ウォーター

第四百六十部

 
「ああぁぁぁぁ、良くなってきました。このまま、このままいきたいですぅ。良いですかぁ?」
由美はこのまま駆け上がるつもりだった。そのつもりでスパートを掛けているのだ。
「だめだよ。まだ制服を脱いでないでしょ?」
「ああっ、それはっ、後で脱ぎますからぁ、このまま、いきたいですぅ」
由美は宏一に言われた通り気持ち良くなったら脱ぐつもりだったのだが、気持ち良さをほんの少し味わっている内に脱ぐタイミングを逃してしまったのだ。今制服を脱ぐことになれば、高まっているのを全て一度捨て去って両手を乳房から離し、快感レベルを元に戻さなくてはいけない。宏一に絶頂の素晴らしさを徹底的に教え込まれている由美には厳しすぎる選択だった。
「どうしようかなぁ?」
「お願いです。このまま、このままいかせて下さい。あああぁぁ、だんだん我慢できなくなってきましたぁ」
由美は制服を大きくはだけて乳房を握りつぶすように揉み回しながら大きく腰を前後に動かしている。普通にはあり得ない女子高生の姿だが、宏一は余裕を持って眺めることができる。宏一がはっきりしないので、由美は左右の足に交互に力を入れて肉壁を強制的に動かし、肉棒を強く扱き始めた。ズリッズリッと肉棒がザラザラした肉壁で強く扱かれる。
「由美ちゃんっ、それはっ、ああっ、良いよっ」
「宏一さんも一緒ですぅっ、一緒に、一緒にぃっ」
「由美ちゃんも一緒にいきたいの?俺が上になって欲しくないの?このまま出して欲しいの?」
「二人一緒ならどっちでも良いですぅっ、ああっ、ああっ、ああっ、もう我慢できないっ、ああっ、いっちゃいそう、ああっ、良いですかぁっ?いっても良いですかぁっ?」
由美は制服を大きくはだけて乳房を思い切り揉み回し、大きく腰を動かして最高の悦楽に包まれていた。普段の清楚で可愛らしい由美からは想像もできない痴態だ。
「いきなさいっ、最高になりなさいっ」
「うれしいですぅっ、ああっ、ああっ、いっちゃいますぅっ、ああっ、いいーーっ、いっちゃういっちゃうぅぅーーーーーーーっ」
由美はぎゅぅぅっと乳房を握り締めて思いきり仰け反り絶頂した。すごい光景だった。乳房を揉んでいる指は乳房に食い込んでおり見ていて痛々しいほどだ。肉棒はかなり高まってきたが、まだ放出するほどではなかった。最後の詰めの段階で由美の方が先に我慢できなくなったのだ。それでもぎゅうぅっと肉棒を締め上げた肉壁は素晴らしい快感を与えている。
「はうぅぅーーーっ・・・・はうぅっ・・・・・はうぅ・・・ううっ」
由美が絶頂を極め終わると、ゆっくりと肉壁の締め付けが緩んできた。そのままゆっくりと由美は宏一の上に倒れ込んでくる。宏一に優しく抱きしめて貰おうというのだ。しかし、中途半端に高まっていた宏一はそれを許さなかった。下から由美の乳房を掴んで支え、倒れ込むのを止めた。
「ああっ、まだぁーっ」
いったばかりで敏感な乳房を掴まれて由美は声を上げた。その由美に更に宏一は下から肉棒を突き上げた。
「あうぅっ」
「さぁ、制服を脱ぎなさい。こうしていてあげるから」
そう言いながら宏一はゆっさゆっさと肉棒を突き上げる。
「ああぁんっ、そんなことされたら脱げない・・ああぁぁぁ」
由美は抗議の声を上げたが、それでも下から乳房を掴んで支えられているので仕方なく制服を脱ぎ始めた。
「良い子だ。ご褒美だよ」
宏一は次第に腰を突き上げるストロークを大きくしていく。
「ああぁぁっ、ああああぁっ、こんなことぉっ、ああああっ、動けないのにぃっ」
由美は声を上げながらも、制服を脱ぎ捨て裸になった。
「良い子だ」
宏一は乳房を掴んで支えていた手をゆっくりと下げ、由美を自分の上で四つん這いの姿勢にした。
「さぁ、思いっきりバシバシしなさい」
宏一は下向きに尖った固い乳房を揉み回して腰を突き上げ続ける。由美も夢中になってきた。
「ああぁっ、ああっ、ああっ、凄いっ、突き抜けちゃうぅっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
由美も宏一の動きに合わせて腰を打ち付け始めた。
「良いよっ、おちんちんが入ってるのを見なさいっ」
宏一に言われて由美は股間を覗き込んだ。足が全開になって剥き出しになった秘口に肉棒が出入りしているのがよく見える。上付きの由美だから見えるのだ。
「こんなにっ、ああっ、ああっ、いっぱい入ってるぅっ」
しかし、敏感な身体のままスタートした由美はいくらも我慢できない。
「ああっ、またいっちゃう、ああっ、だめぇぇぇっ」
腰を何度も打ち付けて快感を貪った由美はまたしても先にいってしまった。四つん這いの蛙のような姿勢のまま頭だけ仰け反らせて身体を震わせた。
「はうぅっ・・・・ううっ・・・・・ううっ・・・・うっ・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
由美が再びいってしまったので、宏一は由美を優しく抱きしめた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・・はぁ・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・またいっちゃいました・・・・・バシバシ・・・しちゃいました・・・・」
由美のその言葉を聞いて宏一は気が付いた。『バシバシ』という言葉は洋恵に言わせている言葉で、由美はほぼ言ったことが無い新しい言葉なのだ。宏一は由美の髪を優しく撫でながら、これ以上由美が何も言わないように上下を入れ替えて由美を下にするとグッと肉棒を押し込んだ。
「んああぁぁぁっ、いきなり深すぎるぅっ」
「いっぱい奥まで入れて欲しいんだろう?」
宏一は更に奥まで押し込んで行き止まりまで肉棒を入れた。
「ああぁぁぁぁぁ、そんなに入れたらまた直ぐにいっちゃうぅっ」
「このまま奥でするよ」
そう言うと宏一は由美の一番奥で肉棒を出し入れし、フィニッシュへと向かった。由美の肉壁が再び強く締め付け始めた。
「良いよっ、このままだよ、良いよ。もうすぐだよ。ああっ、良いっ、由美ちゃんのおまんこが締め付けてるぅっ」
由美は何度もいかされて、もう何が何だか分からなくなってきた。
「ああっ、だめっ、ああっ、いくぅっ、ああっ、まだぁっ、ああっ、いっちゃうぅっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
宏一に抱きしめられたまま由美は逃げ出したいかのように激しく頭を左右に振って嫌がっているようだった。しかし、宏一は容赦無く肉棒を強く押し込んで最終体勢に入る。
「いくよ。ほうら、由美ちゃんの奥に出すよ。良いよっ、ほうらっ、出るよぉっ」
「ああぁっ、ああっ、ああっ、出しちゃだめぇっ、んああぁぁぁっ、こわれちゃうぅっ」
由美は何を言っているのか自分でも分からなかった。とにかく絶頂の電撃が身体中に走り抜け、激しく身体が何度か痙攣した後、肉棒の出没の動きが止まると、自分の中にじわっと暖かいものが広がったのは何となく分かった。由美は素晴らしい絶頂に包まれ、最高の瞬間を与えられて幸せだった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・あん・・・はぁ、はぁ・・はぁ、はぁ、はぁ、ああん・・・はぁ、はぁ・・・はぁ」
由美は息を弾ませていたが、宏一が出してくれたことに満足し、素晴らしい絶頂の余韻に浸っていた。宏一が小さくなった肉棒を抜くと、二人の液体の混じったものがトロトロと由美の中から流れ出した。由美はお尻に液体が流れるのを感じ、全裸になっていて良かったと思った。
由美はゆっくりと起き上がると、無言で脱ぎ散らかした下着と服を手に持ち、再度シャワーを浴びに行った。先ほどのシャワーの時は身体から流れ出してくる宏一の精は濃かったが、量はそれほど多くなかった。しかし、今回は濃くは無かったものの、なかなか残滓が出終わらなかった。
由美がシャワーを終えて出てくると、宏一は既に服を着終わっていた。由美は静かに宏一に寄り添い、小さな声で言った。
「宏一さんのが、奥にいっぱいあったみたいで、なかなか出終わらなくて、困っちゃいました。きっと、すごく奥に出したみたいです」
そう言うと宏一の首に手を回してゆっくりとキスをねだった。宏一は由美の小さな唇をたっぷりと楽しんだ。そして由美の耳元でそっと囁いた。
「それじゃ、明後日また来てね」
「・・・・・はい、来れたら・・・・」
「どうしたの?ダメなの?」
「木曜日は病院の先生のお話があるから・・・・・。だからそれが終わってから来ても遅くなるし・・・・・それに家事もあるから・・・・・」
「それじゃ、明日は?」
「分かりません・・・・・ごめんなさい・・・・・金曜日なら来れるかも知れないけど・・・・」
「金曜日は飲み会なんだ。ごめん」
「はい・・・・」
由美は忙しい時間を縫ってきてくれているのだ。それが分かるだけに、余り無理を言うべきでは無いと思った。また一週間会えないと思うと、由美が心から愛しい。宏一は更に細い身体を抱きしめて唇を奪った。由美も想いは同じと見えて、積極的に舌を絡めてくる。
「ああぁぁ、宏一さん、もう一度、もう一度だけ・・・・欲しいです」
「良いの?大丈夫なの?」
もう10時を回っている。一度帰るのを引き留められて燃え上がった由美の身体は由美自身にも止められなかった。
「帰りたくないです。このまま・・・泊まっていきたい・・抱いて欲しいです」
そう言って宏一の首に手を回して更にキスをねだった来た由美を抱きしめると、目には涙が浮かんでいた。
「きっと毎日大変なんだね。分かったよ。それじゃ、泊まっていこうね。明日まで一緒だよ。良い?」
宏一が抱きしめた由美の耳元で囁くと、由美はぎゅっと宏一を抱きしめた。そのまま二人は長いキスをした後、そっと離れると、由美が宏一に言った。
「良いんですか?本当に?」
由美は信じられないといった感じで、おずおずと宏一を見上げている。
「もちろん。明日まで一緒だよ。明日の朝、早く二人で出れば良いさ」
すると、由美の顔がパッと明るくなった。
「嬉しい」
そう言うと、また宏一に抱きついてきた。
「おいおい、今日の由美ちゃんは甘えんぼだね。きっと、すごく心が疲れてるんだね。もう、帰る時間は気にしなくて良いんだから、のんびりして良いんだよ」
「はい、嬉しい・・・・このまま一緒・・・帰らなくて良い・・・」
「うん、その通りだよ」
宏一がそう言うと、由美はハッと思いだしたように言った。
「今日、このまま泊まったら、二人で泊まりたいって言ったのは・・・・」
「それはそのままさ。由美ちゃんとゆっくり過ごしたいのは俺も同じなんだから」
「それじゃ、今日泊まっても、また二人で一緒に泊まれますか?」
「うん」
「本当に?」
「うん」
「嬉しい・・・・ごめんなさい。私、いつもはこんな我が儘じゃないのに。今日は宏一さんと離れたくない。帰りたくない」
「うん、だから帰らない。由美ちゃんの希望通りだよ」
「はぁぁ・・・良かった。安心しました」
「それじゃ、どうする?お腹、減ってない?」
「それは・・・・・・ちょっと・・・・」
「ちょっとだけ?」
「・・・・・・安心したら・・・・お腹減りました」
「どうする?外に食べに行く?それとも好きなものをデリバリーしてもらう?」
「デリバリーって、面倒なんじゃ???」
「面倒じゃないけど、時間は掛かるね。直ぐに食べたければ近くのラーメン屋とかに行く方が早いよ」
「それじゃ、直ぐに食べに行きましょう」
「うん、分かった。よっぽどお腹、減ってるんだね」
「ふふっ、はい」
由美はそう答えたが、実はお腹が減っているのもそうだが、早く食事を済ませて二人っきりになりたかったのだ。デリバリーを頼むと、いつ来るのか待っていなくてはいけない。それが二人だけの時間を邪魔する気がして、由美は外に出る方を選んだのだった。
「それじゃ、直ぐに出かけよう。ラーメン?」
「はい、近ければ何でも」
由美は一気に嬉しくなった。これまで宏一と旅行に出たときは全て宿での食事で二人で外に出ることなど無かった。せいぜいホテルのレストランに行ったくらいだ。それが、今初めて二人で食事に出かける。由美にはそれが本当に特別な出来事のように思えて、嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
「宏一さん、ふふふっ」
由美は部屋の出口から宏一の腕に掴まってぴったりとくっついて離れようとしなかった。いつもなら宏一が歩きやすいようにと心配りをする由美だが、そんなものはどこかに行ってしまったみたいだ。
「何ラーメンが良い?」
「近くなら何ラーメンでも良いです。いっぱい食べても良いですか?」
「もちろん。あ、でも、後でお腹いっぱいで動けないとか言わないでよ。部屋に帰ってきてから、いっぱい運動して貰うからね?」
「????」
一瞬、由美は何のことか分からずに顔をかしげたが、直ぐに宏一の言いたいことは分かって顔を真っ赤にして俯いた。
「こんな外で言うなんて・・・・・・でも・・・はい」
「冗談だよ。由美ちゃんは食べ盛りなんだから、いっぱい食べても直ぐにまたお腹が減っちゃうよね。それに、いっぱい食べても大丈夫だよ」
「どうしてですか?」
「無理やりいっぱい運動させちゃうからね。ベッドの上で」
宏一が由美の耳元で囁くと、由美はちょっと黙ってから小さな声で答えた。
「・・・・・・・・・・・・はい。お願いします」
そんなきわどい会話をしながら、二人は近くのラーメン屋に入った。宏一のお気に入りの店ではなかったが、由美が近くが良いと言い張ったからだ。宏一はビールと餃子とおつまみチャーシューに天津飯を頼み、由美には野菜ラーメンとチャーシュー丼を頼んだ。
「宏一さん、そんなに二つも食べられませんよ。豚骨なんて、きっと重いから」
「大丈夫。食べられなければ残りは俺が食べるから」
宏一はそう言って取り合わなかった。実際、二人で話しながら食べていると、由美はチャーシュー丼も半分以上食べてしまい、形ばかり残ったのを宏一が片付ける程度だった。



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