている。ゆっくりと指で秘唇の周りからなぞり始めると、友紀は少しお尻を突き上げた。
「あ・・・あぁ・・・・ああぁぁ・・・・・あぁん・・・手でするの?・・・ああぁぁぁ・・・」
友紀はシーツをぎゅっと握りしめ、枕に顔を押しつけて声を染み込ませてながら喘いでいる。時折お尻を左右に振りながら声を上げているところを見ると、どうやら友紀はベッドの上で安心して可愛がってもらえる喜びを味わっているようだ。晃一はそんな友紀を心から可愛いと思った。更に指を使うと、友紀は声を上げる度にゆっくりとお尻を突き上げてきた。もっと中まで可愛がって欲しいのだ。
「友紀ちゃん、お尻が上がってきたね」
「ああぁぁぁぁ、お願い、そのまま指を・・・・入れて・・・・」
はっきり言えば、本当は直ぐに入ってきて欲しかった。しかし、そんなにおねだりばかりするのは恥ずかしくてできない。友紀は何とか秘部の愛撫の焦れったさを我慢しながら、せめて指を入れて中から可愛がって欲しかった。先程晃一の上で果てたばかりなので身体は怠いのだが、ベッドの上なので感じるだけで良いという安心感が友紀を再び快感の海へと誘っていった。
「こう?」
晃一は中指を秘口に入れた。今まで肉棒が入っていただけに簡単に入る。もちろん、中は既にたっぷりと潤っている。晃一の指は潤いに満ちた友紀の中をゆっくりと掻き回し始めた。
「ああぁぁぁぁっ」
晃一が軽く中をかき回すだけで友紀はグッとお尻を突き上げ、少しでも指を深く迎え入れようとした。更に自分で少し足を開き、身体を安定させる。
「気持ち良い?」
「いい、中が、友紀が中で・・掻き回されるの、すごくいい、凄く嫌らしい。ああぁぁん、もっとぉ」
友紀はそう言ったが、晃一は指を直ぐに抜き去り、今度は秘核の周りを可愛がった。しかし、それは友紀にとって我慢する手段を奪ってしまっただけだった。
「ああん、そっちはもう良いから、お願い、もう一度入れて。もう指で可愛がられていくのは嫌ぁ」
友紀は顔を枕に乗せたまま、晃一の方を見ながら言った。その顔は上気して少し赤みを帯びている。友紀は色白なのでうっすらとピンク色になったほっぺが可愛らしい。
「おちんちんを入れられるのが好きになっちゃったの?」
晃一は再び中に指を入れ、肉壁を指で擦り始めた。入り口から少し入って狭くなった当たりを擦ると、友紀の中で快感が吹き出す。ちょうどGスポットの辺りだ。
「あぁぁぁぁぁっ、それ好き、ああぁぁんっ、素敵、ああああぁぁぁぁ、でもこのままはいやぁ、早く来てぇ」
そう言いながらも友紀はお尻を高々と上げて少し足を開き、晃一の指を楽しみ始めた。どうやら身体は喜んでいるが気持ちは肉棒を欲しがっているらしい。
「でも、もう少し指で可愛がってあげるね」
晃一は指で出没を始め、肉壁の中の感じ易いポイントを何度も指先で擦ってやる。すると肉壁から沸き上がる快感に覚悟を決めたらしく、
「あああぁぁぁぁ、だからぁ、あああっ、だめぇっ、このままだと指だけでいっちゃうかもぉっ、ああぁぁん、気持ち良いのぉっ、そのまま、そのままぁ、あああぁぁん、気持ち良いぃぃ」
と再び枕に顔を埋めて声を上げ始めた。友紀がお尻を高く突き上げてくるのでだんだんTシャツが首の方へずり落ちてきた。ブラジャーは既に外れているので友紀が悶える度に少しずつ乳房が見えてくる。それがまた可愛らしく嫌らしい。少し晃一が友紀の中を可愛がるだけで友紀の乳首が見えてきた。すると、晃一はどうしても手を伸ばしたくなる。
「それじゃ、上手に感じられたご褒美だよ」
そう言うと晃一は、友紀の上体を起こして四つん這いで手をつかせると、友紀の横に膝立ちになって秘口に指を出没させながら乳房を揉み始めた。
「あああぁぁぁんっ、これもぉっ、はあああぁぁぁううぅぅぅぅっ」
友紀は素晴らしい快感に頭を仰け反らせて声を上げた。『ああんっ、ゴツゴツした手が胸に当たって気持ち良いっ』友紀は晃一の荒々しいようだが実は繊細なテクニックに夢中になった。
晃一は指を広げて揉んでいるので友紀の乳首は指と指の間に挟まっては外れ、を繰り返している。揉みながら乳首も転がしているのだ。おまけに時々左右の乳房を交互に移動するので友紀にとってはいつも新鮮な感覚で声を上げることになった。
「ああんっ、これいいっ、そんなにしないでぇ、あうぅぅぅっ、はあうぅぅんっ・・・」
「おっぱいとおまんこと、どっちが気持ち良いの?」
「どっちもなの、どっちもいいのぉ」
「友紀ちゃんは欲張りなんだね」
「だってぇっ、ああぁぁぁ、そんなに中をされたら、ああぁぁぁぁっ、もっと欲しくなって・・ああぁぁぁ・・堪らないぃ」
友紀は四つん這いの動けない姿勢で感じさせられるのがこんなに気持ち良いとは知らなかった。ベッドの上なので夢中になって声を上げられる。
「中をされたらどうなの?言いなさい」
「中をされたら素敵ぃ、ああアン、指でこんなに気持ち良くなるなんてぇ」
友紀はそれまでじっくりと指で弄られて感じることばかりで、指一本とは言え小刻みに早く出没されたことが無かったので、髪を左右に振って声を上げながら悶える幸せに夢中になった。やがて晃一が友紀を解放すると、お尻を突き上げたままぐったりと上体をベッドに沈み込ませた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、おじさま、凄すぎ・・・・・指だけでこんなに・・・」
お尻を突き上げて秘唇をテラテラと光らせながら息を弾ませる友紀を見下ろしながら晃一はガウンを脱ぎ去った。純白のシーツの上で濃いピンク色の秘部が嫌らしく晃一を誘っている。
友紀はまだベッドの上で四つん這いになってお尻を突き出した格好で晃一を待っているが、Tシャツからは乳房が突き出したままだ。ベッドの後ろから見ると、友紀の秘唇はたっぷりと潤い、テラテラと光って入り口がゆっくりと蠢いている。晃一はベッドに上がると、秘唇に口を近づけた。
「友紀ちゃん、欲しくなってるね。入り口がゆっくりと動いてるよ。凄く嫌らしいね。ほら、息をかけるとこんなに・・・」
「ああんっ、嫌ぁ、息をかけないで。早くぅ」
「中から何か出てきたよ。凄い、とろって中から吐き出してる。白っぽいのが出てきたよ。それに、入り口が少し開いてる。少し大きくなったかな?最初はあんなに狭かったのにね」
「いやぁぁぁ、そんなこと言わないでぇ、今まで入れてたからぁ、ああん、早くぅ」
「我慢できないの?」
「ああっ、息は嫌、ああああ、それだけは嫌ぁ、なんとかしてぇ」
「どうすればいいの?」
「だから息をかけちゃ嫌ぁ」
「息をかけないで、どうすれば良いの?」
「何でも良いから早くしてぇ、ああぁぁぁ、息は嫌ぁ、早くぅ」
友紀はそう言いながら足を開いたまま腰をうねうねと動かした。
晃一はその友紀の秘唇に舌を伸ばした。チロチロと舌の先で秘核を可愛がる。この姿勢だと秘核は下側の奥の方になるので秘口を舐めた方が簡単なのだが、晃一は敢えて秘核とカバーの方を丁寧に舐め始めた。
「ああぁぁぁぁっ、舐めないでぇ、ああぁぁんっ、良くなっちゃうぅぅっ」
友紀は枕に顔を擦り付けながら喘いだ。安定した姿勢だけにこのままだと舐められただけでいってしまいそうだ。
「ああぁぁ、くぅぅぅぅぅ、やっぱりお口は嫌ぁ、だめぇぇぇ」
「嫌なの?」
「やっぱり早く入れてぇ、おじさまが欲しいのぉ」
友紀は余りの切なさに腰を振って悶えた。
「なにを入れて欲しいのかな?」
晃一は舐めながらも冷静な声で友紀を更に焦らした。
「何でも良いから早くぅっ、あぁーーっ、我慢できないっ」
「それじゃ何を入れてあげようかな?」
晃一はそう言うと、起き上がって友紀の小さな腰を抱え込み、肉棒をあてがった。
「あっ」
友紀は期待に身体を硬くして圧倒的な挿入感に満たされる瞬間を待った。晃一はその期待に応えようと腰に力を入れ、グッと肉棒の先端が友紀の入り口を肉門をこじ開けていく。
「くううぅぅぅーーーーーーっ」
友紀は身体の中に湧き上がる快感に喜びの声を上げた。これで我慢しなくて良いと思ったらしい。肘で上体を支え、感じる体勢を整える。が、晃一は肉棒の先端だけを入れたまま動きを止めた。
「どうしようかな?」
「いやぁ、そこで止めないで。ああんっ、もっと入れてぇっ」
「もっと何を?」
「おじさまのおちんちんをっ、早くぅぅっ、もっとぉっ、奥までぇっ」
「もっとってこれくらい?」
晃一は更に少しだけ肉棒を入れた。先端だけが友紀の中に入っている。
「あうぅっ、いやぁぁ、もっといっぱい、さっきみたいに全部入れてぇっ」
「全部入れても我慢できる?」
「する、するからぁっ、早くいれてぇぇぇ」
「我慢できるかな?すぐにいっちゃだめだよ」
晃一は友紀の中に肉棒をズブズブと埋め込んでいった。
「はあああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっ」
友紀は全身の毛が逆立つような快感に、必死に枕を握りしめて声を絞り出した。凄まじい快感が身体を突き抜ける。
「どうなの?」
「いっぱい・・・いっぱい入ったぁっ・・・・・」
今回はたっぷり焦らされてから入れられたので、先程のバルコニーでの挿入よりも最初から圧倒的に快感が強い。晃一の肉棒も最初からぐいぐいと締め付けられていた。しかし、奥まで入ってしまえば晃一は動くのを止める。やっと中を欲しいもので満たされたのに動いてもらえないので、途端に友紀は我慢できなくなって来た。
「ああぁぁっ、いやぁぁっ、動いて、動いてえっ」
「動いても良いけど、ちゃんと我慢するんだよね?」
「そんなこと言わないで、お願い、早く動いてぇ」
「でも友紀ちゃんは我慢するって言ったよ」
「我慢できないのぉ、お願い、ああぁぁぁ、お願いだからぁ」
友紀は腰を晃一の両手で抱え込まれているので自分で動かすことができない。焦れるしか無いのだ。
「動いたらいっちゃうんでしょ?」
「がんばるから、我慢するからぁ、あああぁぁぁ、欲しい、ズボズボが欲しいのぉっ、早く、早くぅっ」
「それじゃ、ちゃんと我慢するんだよ、良いね?」
そう言うと晃一は悠々と肉棒を出没させ始めた。
「ああっ、ああぁぁぁーっ、素敵、ああぁぁーーーっ、いいぃぃぃーーーーーっ」
友紀はずんっ、ずんっと力強く打ち込まれる肉棒が生み出す快感に四つん這いのまま伸び上がって声を上げた。『こんな格好でっ、最高っ、やっぱりおじさま素敵っ、気持ち良すぎるっ』友紀の頭の中では半分裸になって四つん這いで後ろから肉棒を突き入れられている自分の姿がはっきりと浮かんでいた。自分の恥ずかしい姿を想像して感じているのだ。その友紀の喜びを表すかのように、身体全体がピンク色に染まってくる。
「友紀ちゃん、気持ち良いよ」
「おじさまぁっ、お願い、このまましてぇっ」
「このまま続けたらいっちゃうんでしょ?」
「お願いよぉっ、止めちゃいやぁっ」
「でも、我慢できない子には我慢する練習をしないとね」
「練習は嫌ぁっ、お願いぃっ、ああぁぁっ、もう少しでいっちゃうっ」
友紀の中が狭くなってくると、晃一は容赦なく動きを止めた。
「いやぁぁぁぁぁぁ、動いて、動いてぇぇっ」
「我慢する?それならしてあげるよ?」
「するからぁ、もっとぉっ」
「良い子だ。ほうら、感じてごらん」
晃一は動きを再開した。そして今度は両手を友紀の前に伸ばし、乳房を揉みながら腰を使う。友紀の身体はエアコンが効いている部屋の中なのに熱くなって汗ばんできた。
「うあぁぁぁっ、胸までされたら直ぐにいっちゃうっ、ああぁぁっ」
「それじゃおっぱいは無しね」
「嫌ぁっ、止めちゃいやぁっ」
友紀は四つん這いの姿勢のまま不自由な手で晃一の手を掴んで乳房から離れないように乳房に押し当てた。
「それじゃ我慢しないさいっ」
「ううううぅぅぅっ、我慢するぅぅ」
友紀がそう言ったので晃一は再び乳房を揉みながら出没を再開した。友紀は歯を食いしばって必死に快感に耐えた。身体の中の奥まで入っている肉棒は動いていると途方も無い快感を生み出すが、動かないと途端に焦れったくなって耐えられなくなる。焦れるよりは快感に耐える方がまだよかった。
「良い子だ。ほうら、どんどん気持ち良くなるんだよ。我慢するんだよ」
晃一は友紀の中に容赦なく肉棒を打ち込み、友紀の締め付けを楽しみながら乳房を揉み上げた。
「ううぅぅぅぅっ、うあぁぁぁぁぁ、あうぅぅぅぅぅっ・・・」
友紀は必死にいくのを我慢し続けた。しかし、それも少しの間だけだ。友紀の入り口はヒクヒクと痙攣を始め、限界に来ていることを晃一に教え始めた。
「友紀ちゃん、まだ我慢できる?」
「ううううっ、もう・・・もうだめ、おじさま、ああああぁぁっ、いっちゃいそうっ、あああああっ、くあうっ、お願いっ、いかせて、いかせてぇっ、もうっ、くううぅぅっ、ああっ、ねぇっ」
「もう我慢できないんだね?」
「ごめんなさい、いきそうなの。お願い、いかせて」
その声からも友紀が完全に我慢の限界に来ているのがよく分かる。そうしている内にも友紀の中は更に狭くなってきた。そろそろいかせてあげないと可愛そうだ。
「いっぱい我慢したんだね。良い子だ。ご褒美だよ。いってごらん」
そう言うと晃一は出没のペースを上げた。しかし、余りにも必死に我慢し続けたため、友紀は直ぐにはいかなかった。いきそうなのにギリギリでいかない、そんな中途半端な状態が少し続いた。
「もっとぉっ、お願いっ、いかせてぇぇぇっ」
「これでどうだぁっ」
晃一は更にペースを上げ、友紀の前に回した手で乳房をぐるぐると揉み回した。そしてとうとう、友紀が限界を超えた。ゴムボールのような硬い乳房が手の中で弾む。