第96部

 

 「ああっ、ああっ、あっ、だめぇっ、もうだめぇっ、いっちゃうぅぅぅっ」
友紀は完全に限界に来たようだ。晃一を押しのけるようにして嫌がりながら悶える。そろそろ良いだろうと思った晃一は友紀を押し上げることにした。晃一自身もかなり良くなってきている。
「いきなさいっ、ほうら、ほうらぁっ」
晃一は小柄な友紀の身体を抱きしめると、一気に腰を使った。
「ああぁぁっ、だめぇぇっ、いっちゃうぅーーーっ」
それまで嫌がっていた友紀は両手と両足で晃一にしがみつき、肉棒が大胆に出没する動きを全身で受け止めて駆け上っていった。一度目よりも我慢していたので友紀が意識を解放すると友紀の肌から一気に汗が噴き出し、肌が再びピンク色に染まる。ぎゅっと締まった肉壁に肉棒を出没させていた晃一も、輪っか状の締め付けの中で思い切り精を放った。
「出すよっ」
「あうぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーっ」
友紀の身体が硬直すると同時に肉棒から白濁した精が放たれる。どくんどくんと肉棒が震える度に陶然とした恍惚感が晃一を包み、その度に友紀の身体が震えた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、凄すぎ、はぁっ、はぁっ・・・」
友紀は晃一の下で激しく息を弾ませながら、自分の中で力を失っていく肉棒を感じ、晃一が果てたことを知った。
「おじさまも終わったの?」
「うん、気持ち良くて我慢できなかったよ」
「私も・・・・・素敵だった・・・・」
やがて肉棒が友紀の中からずるりと抜けると、晃一は仰向けに菜って友紀を軽く抱き寄せた。最高の絶頂を与えられた友紀は気怠い身体を晃一に押し当て、身体のあちこちを軽く晃一に擦り付けて余韻に浸っている。
「友紀ちゃんも可愛かったよ」
「でも、あんなにするなんて・・・・もう・・・・」
「いやだった?」
「ううん・・・・・でも、やり過ぎよ・・・・・・」
「そうかな・・・・ごめん・・・・」
「もう、そんなこと言わないで・・・・・おじさま・・・・」
そう言いながら友紀は晃一の股間に手を伸ばし、力を失った肉棒を探った。
「触っても良い?」
「うん、いいよ」
友紀の細い指がスキンに覆われた肉棒を探り当て、軽くからかうように絡まる。
「フフ・・・・可愛い・・・」
これが先程まで自分の中で暴れていたと思うと愛おしく思えてくる。
「ごめんね。終わっちゃったから直ぐは無理だよ」
「うん、良いの。ちょっと触ってても良い?」
「良いよ。そうやって貰うと気持ち良いから」
晃一は友紀の指がゆっくりと肉棒を可愛がるのを感じながら、友紀の髪を優しく撫でていた。それにしてもあの音は何だったのだろう?晃一は先程の音を思い出しながら不思議に思った。あの音はドアがロックされた音だ。電子ロックなので、カードやドアロックについているボタンを押すか、アンロックの状態で一定時間が経った時に自動的にアンロックからロックに変わる。しかし、友紀が部屋に来てからかなりの時間が経っているので、自動的にアンロックからロックに変わったとは思えなかった。
「友紀ちゃん、さっき、何か音しなかった?」
晃一は引き寄せた友紀の乳房が胸に当たっている感覚を楽しみながら聞いた。少し汗ばんでいるのが分かった。
「え?あぁ、何か音聞いたような気がしたけど」
友紀は晃一に腕枕されながら答えた。
「どんな音だった?」
「どうだったかな・・・、『ピッ』て音だったと思うけど、何の音?」
「ピコじゃなくて?」
「うん、ピッて音だったと思うけど」
「友紀ちゃんが気がついたのはいつ?」
「・・・・・・おじさまの上に居た時・・・・・」
「最初に友紀ちゃんがいっちゃった時?」
「その少し前・・・・」
「そう・・・・」
「ねぇ、何の音?」
「たぶん、ドアのロックが自然にかかった音だと思うんだ。友紀ちゃん、ここに入ってきた時にロックしたっけ?」
「覚えてない」
「そうか・・・、部屋に入る時にロックを外すだろ?そのまましばらく放っておくと自然にロックがかかるんだ。たぶん、その音じゃ無いかな・・・」
「そう、ってことは、その音が鳴るまで玄関に鍵かかってなかったってこと?」
「・・・うん・・そうなるね・・・・」
「いやぁ、誰か入ってきたらどうするのよぉ」
「鍵が開いてれば誰でも入ってこれるけど、マンションの入り口はオートロックだし、心配ないよ」
「ねぇ、前に住んでた人とか入ってこようとしたら入ってこれる?」
「ううん、入る時に新しく付けた鍵だからそれは無いよ」
「誰も入ってこれない?」
「だいじょうぶ。きっと鍵をかけ忘れたんだよ」
「ねぇ、ここの鍵を持ってるのはおじさまだけ?」
「うん、そうだよ」
「菜摘は?」
「・・・・・・だいじょうぶ」
「持ってないの?」
「うん、送り返すって言ってたから、会社の机にあると思うよ」
とっさに晃一はそう嘘をついたが、ちょっと不自然だとは思った。
「おじさまったらぁ」
「友紀ちゃんが可愛すぎて、意識が友紀ちゃんに向いちゃってたみたいだね」
そう言いながら晃一は友紀の乳首を軽く可愛がった。感度の良い乳首がクニュクニュと転がる。
「アン、そんなこと言いながらまたするぅ」
友紀は乳房を晃一に擦り付けた。
「ごめんね、友紀ちゃんが感じるととっても可愛くて」
「そんなこと言っても、何にも良いことなんて無いですよ」
「友紀ちゃん、疲れた?少し汗かいてたみたいだけど」
「汗臭い?」
「ううん、そうじゃなくて、肌がしっとりしてるから」
「だって、あんなにするんだもの。汗くらいかくわよ」
「ちょっとやり過ぎたかな?」
「そう・・・・・でも、それが良いの・・・・」
友紀は晃一に抱き寄せられているウチに、少しずつ身体が回復してきたことを感じていた。最初は腕を上げるのも怠かったが、今はそうでも無い。一糸まとわぬ全裸で抱かれていると心から安心できる。友紀はこの時間が好きだった。今は晃一も直ぐには回復しないことが分かっているので安心して甘い時間を楽しむことができる。
晃一も同じことを考えていた。取り敢えずすることはしたので、少し休憩することにした。
「友紀ちゃん、喉渇いたろ?ジュースでも持ってこようか?」
「うん」
友紀が答えると、晃一は起き上がり、ソファの背もたれを起こすスイッチを入れるとガウンを羽織ってキッチンに向かった。ついでにスキンを始末して晃一がジュースを持って戻ってくると、友紀はガウンを羽織るのでは無く正面から前後反対に袖を通してガウンの背中が正面に来るように着ていた。その隣に座るとジュースを渡し、何となくテレビのスイッチを入れてリモコンを友紀に渡した。友紀も何気なく、配信サービスに繋いで好きなプログラムを表示させた。
「あ、これ更新されてる。続き、見たかったんだ」
「そりゃ良かった」
そう言って晃一もオレンジジュースを軽く飲んでから友紀の隣に座って友紀を軽く引き寄せる。友紀の背中は何も着ていないので、背中から回された手は簡単に友紀の乳房を包んだ。
「もう、すぐにそれなんだから・・・」
友紀はそう言ったが、乳房を包まれて乳首を軽く転がされても別に嫌がったりはせず、大人しく乳房が晃一の手に包まれるのを許した。晃一はテレビを見ながら、手の中に弾力のある乳房の感触を感じていたが、特に乳房を揉むわけでも無く、大人しく包んでいるだけだった。だから友紀も最初は暖かいと思っただけだった。しかし、少しずつその感触が気になり出す。身体の中にはまだ先程の火がくすぶり続けているのだ。乳房に手が当たっていても、全然動かないので却って気になってしまう。そっと身体を動かしてみると、それに合わせて晃一に包まれている場所も微妙に変わり、感じ方も変わってくる。しかし、晃一の手は乳房の下側を包んでいるので身体を左右に振っても乳首が晃一の手に触れることは無かった。
友紀はもどかしい想いの中で30分の番組を見続けた。晃一も友紀を何度か抱き寄せはしたが、友紀が大人しく晃一に寄り添っているとそれ以上は何もしてこない。
しかし、その間に友紀の身体は着々と次の準備を整えていた。もう直ぐ番組が終わる頃、友紀は何となく股間がじっとりとしてきたような気がしてきた。感じているわけでも焦れったくて我慢できないわけでも無いのに何かして欲しくなってきた。しかし、晃一は静かに隣でテレビを見ている。この状況ではなかなか友紀からお代わりを言い出せる雰囲気では無かった。
しかし、だんだん友紀は我慢できなくなってきた。『おじさまったら、このまま時間を過ごすつもりなわけ?することしたら、もう私に興味なくしたのかな?』そんなことを考えてしまう。そこで友紀は、番組が終わると、わざと晃一の膝の上に身体を倒した。そうすれば晃一が次を始めてくれると思ったのだ。
「友紀ちゃん、眠くなったの?」
「ううん、そうじゃないの」
そう言ってリモコンでテレビを切った。
「甘えたくなった?」
そう言って晃一の手が友紀のガウンの中の乳房を優しく包む。今度は感じさせるための丁寧な愛撫だ。
「ああん」
途端に友紀の身体に甘い感覚が走った。やはり友紀の身体は次を欲しがっているのだ。ちょうど寄りかかったところの直ぐ下に晃一のガウンの合わせ目があり、その下は肉棒だ。
「私、お口でしてあげる」
そう言うと友紀は身体を反転させて晃一の腰上に被さるとガウンの中に手を入れ、晃一の肉棒を引っ張り出した。すると、既に半分近く固くなっておりスキンは無くなっている。『おじさまだって我慢してたんだ』と思うと友紀は迷わず肉棒を口に入れた。友紀が頭を上下させ始めると、口の中でみるみる肉棒が力強さを取り戻していく。その間に晃一は友紀のガウンを剥ぎ取り、友紀の身体を露出させた。
『おじさまもその気になった』友紀は自分から仕掛けたことが上手くいったので、更に頭を上下させ始めた。
晃一は友紀が次を欲しがっていることがはっきり分かったので、ソファのイスを倒してフラットにすると、友紀の奉仕を受けながら友紀の足を引き寄せて身体の上に持ってきて、シックスナインの体勢に入った。
「ああん、私がするのぉ、おじさまはまだぁ」
友紀はそう言ったが大人しくお尻を突き出してきたので、晃一は友紀の秘部を目の前に持ってきて口を近づけた。
「ああん、まだ息をかけちゃだめぇ」
そうは言ったが、友紀は素直に晃一の顔の前で足を開いて心の中で喜んでいた。
「それじゃ、いつ息をかけたら良いの?」
「あん、もうしてるくせにぃ」
友紀はだんだん身体が快感と焦れったさで怠くなってくるのを感じながら、長大な肉棒を持て余し気味に口の中で扱いていた。既に顎が痛くなるくらい太く固くなっている。
「友紀ちゃんにも気持ち良くなって欲しいからね」
そう言うと晃一はそっと舌の先で秘核の周りを可愛がり始めた。最初はゆっくりと舌の先だけで可愛がる。
「ああっ、まだしちゃだめぇっ」
友紀は思わず肉棒を吐き出し、手で扱き始めた。
「はぁっ、ああん、あん、あん、あぁぁぁ、そんなにしないで・・・」
友紀は沸き上がる快感に押し流されそうになりながらも口と手で肉棒に奉仕続けた。晃一は友紀が感じ過ぎないように気をつけながら、友紀が喜ぶように秘核の上を左右に舌で舐め続ける。
「んぷっ、んあああぁ、はうぅ、ああん・・・・・・・・んんっ・・・んっ・・・・」
友紀は晃一の肉棒を頬張って頭を上下させながら、次はいつ始まるのだろうと心を躍らせていた。
晃一は友紀の奉仕を受けながら、友紀と同じことを考えていた。友紀の秘核は少し下に付いているのでこの体勢で舐めるのにはとても都合が良いが、このまま続ければ友紀がいくらも持たないことは分かっていた。晃一は強弱を付けながら友紀が我慢できなくなるのを待った。友紀の秘部は晃一の目の前で活発に動き始め、キュッと萎む度に中から白い液体を吐き出し続ける。晃一の予想通り、友紀の身体はどんどん感じていき、すぐに我慢できなくなってきた。
「ああぁぁぁ、だめ、これ以上されたら我慢できなくなる、お願い、おじさまぁ」
「そうなの?」
「ねぇ、やっぱり入れて・・・お願い、欲しいの」
「それじゃ、こっちを向いてごらん」
「いやぁ、上じゃ無くて下になりたい、ね?いいでしょ?」
「また下になるの?」
「ね?お願い、上になって?」
そう言うと友紀は起き上がって晃一の横に仰向けになると、晃一を自分の上に導いて足を開いた。
「このまま入れれば良いの?」
「そう、そのまま来て」
そう言うと友紀は晃一の肉棒の先端が当たっている場所を腰を動かして調節した。
「あん、来て、このまま・・・来て・・・」
「入るよ」
晃一は友紀が入り口を合わせてきたのでそのまま腰に力を込めると、グッと肉棒が友紀の肉壁に包まれた。
「ああっ、このまま・・・うう・・このままもっと奥まで来て・・・」
「こうかな?」
「あああっ、ううぅぅっ」
友紀は下から晃一にしがみつき、肉棒の固さをボリュームを全て感じるまで何度も軽く腰を突き上げて肉棒を奥まで飲み込んだ。
「おじさま、動いて・・・・」
「まだだよ」
「いやぁ、おじさま・・・・動いて・・・・」
「友紀ちゃんが動いてごらん」
「ああん、いやぁ、早くぅ、おじさま、お願い、我慢できない・・・」
「だあめ、友紀ちゃんが動くの」
「お願い、あああああ、お願いだから・・・あああああぁぁぁ・・だめぇ・・・」
晃一が動かないので友紀はとうとう自分から腰を動かし始めた。友紀の腰が動き始めると、肉壁が肉棒を扱き始める。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、いや、私がするのは嫌、あんっ、だめ、あんっ・・・」
「友紀ちゃんの腰が喜んでるね」
先程放出したので晃一には十分な余裕があった。友紀の肉壁を楽しみながらもまだ放出の心配は無い。しかし、友紀はそうでは無かった。腰を突き上げる度に身体の奥から快感が湧き上がってくる。しかし、だんだん身体が怠くなって腰を突き上げるのも難しくなってきた。
「ああぁぁ、おじさま、お願い、して、もうだめ、怠くなって無理、お願い、して・・・」
友紀がギブアップしたのでいよいよ晃一の出番になった。
「こうして欲しいの?」
そう言うと晃一は腰を一度引いてからグッと奥まで肉棒を突き入れる。
「ああぁぁぁーーっ」
「うん、気持ち良いよ。もう一回かな?」
「あぁぁぁぁぁっ」
何度か肉棒をフルストロークで出し入れし、友紀を最高の状態に近づけてから晃一は腰の動きを小さくした。
「ああぁんっ、いや、いや、ああぁぁん、おじさまぁ」
友紀は首を振って弱い出没を嫌がった。
「いやなの?」
「弱いのは嫌、ね?して?ね?」
友紀の腰はゆるゆると動いてもっと出没を欲しがっている。自然に友紀の両足は晃一の腰を抱え込むように大きく開いて足の裏で腰を挟み込んできた。
「こう?」
「あぅぅぅっ、あうぅぅーっ、ああぁぁっ、いいっ」
晃一の肉棒が力強く友紀の肉壁の中を往復し始めると、友紀の頭の中は真っ白になってきた。自然に友紀の両手が晃一の頭を抱え込むように絡んでくると、
「手はこっちでしょ」
と改めて両手をまっすぐ頭の上に伸ばさせる。友紀が両手を大人しく頭の上に伸ばすと、
「良い子だ。ご褒美はこれだよ」
と晃一は上体を肘で支え、肉棒を出没させながら友紀の乳房を揉み始めた。友紀の中は気持ち良いが、先程放出したばかりなので余裕は十分だ。