ウォーター

第百三十九部

 


 

「綺麗だよ、由美ちゃん。最後にいくときはおっぱいを揉むんだよ。良いね」

「宏一さんっ、はあぁっ、はあぁっ、凄いの。宏一さんっ」

「もっと感じていいんだよ。一回いきなさい」

「くぅぅっ、もう、もうだめぇ、ほんとにいっちゃいそう」

由美はこのままいっても良いのか、許しを請うように宏一を見下ろした。

「もうすぐだね。いってごらん。そのあとはいっぱい可愛がってあげるから」

宏一がそう言っている間に、由美には我慢の限界を超えて恐れながら心の中では待ちに待った感覚が訪れていた。

「ああぁぁっ、宏一さんっ、あぁぁぁーーっ、もうぅっ・・・っちゃううぅぅっ」

宏一の上で腰を動かしていた由美はぐっと腰を擦り付け、グンと仰け反ると、自分の手で半球形に尽きだした乳房を鷲掴みにした。今までこの体勢で由美をいかせたことはあったが、制服をまとったままなのは初めてだ。大きくはだけてはいたが、制服の似合う由美の絶頂は見事だった。

「あうぅぅぅーーーーっ」

由美の身体が硬直し、一瞬静止する。乳房を掴んだ両手の指はしっかりと乳首を挟んでいた。更にこの時は、いつもよりも由美の肉壁が強く収縮した。肉棒がぎゅっと掴まれて扱かれる感覚がいつもよりもずっと強い。

「うううぅぅぅぅーーーっ」

由美はどうしようもないという感じで、乳房を掴んだままゆっくりと宏一の方に倒れ込んできた。宏一は煙草を消すと、その由美の上半身を軽く支え、

「手を突きなさい」

と言って由美に四つん這いの姿勢を取らせると、宏一は由美を乗せた腰を突き上げ始めた。

「ああぁっ、だめですぅっ、まだだめぇっ、ああぁっ、あうぅぅっ」

由美は絶頂の余韻が去る前に宏一が突き上げ始めたので、敏感になり過ぎた肉壁からは少し痛みが走った。宏一はまだペースを上げていないが、由美を乗せたままゆさゆさと上下に揺さぶり、いつもより強い肉壁の締め付けを楽しんだ。中は十分に潤っているので、締め付けはきついが動くのは楽だ。

「ああぁぁっ、待って、少しだけ待ってください」

由美は両手をついて身体を安定させながら必死に宏一に懇願した。宏一が腰を止めると、秘口の入り口がまだヒクッヒクッと痙攣しているのが分かる。

「まだ動かない方がいいの?」

「少しだけ待ってください。身体が、持ちませんっ、あううぅぅっ」

「そう、それじゃおっぱいを可愛がってあげるね」

そう言うと宏一は、下向きに三角に尖った乳房を可愛がり始めた。下を向くと形は変わるが、弾力は全く変わらない。腰をゆっくりと突き上げながら両手で何度も揉み立てると、まだ敏感な身体が再び感じ始め、快感を増幅して由美の身体を駆け回る。

「ああぁっ、いいっ、いいっ、はうぅぅっ、ああぁぁーっ、もっと、もっとぉっ」

由美は乳房を揉まれた快感が秘核で弾けるような快感に夢中になり、自然に自分から腰を宏一に押しつけるように動き始めた。まだいったばかりの由美の身体は、たちまち次の頂上にたどり着いた。

「ああぁぁーっ、だめぇっ、また、またいっちゃいますぅーっ、うううぅぅぅーーーっ」

由美の身体が硬直しても、宏一は動きを止めなかった。それどころか、

「もう一回いきなさい」

と更に腰を大きく動かして由美を無理矢理頂上に連れ戻す。

「んああぁっ、ああぁっ、だめぇっ、もうだめぇっ、宏一さんっ、もうだめです、これ以上は許して、ああぁぁっ、だめぇっ、あああっ、だめえぇぇっ、もういやあぁーっ」

由美は立て続けにいかされ、完全に体力を使い果たした由美は、ずるずると崩れ落ちるように宏一の上に倒れてきた。それを優しく抱きしめてやる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

由美の肉壁はまだしっかりと肉棒を締め付けたままだった。そして今度は、ビクッ、ビクッと間隔は延びたが、さっきよりは強い痙攣を起こしている。その度に由美は、

「あうぅっ・・・あうっ・・・」

と声を上げて宏一にしがみついた。

「お願いです。少しだけ待って、宏一さん、お願い」

「由美ちゃん、まだまだいけるでしょ?いっていいんだよ」

宏一は由美を頂上に留まらせたまま腰を使い続け、更に立て続けに由美をいかせた。

「あうぅぅーっ、はうあうっ、だめえっ、もうだめえっ」

宏一にしがみついたまま由美は必死に快感に耐え続けたが、自分の身体が壊れてしまうのではないかと思うくらいの快感に、息をするのも苦しいくらいだ。

「ほうら、もうすぐ出るよ」

宏一は素晴らしい由美の締め付けを楽しみながら肉棒のピッチを上げていった。

「ああぁぁぁ、またいっちゃうぅぅぅ」

由美はぎゅっと宏一にしがみつき、次の大波に備えた。そして由美の肉壁がまた強く締め付けたとき、宏一もとうとう放出した。

「いくよっ」

「ううぅぅぅーーーっ」

宏一はしがみついている由美を乗せたまま思いっきり精を放った。びゅっ、びゅっ、と強く締め付けている肉壁の中に放つ感覚は何物にも代え難い。更に放出が終わっても、由美の肉壁は最後の一滴まで精を絞りだそうとするかのように肉棒に絡みつき、ザラッと何度も撫で上げ、その度に由美の身体に快感が走り抜けた。

「あうぅっ・・・・・・・・・・・はうっ・・・・・・・・・ううっ・・・・・」

由美は更にしばらくの間、宏一にしがみついたまま身体の痙攣が治まるのを待った。それでも由美の痙攣の間隔が十分に延びるまで由美は動こうとしなかったし、宏一も優しく由美の身体を抱きしめていた。由美の肉壁はまだゆっくりと収縮を繰り返していたが、役目を終わって一回り以上小さくなった肉棒が二人の液体の混じったものと一緒に押し出されてくると、

「アン、宏一さんが・・・・汚れちゃいます・・・・」

そう言って由美は身体を重そうに動かして向きを変え、制服をそっと脱いで全裸になってから口で丁寧に肉棒を綺麗にしてくれた。まだ敏感になっていた宏一の肉棒も、由美が丁寧にしゃぶってくれるのでとても気持ち良かった。

さすがに放出後の肉棒なら由美の小さい口でもたっぷりと舌を絡めることができる。宏一はお返しに下を向いている由美の乳房を丁寧に手で可愛がってやった。その簡単な愛撫さえも喜んでいるかのように、由美の肉壁からは最後の残滓が押し出され、太ももを伝わって流れていく。

由美は口を使いながら、『どうしてこんな事をしても全然嫌じゃないんだろう?』と思いながら自分で最後まで宏一の役に立っていることに幸せを感じていた。

由美は全て終わると、ちょっとだけバスルームに行って流れ出たものを綺麗にし、直ぐに戻ってきて宏一の胸に飛び込み、そのまましばらく宏一に静かに抱きしめられていた。全身が怠くて動くのも大変だが、けだるい感覚と温かい腕に抱かれている感覚がとても幸せを感じさせる。

「宏一さん、この次の土曜日は泊まってもいいことになったんです」

由美は宏一の胸に指を這わせながら甘えるように囁いた。

「そうか、それじゃ、どこかに行こうか」

「近くがいいです。旅行も楽しいけど、それよりも宏一さんと一緒にいたいから」

「分かったよ。それじゃ近くにしようか」

「はい。この部屋でもいいんです」

「でも、少しくらいはいつもの街から離れてもいいだろ?」

「はい」

「分かったよ。楽しみにしていてね」

宏一は由美を優しく抱きながらゆっくりと肌に指を這わせる。

「だめですぅ。そんなにしたら、また・・・・もう、帰らないと」

「もう帰っちゃうの?」

宏一はそう言いながら抱きしめた由美の首筋から胸へとゆっくりと唇を這わせていく。まだ由美が帰る時間にはなっていなかった。

「あぁぁ、だめです。本当に・・・来週だから」

由美は体の芯が再び熱くなってくるのを感じながら、ゆっくりと宏一の腕から抜け出してベッドを降りると身支度を整え始めた。そして、

「ちょっとしわだらけになっちゃいました」

と下着姿のまま恥ずかしそうに制服を宏一に見せた。確かに今はもう夜だからきっと余り目立たないだろうが、かなりしわが寄っていて由美には可哀想だ。

しかし、まだ少しだけ時間が残っている。由美が早めにベッドを抜け出して服を着た理由は、もう殆ど分かっていた。由美もわざと宏一を誘うかのように後ろ姿のまま軽く振り返って宏一に微笑んでいる。

「由美ちゃん、いつからそんなに誘惑するのが上手くなったの?」

そう言いながら宏一がベッドから抜け出し、由美を後ろから抱きしめて、由美の顔を後ろに振り返らせてキスをする。由美はやはり期待していたらしく、嬉しそうに振り返りながらキスを返してきた。

そのまま由美の両手を机につかせ、宏一の手はスカートへと入っていく。小さな尻を隠している小さな布を引き下ろし足から抜くと、由美は今日最後の愛を受けられる喜びにじっと目をつぶって次に与えられる愛を待った。

宏一はスカートをまくり、肉棒を尻から差し込んで挿入せずに由美の秘唇を可愛がり始めた。

「さぁ、由美ちゃんが大好きなことをしてあげる。おねだりは?」

「あん、そんな・・・、もうおねだりは許してください」

「もっと我慢できなくなるまでこうしてるの?」

そう言いながら宏一はゆっくりと腰を動かして肉棒を前後に動かす。それは明らかに由美に対する催促だった。由美にしても、もう余計な時間は使いたくないので、目をつぶったまま小さな声で宏一の望み通りの言葉を口にした。

「宏一さん、オチンチンを入れて下さい」

「どこに?」

「私の中に・・・・オマンコに・・・・」

「いい子だ」

宏一は肉棒の角度を変えると、ゆっくりと由美の中に入っていった。余り焦らしていないにもかかわらず既に狭くなっていた肉壁は由美が我慢できなくなっていることを白状していた。

「ああぁん、宏一さん・・・・」

しかし、宏一は由美の中に入ったまま動こうとはしなかった。後ろから入って由美の肉壁の動きをたっぷりと味わいたかったのだ。

「あぁぁ、動いて・・・・だんだん変になります・・・・・アアン、我慢できなくなりますぅ」

「お尻を動かしてごらん」

「いやぁ、早く動いてください」

宏一は由美の身体が明らかに燃え上がってきているのが分かった。由美の身体がどんどん熱くなり、肉壁の動きが活発になる。こうなれば、我慢できなくなるのは由美が先なのは分かり切っている。

「もう、あうぅ、もう、我慢できません」

「ほうら、上手に動いてごらん」

宏一は軽く由美の腰を両手でグラインドさせるように動かした。

「ああぁっ、いいっ、もう、もうだめぇっ」

由美はついに我慢しきれなくなって腰を動かし始めた。ぎこちない動き方だが、貫かれたまま腰を動かすには訓練が必要なのだ。宏一はそれで満足だった。

「宏一さん、もっと動いて・・・アアン、こんなんじゃいやぁ・・・んんっ、あうん、早く・・・動いてください・・・」

由美は腰を動かしながら宏一におねだりを続けた。

「それじゃぁ、もっと上手に動けるように、こうしてあげるからね」

宏一は手を前に回すと、制服の上から胸を揉んだ。

「ああぁっ、皺だらけになりますぅ」

「やめたほうがいいの?」

「いじわるぅ」

由美は胸からの感覚が更に肉壁の快感を増幅させたので、腰の動きをより大きくした。

「いい子だ。これくらいがちょうどいいよ」

「宏一さん、早く、早くしてください。こんなのは・・・いやぁ」

「だって、おねだりしてくれないでしょ?」

「何度も言ってるのにぃ」

「どうして欲しいの?」

「ズボズボが良いのぉ」

「いい子だ。ちゃんとそう言わなきゃ」

宏一は由美の細い腰を掴むと、力強く肉棒の出没を開始した。由美の肉壁は由美が腰を動かしていた間に収縮を開始していたが、宏一が出没を開始すると一気に肉棒を締め上げていく。一度放出していなければたちどころに終わってしまうくらい気持ちが良かった。

「ああぁっ、いいっ、宏一さんっ、いいっ、これがいいっ」

由美は今日始めて与えられた大胆な出没に喜びの声を上げ、必死に机に手を突いて身体を安定させながら喜びをむさぼった。

「このまま終わりたいの?いっちゃうの?」

「このままはいやぁ、ちゃんと前からぁあああっ」

由美は身体が燃え上がるのを感じながらも、最後はいつものように座位で貫かれることを望んだ。宏一は出没を次第にゆっくりにしながら、

「それじゃ、前からおいで」

と肉棒を焦らしながら抜いていく。

「そ、そんなことをされたら、宏一さんっ、早く、早く欲しいのにぃ」

由美は腰を突き出して肉棒をもう一度中に納めたい衝動を必死に堪え、肉棒が抜けて宏一がイスに座って肉棒をそそり上げると、待ちきれないといった感じを見せながらも恥ずかしそうに宏一にまたがってきた。

「はううぅっ」

由美は腰の位置を決めて一気に肉棒を納めると、宏一の肩に手を置いて潤んだ瞳で見つめながらおねだりした。

「宏一さん、お願いします。もう我慢できません。いっぱいズボズボ入れて」

その言葉に満足した宏一は、由美の腰の後ろに手を回し、ぐいっぐいっと細い腰を引きつけて深い挿入を与える。

「ああぁっ、ああぁっ、ああぁっ、いいっ」

「さぁ、由美ちゃんが可愛がって欲しいものを見せてごらん」

宏一がそう言うと、由美は制服を素早くはだけ、フロントホックを外して硬く張りつめた乳房を差し出した。宏一が左手でそれを揉み上げながらもう片方に吸い付いていく。由美はこの瞬間が好きだった。全てを宏一に愛されているという実感と、それに見合った快感が身体中を駆け回る。

「あぁぁぁぁーーっ」

由美の高く細い声が部屋に小さく響き、乳房をたっぷりと宏一の口で愛されている快感と肉壁の快感が由美を虜にした。宏一は右手で由美の腰をぐいっぐいっと押しつけているので、由美は仰け反っても後ろに倒れることはない。そして、この体位では殆ど音が出ないのに深い結合が楽しめる。

「深いっ、宏一さんっ、奥まで来てるぅぅっ」

いつの間にか由美は、宏一の腕の動きに合わせて足を使って上下運動を始めていた。宏一は目の前でぷりぷりと動き回る乳首を可愛がるのに夢中だった。やがて由美は頂上に登り詰めた。

「ああぁっ、もういっちゃうぅぅっ、だめぇっ、いっちゃうーーっ」

激しく動いていた由美の身体が硬直し、由美は身体の中で快感が吹き上がるのを楽しんだ。

やがて由美はゆっくりと宏一から離れると、身支度を調えて出て行った。

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