「それはね・・・・、宏一さんがロストする時に痛くないようにって言って・・・・」「う、・・んん・・・・・・」
「どうしたの?」
「ううん、なんでもない」
「ちょうど良いくらいの大きさに入り口を整えてくれたの」
「そうなんだ・・・・」
由美は安心した。どうやら、自分の時のように、優しくゆっくりと段階を追って開発しているらしい。由美は宏一が自分が言った通りに一枝の身体を扱っているらしいことに満足した。
宏一の指は由美の秘唇を割り、敏感な所へと入っていく。
一枝は由美の声の様子が変わったことに気が付いた。
「ねえ、どうしたの?」
「あのね・・・・・」
「なに?」
「ちょっと妬けちゃってるの。だから、触ってるの」
「ゆん、あなたまさか・・・・」
「良いでしょ?それくらい。だから教えて」
「もう、仕方ないわね」
一枝は由美が自分の話をオカズにして触っていることを聞くと、優越感を感じてしまった。由美には悪いが、もう少し妬かせてみたいと思う。
「それだけじゃなくて、私にあった形も教えてくれたの」
「形?それって、姿勢のこと?」
「うん、そうかな?、そうね」
「おしえて」
「良いの?そんなこと聞きたいの?」
「ききたいの。どんなふうにしてるのか」
宏一は最初、こうすれば由美が通話を切ってくれると思った。だから、余り通話の妨げにならないようにそっと触ったつもりだった。しかし由美は、まだ触って欲しいかのように平気で通話を続けている。どちらかというと、由美から通話を延ばしているような雰囲気さえあった。
そこで宏一は、由美がそれを望むのならその通りにすることにした。指で秘核の直ぐ近くを優しく刺激する。これは由美が大好きなことだった。その途端、由美の小さな尻がプルッと震え、由美の中に快感が走るのが分かった。
「あのね、胸を十分に準備してから優しく触ってくれて、その後で俯せになるの」
「それで・・んんんっ・・・?」
「後ろからそっと指を入れてくるのよ」
「うしろから?」
「そう、ゆん、して貰ったこと無いの?」
その時、宏一の舌が俯せになっている由美の腰から尻に向かって這い始めた。ゾクッとする快感が由美の身体を走り抜ける。
「そんなこと・・・・・・・うぁっんんーっ・・・・・」
「凄いのよ。何度かして貰っただけでビンビン感じるの」
「すごいの・・ね・・うぅっ・・そんなことして・・・たんだ・・・・・・」
「そうなの。ゆんとは違う風に愛してくれるって言ってたの。だからゆんはして貰ってないんでしょ?」
宏一の舌は腰の下の尻に近い一番敏感な部分を舐め回し始めた。そして尻に割って入っていた指は更に秘口の周りへと近づいていく。
「ううん。はぁ、はぁ、はぁ・・・そんなこと・・・はぁぅ・・・ないわ・・・・・」
宏一が積極的に触ってきているので、否定したつもりがそう聞こえなかったかも知れないと思ったが、由美は敢えてそのままにしておいた。それよりも、宏一の指を積極的に受け入れたくて尻がジリジリと上がり始めており、由美はそちらの方が気になった。
「宏一さんはとっても大切にしてくれるの。まるで本物の恋人みたいに私に優しくしてくれるの」
一枝は『恋人』という所に少し力を入れて言った。今、一枝は少し得意になっていた。そして、自分の話を聞きながら一人上手をしている由美に対して優越感を持っていた。『もしかしたら最近、ゆんと宏一さんは上手く行ってないのかも知れない』とさえ思った。
その時、由美は宏一の舌と指が離れていくのに気が付いた。身体中を走り回ろうとしていた焦れったい感覚が薄れていく。しかし、由美はそれが次のステップへの場面展開の時間にしか過ぎないことを知っていた。そして、それは必ず今までよりも刺激が強いのだ。
「一枝ちゃん・・・・・明日、初めてでしょ?怖くないの?」
「ゆんは初めての時、怖かった?」
「とってもこわかった。すきだったけど、それでもこわかった」
宏一は尻を軽く突き上げた姿勢の由美の後ろに回ると、軽く由美の腰を引き上げて位置を合わせた。宏一は既に由美の話し相手が一枝だと言うことに気が付いていた。由美は一枝と話をしながら宏一に貫かれることを望んでいるらしい。それなら望みを叶えてやるだけだ。由美は宏一の肉棒が入り口に当たった時、由美は思わず声が出そうになったが必死に堪えた。
「うぅっ」
「ゆん、私は怖くないの。自分でも不思議なくらい。だって、宏一さんはとっても上手にしてくれるから」
肉棒の先端が入り口を掻き分け始めた。これから先端が肉門を通り抜けるまでが一番声が出やすい。由美は宏一に満たされる喜びを一枝に内緒で味わい始めた。
「んんんっ・・・・んんーーっ」
「ゆん、もしかして、想像してるの?」
「だって・・・・んんんんん・・・・・うぅぅぅっ」
「ゆんのロストは宏一さんじゃなかったものね。私、宏一さんで本当に良かったと思うわ」
「いっちゃん・・・・そんなこと・・・」
堅く太いものが自分の中に分け入ってくる。由美はただ必死に声を堪えるしかなかった。ただ、意識の奥で一枝に済まないと思いながら優越感を感じていた。
「ごめんなさいね。過去は変えられないものね。だから私、明日は宏一さんにいっぱいお礼言わなきゃ」
「いっちゃん、ううぅぅぅ・・・・おれいはいうんじゃないの。くぅ・・・・するのよ」
宏一の肉棒は由美の入り口の狭い場所を通り抜けると、既に潤っている通り道を奥へと進んできた。由美の中が宏一で満たされた時、由美はシーツを握りしめて堪えた。そして宏一は動くのを止めた。由美にはその意味が分かっていた。これから幸せな地獄が始まるのだ。
「お礼をするって・・・・もしかして、私が?」
「そう、いっちゃんに・・・・できる?」
「ゆんはできるの?」
一枝は由美の様子が変わってきた気がした。何というか、我慢している感じが伝わってくる。
「できるわ」
「宏一さんが教えてくれたの?」
「そうなの。でも、さいしょはうまくできなかった」
由美の身体の奥からあの感覚が湧き上がり始め、少しずつ大きくなっていくのが手に取るように分かった。由美は我慢できなくなった時、どうするか考え始めた。
「ゆん、私なら大丈夫。もう試してみたから」
「そうなんだ。してもらったんだ。よかったね」
「うん、ゆんは最近、宏一さんと会ってるの?」
「そうね。あってるけど・・・・・」
だんだん我慢できなくなってきた。既に自分から動きたくなっている。ただ、宏一は由美が入れたままの感覚に慣れないように、じわじわと肉棒を少しだけ入れたり抜いたりしている。それがまた猛烈に焦れったくなってきた。
「それじゃ、宏一さんの喜ぶこと、教えて」
「そう・・・ね・・・・・はぁ・・・はぁ・・・・・う・・・・」
一時、治まっていた由美の喘ぎ声がまた伝わってきた。
「ゆん、教えて」
「もうすぐいっちゃんだってわかるのに」
「ダメ、今教えて」
「そんな、あん、おしえたくない・・・、ああんっ、いっちゃん、おねがい、ゆるして」
由美の声が急に艶っぽくなってきた。
「ダメ、明日私がしてあげるの」
「それは・・・ああんっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・もう・・・・ああんっ」
宏一が時々由美の中で肉棒を動かして由美を挑発してきていた。その度に強烈な予感が由美の身体を翻弄する。由美には一枝の言葉が半分ほどしか届いていなかった。もう、夢中になりたくて仕方がない。
「ゆん、早く白状しなさい」
「それはっ、あぁっ、もうダメ、ああんっ、寝ている宏一さんのお口の上から押し付けて動くのぉっ」
由美はそれだけ言うと、携帯をずらして口をシーツに押し付けると、とうとう自分から腰を動かし始めた。欲しいだけの快感が一気に頭の先まで走り抜ける。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
一枝は押し殺した由美の喘ぎ声を聞きながら顔を真っ赤にしていた。『宏一さんの上からあそこを口の上に押し付けて身体を動かす?そんなことをするんだ。でも、どうしてそんな姿勢が好きなんだろう????一枝は今一歩、由美の言う体勢が理解できなかった。』
「ゆん、宏一さんの上から乗ればいいのね?」
「はぁっ、はぁっ、そう・・・、はぁっ、はぁっ・・・ううぅっ・・・」
「やってみる。でも、それって・・・・・」
一枝はそこまで言って、やっと由美の言う体勢を理解した。
「いっちゃん、あああん、こんなこといわせないで・・・ああっ、あっ、あっ、あっ」
「ゆん、あそこを宏一さんの上から押し付けて身体を動かせばいいのね?」
「そうよぉ、いっちゃん、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、できる?」
「やってみるわ。どんな風になるか分からないけど」
「いっちゃん、がんばってね。きっといっちゃんならこういちさんによろこんでもらえるから。んんんっ、んはぁっ、ううぅぅーーっ、ううっ、んうぅぅーーっ」
一枝は由美がどんどん高みに登っていくのが良く分かった。自分とはやり方が違うようだが、明らかに由美は激しく感じている。
「ゆん、宏一さんにしてもらってるのを想像してるの?」
「そうよぉっ、そうなのぉっ、おっきくてふとくてかたいのがぁっ、ああぁぁっ、すごい、すごいのおぉっ」
一枝は由美が宏一に愛されているのを想像して感じてるのだろうと思った。
「ゆん、ありがとう。明日、がんばってみるね。応援してくれる?」
「うん、がんばって。ああぁぁっ、わたし、もう、ああぁぁっ、いっちゃん、いってもいい?ねぇ、いってもいい?」
「ゆん、いきたいの?」
「そうなのぉっ、もう、もうだめぇっ、もういきそうなのぉっ、ああぁぁっ、いっちゃん、いっちゃぁん」
「ゆん、私がいっちゃダメって言ったらどうするの?」
「そんなこといやぁっ、もう、ほんとうにもうだめなのぉっ、ああぁっ、うくぅーっ、おねがい、いっちゃん、もうほんとうにだめなのぉっ」
由美は自分から身体を前後に動かしながら好きなだけの快感を貪っていた。
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