第 42 部

             

            幸一は久美の身体を抱きしめながらしっかりと確かめた。自分が初めての男になった少女とはどんな身体なのか、しっかりと感じたかったのだ。細身ながらもプロポーションは子供っぽいというよりは大人びている滑らかな線を描いている少女の身体を両手で探り続けた。久美は唇を交わしながら熱い吐息でそれを許している、というよりは久美もまた身体を探られることで燃え上がっているようだった。

            幸一は最後にお気に入りの胸の膨らみを右手の中に納めた。

            「あんっ」

            久美の可愛らしい声が響く。

            「久美ちゃん、もう焦らしたりしないよ。いっぱい感じてごらん」

            そう言いながら幸一は片手でゆっくりと固い膨らみを優しく揉んだ。

            「ああん、幸一さん、そんなにされたら、話ができないぃ」

            「気持ちいい?」

            「良い。凄く良いの」

            「久美ちゃんは感じ易くなったんだね」

            「きっと今日は特別なの。自分でも分からない。どうしてこんなに気持ちいいの?」

            「こっちも揉んで欲しい?」

            「して」

            「して、じゃないでしょ?」

            「ああん、早くぅ。揉んでぇ。はうぅ、やっぱり素敵ぃ」

            幸一は更に久美のピンク色の小さな乳首を口の中に含んだ。

            「はうぅーーーっ、ヌメヌメしてるぅ」

            久美は更に快感に仰け反る。そのまま幸一は口の中で敏感な乳首を優しく転がした。

            「そんなにしたら、直ぐにまた疲れちゃうぅ、もっとそっとぉ」

            「いやなの?」

            「意地悪言わないで。幸一さん、あぁん、幸一さん」

            「もう一回入れて欲しい?」

            幸一は久美が再度挿入を望むことを期待してそう言ったのだが、答は意外だった。

            「そんな・・・、まだ入れるの?やっぱり?あうぅっ、そんなに舌で・・・」

            「もう入れて欲しくないの?」

            「だって、入れると恥ずかしくなっちゃうから・・・ああん、止めちゃいやぁ」

            「痛いの?」

            「そうでもないけど・・・」

            久美は乳房を揉まれながらとても甘えた声を出した。それは今までの久美では絶対に見せることのなかった無防備な姿だった。

            しかし、久美だって幸一に自分の中で終わって欲しいと思っていることには変わりない。しかし、既に2度挿入されており、特に二度目が思った以上に感じたので気持ちの整理がつかないだけなのだ。

            「それじゃ、今までと違う方法で入れてみようか?」

            久美はその言葉に反応した。自分の身体を試してみたくなったようだ。

            「あん、どうするの?そっとする?」

            「それじゃ、先週みたいに俯せになってお尻を上げてごらん」

            「ええっ、それって・・・もしかして・・・・」

            「大丈夫だから」

            久美は幸一が犬の姿勢を望んでいると思った。しかしその格好では抱きしめてもらうことも、キスしてもらうこともできない。犬のように手を付いて声を上げることしかできない、それは久美にとって犬の姿勢そのものだった。

            「さぁ、やってごらん」

            幸一はそう言うと、久美の身体を俯せにしてしまった。

            「いやぁ、幸一さん、この格好はいやぁ」

            久美は幸一のリードで自分が四つん這いで声を上げるところを想像した。先週までの指での愛撫ではまだ肉棒の挿入がなかった分、指で可愛がってもらっている、と言う実感があった。しかし、バックから挿入されてしまえば身動きが一切できなくなるのは明らかだ。あんなに太くて固いものを入れられたらピンで留められた蝶と同じだ。そしてその姿勢のまま可愛らしく振る舞うことができるか不安になった。

            「大丈夫だよ。優しくするから」

            「でも・・・・・・・」

            久美はまだ迷っていた。しかし、バックからの挿入に興味があることも事実だった。そして、心の奥ではちょっとだけだが、子犬のように可愛らしく声を上げてみたいと思ったりもした。

            「嫌になったら止めればいいよ。だから、こうしてあげる」

            そう言うと幸一は起き上がって膝立ちの姿勢になると、久美の身体をゆっくりと見下ろし、俯せになった久美の尻から指を入れ、優しく秘部を可愛がり始めた。

            「待って、ね、はうぅーーーっ、いきなりするぅーーっ、ああぁっ、くうぅっ」

            久美が可愛らしい声を出し始めると、幸一は更に指先で可愛がる範囲を広げていった。久美は両足を閉じても両足と秘部の間に空間ができるので、指を差し込んで可愛がるには最高の身体だった。

            「アアンッ、またいっぱい感じちゃうぅっ、ああうぅっ、幸一さんっ」

            久美は幸一の愛撫に夢中になっていて余り気が付かなかったが、幸一は巧みに指の位置を少しずつ上げていくことで、久美の尻がそれを追いかけるようにし向けた。

            「久美ちゃん、どうしたの?」

            「どうもしてない。アアンッ、でもぉッ、そんなにされたら・・」

            「ほうら、お尻が上がってきたね?どうしてかな?」

            「分かんないぃっ、きっと幸一さんがそうし向けてるのっ、ああん、いやぁ、ほんとに上がっていくぅっ」

            「俺は何にもしてないよ。ほら、指一本だけで可愛がってるでしょ?」

            「ああん、だってぇ、だってぇ、そうやって指を、ああん、そこ、感じるぅッ」

            久美は次第に尻を突き出す格好になった。久美自身もどうしてこの格好をするのか分からなかったが、既に何度もこの格好で可愛がられたことを久美の身体が覚えていたのが最大の理由だった。

            その証拠に、久美はどんどん尻を突き上げていって、高々と尻を上げた後は少しずつ自分で足を開いていった。久美は身体を安定させるつもりで少しだけ足を開いたのだが、実は幸一の指がより奥まで探ってくれることを密かに期待していた。

            そしてその期待は裏切られることなく実現された。

            「ほうら、もう少し足を開いてごらん。久美ちゃんの大好きなこと、してあげるから」

            「アアンッ、そんなに触られたらっ、ああぁぁっ、ほんとに我慢できなくなるぅッ、はぁぁぁーーっ、くうぅぅーーっ」

            「久美ちゃんはここを触られるのが好きでしょ?」

            「アアンッ、それをされたら、もっと欲しくなっちゃうっ」

            「どこに欲しくなるの?」

            「あそこっ、アアンッ、ほんとに欲しくなるぅッ」

            「どこ?」

            「さっき幸一さんが入ってたとこぉっ」

            「ここ?」

            「そこっ」

            「入れて欲しい?」

            「入れてっ」

            「こう?」

            「あ、ああぁぁぁぁぁぁぁ、指でされるの、好きになっちゃうぅっ」

            幸一は久美の中に指を2本入れると、ゆっくりと掻き回し始めた。驚いたことに、指2本だとかなりきつく、掻き回すと言っても少ししか動かせない。しかし、それでも久美には十分だった。肉棒を受け入れたからか、指を受け入れても今までのように違和感がなく、快感がずっと強くなっている。『もっと、もっとして!』久美は言葉に出せなかったが幸一の指を更に望んだ。

            「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、た、たまんないーっ、あうぅぅーーっ」

            久美の全身を純粋な甘美な快感が走り抜けると、久美は今まで教えられたとおりに両手を突いて上体を起こし、四つん這いの姿勢で幸一が乳房を揉み上げてくれるのを待った。

            「久美ちゃん、上手になってきたね」

            そう言って幸一は四つん這いの久美の髪を撫で、項に指を這わせる。

            「ああん、幸一さん、気持ちいいのぉ。指でされるの、好きになっちゃうぅ」

            久美は幸一をじっと見つめて視線でおねだりをする。最早今までよりも強くなっている指で掻き回される快感に釣り合うのはしっかりと乳房を揉まれることだけだった。先週までの指で愛された甘美な記憶が強烈に蘇る。

            「久美ちゃん、綺麗だよ。とっても綺麗だ」

            そう言って幸一は右手の指を久美の中で少しずつ動かしながら、久美の背中から腕の辺りを左手でゆっくりと撫で回した。

            「ああぁっ、幸一さん、ねぇ」

            「うん?どうしたの?」

            幸一はそう言いながら、左手を久美の腹へと回し、ゆっくりと胸へと動かしていった。

            久美はここで焦らされるとは思っていなかったので、完全に不意を突かれて我慢できなくなっていた。

            「そのまま、ねぇ、ああんっ、ねぇっ」

            身体を支えている両手のうちの右手で幸一の手を掴んで胸へと導こうとするが、身体が不安定なので直ぐに倒れそうになり、上手く導けない。

            「さぁ、もう一回おねだりを聞かせて」

            そう言うと幸一は肉壁への刺激を少し強くした。そこから生まれた快感は久美の全身を走り回るが、下を向いた固い乳房には満たされないもどかしさが更に募っていく。

            「ああん、早くぅっ」

            久美は思わず身体を揺すってみたが、固く張った乳房は殆ど揺れず、無駄なことをしただけだった。

            「さぁ、言ってごらん」

            久美は快感の予感に屈した。

            「早くおっぱいを揉んでっ」

            「どれくらい?」

            「いっぱい揉んでっ、ああんっ、早くぅっ」

            久美が固く尖った三角の乳房を揺らしながらおねだりする。

            「良い子だ。おねだりが上手になったね」

            そう言うと幸一は久美の固く張った乳房を下からゆっくりと揉みほぐしていった。

            「あーーーーーーーーっ」

            久美は自分の声が透き通るように響いていくのを感じながら、グッと頭を後ろに持ち上げて仰け反った。仰け反ることで突き出された乳房を更に幸一がゆっくり左右交互に左手で揉み込み、右手の指は肉壁の中でゆっくりと回転していた。

            「良い子だ。待った甲斐があったろう?どう?まず指で感じさせてあげるんだよ」

            幸一はそう言って更にゆっくりと揉み上げてやる。しかし、今の久美はもっと大胆に揉んで欲しかった。揉まれているのにまだもどかしさが募ってくる。

            「ああん、もう少し、お願い、もう少しだけ、ああぁぁぁっ、それがいいっ」

            「もうこんなにされるのに慣れちゃうなんて、悪い子だ」

            「さっきは良い子って言ってくれたのにぃッ、幸一さんが教えてくれたのぉッ、あうぅっ、いやぁ、止めないで、ああんっ、こんなに素敵になれるなんてッ、ああぁぁっ、はんっ、あうぅっ」

            久美は夢中になって四つん這いのまま最高の時間を彷徨った。そして、この姿勢で幸一を受け入れることに最早違和感は無くなっていた。

            幸一はそのまま指で掻き回すのも乳房を揉み上げるのも、久美が完全には満足しない程度に止めておいた。そして、

            「それじゃ、良いかい?そのままでいるんだよ」

            そう言うと久美の後ろに回った。