「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・・」由美は貫かれたまま、絶頂の後の激しい息の中にいた。そこを宏一が、目の前の由美の膝と膝との間の狭い空間に突き出している可愛らしい乳房の先端を何度もねぶっていた。
「宏一さん、はぁッ、はぁッ、敏感になってて、少し痛いです。ちょっとだけ、はぁッ、はぁッ、待って下さい」
そう言いながらも由美は体勢を崩そうとはしなかった。まだ由美の中には力強く下から刺さっている肉棒が最大限の硬度で由美の中を押し広げている。この肉棒から精を抜き出すには更に最低一回はいく覚悟が必要だったが、由美はこれ以上の絶頂は体力的に無理だと思った。
「由美ちゃん、この格好、きつい?」
「それほどでもないですけど・・・・・、でも、2回もいっちゃいました・・・・」
「まだ大丈夫?」
「ええ?まだ?宏一さん、なんてタフなの・・・・、あれだけ激しくしたのに・・・・」
「だめ?」
「ごめんなさい・・・・・。今これ以上したら、たぶん歩けなくなっちゃうかも・・・」
「もう少し待てば大丈夫?」
「はい・・・、たぶん・・・・」
「分かった。それじゃ、朝ご飯に行こうか?」
「はい、支度します。ちょっとだけ、シャワーを浴びて良いですか?」
「うん、いいよ」
「直ぐにしますから」
「うん、わかった」
そう言うと宏一は、由美の身体をよいしょ、と持ち上げて肉棒を抜いた。
「あぁんっ、まだこんなにおっきいっ」
由美は自分の身体の中から宏一の肉棒が抜けていく時、その太さと長さと固さを改めて実感した。
しかし、バスタオルで身体を拭いて貰っていた時、チラッと宏一の肉棒をみたが、由美はその力強さに思わず『直ぐに私の中に欲しい』と思ってしまった。ただ、身体は本当に怠かったので、シャワールームで熱いシャワーをザッと浴びて忘れようとした。
宏一が服を着終わってタバコを吹かしていても、まだ由美は出てこなかった。3本目に火を付けようとした時、やっと由美が出てきたが、まだ由美はバスタオル姿だった。
「由美ちゃん、まだそんな格好だと、タオルを取っちゃいたくなるよ」
「ダメです。直ぐに終わりますから。本当に直ぐですから」
そう言って由美は着替えを取ると、再びバスルームに入っていった。
結局、由美が支度を終えて出てきたのは最初にシャワーに入ってから20分近く経っていた。今日の由美はオレンジのサマーセーターにブルーのミニスカートだ。
「宏一さん、まだ、朝ご飯、食べられますか?」
「遅くなったからなぁ、聞いてみようか」
そう言って二人はレストランに行った。しかし、朝の9時半までに入らないとダメだと言う。
「そうですか、ダメですか・・・・。楽しみにしていたんだけど、寝過ごしちゃったんだから仕方ないね・・・・・」
そう言って宏一が由美の肩を押して出ようとすると、
「ちょっとお待ち下さい」
とレストランのウェイトレスが引き留めた。
「え?」
「あの、あんまり時間はないんですが、それで良ければ・・・・・・」
「はい、直ぐに食べますから。食べられるんですか?」
「はい、特別ですよ。お二人だから特別、です。こちらへどうぞ」
そう言って二人を席に案内してくれた。朝食はコースのみなので注文の必要はない。
「あの、どうして?????」
「お二人がとっても素直に、それも残念そうにしていたから。特別ですよ」
「はぁ、ありがとうございます」
「その代わり、他のお客様が食事を終えるまでにはお願いしますね」
「はい。大丈夫。直ぐに食べちゃいますから」
「そんなに急がなくても大丈夫ですよ。まだ四十分くらいありますから」
「ありがとうございます」
「それでは直ぐにお持ちいたします」
そう言ってウェイトレスは軽い足取りで去っていった。
「良かったね、由美ちゃん」
「はい。宏一さん、ここの朝食って特別なんですか?」
「美味しいらしいよ。これは予約してくれた旅行社からのメールの受け売りだけどね。かなり手の込んだものらしいんだ」
「わぁ、楽しみ」
「由美ちゃん、お腹、減ってるの?」
「はい、す〜っごく減ってます」
「そうなら早く言えばいいのに」
「ずっと離してくれなかったくせに」
「何言ってるの、ジャクジーが良いっておねだりしたのは誰だっけ?」
「しぃーっ、宏一さん、他の人に聞こえちゃいます」
「ごめん、でも、『ジャクジーをおねだりした』って言っても、他の人には分からないと思うよ。だって由美ちゃんがあんなことを・・・・」
「しぃーっ!宏一さんっ」
由美は素早く周りを見渡しながら必死になって宏一を制した。
「はいはい。でも、とにかく評判の良い朝食だそうだから、楽しみにね」
「はい」
由美は笑顔で答えた。幸一に抱かれていた時はお腹が減っているどころではなかったので気にならなかったが、今になってみると猛烈に減っている。昨日の夕食の後、半日以上何も食べていないのだから高校生の由美にとっては当たり前だ。由美は今か今かとキョロキョロしながら朝食を待っていた。
やがて、二人の前に洒落た朝食が並べられた。コース風ではあるが、次々にいろんなものが届く。由美は歓声を上げながら次々に平らげていった。特に一口サイズの小皿料理が大皿にたくさん並べられたのが気に入ったようで、パンをパクパク食べながら次々に小皿を綺麗に空けていった。宏一は、
「由美ちゃん、そんなに急いで食べなくても逃げないのに」
と笑いながらゆっくりと食べていた。
「そんなに急いでいませんよ」
そう由美は言ったが、一度勢いが付くと止まらないらしく、一気に全ての皿を空にしてしまい、宏一からいくつか分けて貰って恥ずかしそうに俯いた。
「由美ちゃん、お腹一杯になった?」
「はい、もう十分です」
「どれが一番美味しかった?」
「パンかな?」
「ええ?パンなの?いろんな料理は?」
「美味しかったけど、やっぱりパンが美味しかったです。ふかふかで口の中で良い香りが広がって、とにかく最高でした」
「それでパンをたくさん食べてたんだね」
「だって、直ぐに無くなっちゃうから・・・・」
「ははは、とにかく由美ちゃんが元気になって良かった」
「宏一さん、食べたから早く部屋に戻りましょう」
「そんなに急がなくてもまだ時間はあるよ」
「ううん、宏一さんと二人だけでいたいんです。ここはとっても素敵な雰囲気だけど、宏一さんの用意してくれた部屋に戻りたいんです。ダメですか?」
「そうか、由美ちゃんと二人で素敵な軽井沢の森を散歩するのも良いかなって思ったんだけど・・・・」
「それも良いけど、宏一さん、良いでしょ?」
「うん、戻ろうか」
「はい」
そう言うと由美は元気に立ち上がってレストランから出て行った。宏一は後から追いかけながらも、由美が二人だけの時間を大切にしてくれたことが嬉しかった。
部屋に戻る途中、由美は甘えて宏一の腕を取ってきた。
「どうしたの?由美ちゃん」
「ううん、こうしていると、恋人同士に見えるかなぁって」
「誰がどう見ても恋人同士にしか見えないと思うよ」
「私、宏一さんと並ぶと子供っぽくないですか?」
「まぁ、人によってはいろいろ見方はあると思うけど、由美ちゃんは綺麗だし少し大人っぽいからそんなことはないよ」
「そんなこと、一度も言ってくれたこと、無いですよ」
「そうかもね。でも、由美ちゃんと並んでると楽しいよ」
「嬉しい」
「特に、恋人と素敵な時間を過ごせる時はね」
「・・・・私も・・・・」
「さぁ、どうぞ。入って下さい」
そう言って宏一は由美を部屋に入れた。扉を閉めた途端、二人ともお互いを求めて抱きしめあう。そしてしばらく唇と舌を絡め合い、互いの愛情を伝え合った。
「宏一さん、後、どれくらい時間ありますか?」
「う〜ん、まだホテルを出るまで1時間近くあるかな」
「宏一さん、お願いしても良いですか?」
「ん?なあに?」
「時間まで、一緒にベッドにいて下さい」
「ベッドが良いの?」
「はい」
由美はそう言うと、
「脱がせて」
と言ってそっと宏一に抱きついてきた。
宏一がゆっくりと由美のプロポーションを確認するように身体を撫でながらサマーセーターを脱がせていく。すると、いつもの薄いブルーのブラではなく、ライトグリーンのストライプが入ったブラをしていた。それも、上半分がレースになっていてほんの僅か乳首の一部が透けて見えるおしゃれなブラだ。そのまま由美を抱き上げてベッドへと運んでいき、ベッドの上でブルーのスカートに手を掛けると、由美は自分で腰のジッパーを下ろして腰を持ち上げた。穿いていたのはブラとお揃いのグリーンのショーツだった。ブラとお揃いなだけに、これも高校生の由美にしては腰の部分がかなり細い、大人っぽい刺繍が付いていた。
「宏一さん、大人っぽく見えますか?」
「凄く綺麗だよ」
実は、今まで余り飾り気のない下着の由美しかみたことがないので、これほど大人っぽい下着を着ると少しだけ由美が子供っぽく見えたが、敢えてそれは言わなかった。その由美の姿を見下ろしながら、たぶん、今まで殆どプレーンな下着姿ばかりだったので逆に由美が大人っぽく見えていたのかも知れないと思った。
ただ、美しいプロポーションと、それを強調する下着の組み合わせは、ほんのさっきまで由美を貫いていた宏一でも自然に肉棒に力が漲るほどの刺激を与えた。
「宏一さん、早く来て下さい。そんなにじっと見ちゃ嫌です」
「ダメ、せっかく由美ちゃんが考えて選んでくれたんだもの、もっとゆっくり見なきゃ」
「それなら、ベッドで見て下さい」
「そうだね」
そう言うと宏一は素早く服を脱いで裸になると、由美をベッドで抱きしめた。由美の細い腕が宏一に巻き付き、唇と舌を項に感じながら由美が軽く声を上げた。
「宏一さん、このまま時間まで優しく愛して下さい」
「うん、そうするよ」
「はい、嬉しい」
そう言うと由美は宏一に全てのリードを任せ、身体の力を抜いた。
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