ウォーター

第二百七十八部

 
「さぁ、今度はお口でしてちょうだい」
宏一がそう言うと、激しくいってしまった身体を優しく抱いて欲しいと思っていた由美は仕方なく宏一の身体の上をのろのろと動いて反対向きになり、宏一の目の前で足を開くと肉棒を握り締めた。
「上手にできません・・・・・あぁぁ、まだ身体が敏感になってて、ちょっと・・・・・んんん・・」
由美は肉棒を握り締めて口の中に入れようとしたがまだ身体が痺れていて上手くできない。
「ああぁぁ、ごめんなさい。おちんちんが固くて上手く入りません・・・んんん・・・・ンあぁ・・」
由美はなんとか口に入れてはみたものの、今度は頭を前後に動かすのが上手くできない。行った時の余韻がまだ残っているのと疲れが出ているのだ。さらに秘部には宏一の息がかかり始めた。
「ああん、まだ息を掛けないでください。ああぁぁ、んんんっ、んんっ、待って」
宏一は、由美が苦労して奉仕しようとしているのは分かっていたが、宏一自身はその気十分で目の前の秘口をじっと眺めていた。元々由美の秘口は由美がいった後に抜いても穴が空いたままにならず、ちゃんとぴったりと秘口が閉じるのだが、それでもいった直後は少し緩い感じにはなる。しかし、息を掛けながらじっと見ていると秘口の周りがゆっくりと蠢き始め、次第に秘口がしっかりと締まってくるのがよく分かるのだ。
「由美ちゃんのおまんこ、嫌らしく動いてとっても可愛いよ」
宏一は声を掛けたが、由美は奉仕をするのに精一杯で肉棒を頬張ったままなんとか頭を前後に動かしている。次第に宏一も肉棒の奉仕に、だんだん気持ち良くなってきた。そうなると、どうしても目の前の可愛らしい秘唇を口で可愛がりたくなる。由美が喜ぶのが分かっているからだ。目の前でゆっくりとしぼんだり弛緩したりしている秘口は、まるで宏一を誘っているようだ。最初はほんの少し蠢くだけだったのが、次第に動きが大きくなって萎むと中から液体も吐き出すようになってきた。
「それじゃ、俺もしてあげるね」
そう言うと宏一は由美の秘唇に顔を埋め、ゆっくりと秘唇全体を舐め回し始めた。途端に由美が反応した。
「んあぁっ・・・・っ、だめぇっ、あああっ、ちょ、ちょっと待ってぇっ、んんああっ、だめですぅっ、今されたらあっ、ああっ、あうっ。あうっ、ンああっ、ちょっと待って、あああんっ」
由美はやっと頭を動かせるようになったと思ったのに、突然秘唇を舐め回されて声を上げた。まだ身体が敏感なままなのだ。このままでは直ぐに気持ち良くなってしまって奉仕を続けられない。
「ああっ、だめですぅっ」
由美は腰を持ち上げて逃げだそうとしたが、宏一は両手でがっしりと由美の細い腰を抱え込んでしまって逃がさない。
「んあぁぁぁっ、だめぇぇっ、できなくなっちゃうからぁっ」
由美は、今度は両手で上体を起こして宏一から逃げだそうとした。とにかくこの体勢から脱出しないと直ぐにいってしまいそうなのだ。
しかし上体を起こすと、胸の下にできた隙間に宏一の両手が差し込まれ、乳房をしっかりと包み込むと同時に乳首を指で挟んで揉み回し始めた。
「はうーぅっ」
由美は思わず快感に身体を丸めた。一番好きなおっぱいの揉まれ方なのだ。
「ああああぁぁぁぁぁっ、だめぇぇっ、上も下もされたら、っちゃうぅっ」
由美は声を上げて仰け反った。もう快感に抗えないと思って快感を受け入れてしまったのだ。仰け反ったことで秘部をまっすぐ宏一に差し出した由美は、宏一の舐め方が一段とエスカレートしたことを感じた。秘部の舐められ方は快感が一直線に与えられ、明らかに絶頂へと導いている。由美は宏一の舌の動きから許しが出たことを確信すると意識を解放した。
「んあぁぁぁっ、っちゃいますぅーっ、いっちゃういっちゃうぅっ、んあぁぁぁっ・・・・・・・はうぅっ・・・・はうぅっ・・・・はうっ・・・・・はうっ」
舐められ始めてからあっという間に由美はぐったりと宏一の上に崩れ落ちた。結局、いくらも奉仕することができなかった。由美は宏一の茂みに顔を擦りつけながら、まだ痙攣している指先を眺めていた。しかし、敏感な秘部はまだ宏一の目の前に差し出している。このまま宏一が再び舐め始めればまたいってしまう。由美は重い身体を捻って宏一の視界から秘部を離すと、そのまま更に身体を回して宏一の腕の中に滑り込んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「由美ちゃん、またいっちゃったね」
「あんなの・・反則です。・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、私にしなさいっていっておいて、宏一さんからするなんて」
由美は拗ねるように頬を宏一の肩に擦りつけてきた。
「ごめんね。由美ちゃんのあそこが可愛くて我慢できなかったんだ」
「私のあそこって・・・・・可愛いんですか?」
「うん、とっても可愛いよ」
「あの・・・・・どうして・・・・だって・・・・・可愛いって・・・・よく分かりません・・・・・あんな・・・・ああん、変なこと言ってるぅ」
「由美ちゃんのあそこはとっても可愛いよ。ぷくって外側が膨らんでて、大きさも小さいし、敏感だし、中が嫌らしく動いてて、萎むと中からお汁が出てきて、それにクリトリスは小さいけど・・・・」
「いやぁ、もう言わないでください」
「え?だって、どうしてって・・??」
「そんなに次々に言われたら、恥ずかしくて聞いていられません」
「聞きたくないの?」
「はい、もういいです」
由美は宏一の胸に顔をスリスリして宏一に抱かれている幸せを噛み締めていた。
「宏一さんは、私の全部を知ってるんですね・・・・・」
ぽつりと言うと、由美は身体を宏一に擦りつけた。
「私の胸もあそこ、おまんこも・・・・・全部・・・・私以上に・・・」
「でも、由美ちゃんの心はなかなか分からないけどね」
「私だって。でも、良いです。贅沢言うと切り無いから。今の宏一さんは私にとって一番大切な人だから」
「家族とどっちが大切?」
「家族と?同じくらいです」
「良かった。嬉しいよ」
宏一は『家族より』という言葉を期待したのだが、さすがにそれこそ贅沢というものだ。特に女の子の場合は男よりもずっと意識の中で家族の比重が大きい。それくらいは分かっていた。自分が好きなだけでなく向こうも心から好きになってくれて、こんな可愛い女の子を好きなだけ抱けるのだ。そして由美も抱かれることを望んでいる。いろいろあったが、由美との仲が一番だと思えた。
二人はそのまましばらく抱き合ったままじゃれ合った。キスをして、軽く愛撫をして、またキスをして、身体を擦り合わせて二人だけの時間を楽しんだ。そして由美は、ふと身体を擦り付けている時に肉棒が大きいままなのに気が付いた。既に疲れは大分取れてからだが少し熱くなっている。由美は熱い息を吐きながらいった。
「ねぇ・・・これ・・・・」
由美がそっと肉棒を指で撫でた。
「ん?どうしたの?」
「宏一さん、私が上になっても良いですか?」
「え?どうしたの?」
「ううん、さっきからずっと・・・あの、宏一さんの・・・・これが・・・」
由美の指先が恐る恐るという感じで肉棒に絡んできた。そのまま優しく撫で始める。
「おちんちんがどうしたの?」
「さっきからずっと、このまんまで・・・・」
由美は肉棒が臨戦状態のままなのを気にしているのだ。
「そうだね。おっきくなってるね」
「あの・・・私の中に・・・・・さっきから私ばっかり・・・・だから・・」
「入れて欲しい?」
「はい、あの・・・・・だから・・・・」
「どうしたの?」
「出して・・・ください・・。中に入れて・・・だめですか?」
「おちんちんを入れて、最後までして欲しいの?」
「はい・・・・いっぱい出して・・・・下さい・・・・良いですか?」
由美は自分で言いながら、心の中で『私、こんな事平気で話してる。きっといっちゃんが聞いたらびっくりするだろうな?でも、いっちゃんならこう言うこと、平気で話せるんだろうな』と思った。
「もちろんいいけど・・・・」
宏一の言い方は少し引っかかっていた。
「やっぱりだめですか?」
「そんなことじゃなくて、また由美ちゃんがいっちゃって疲れちゃうと可愛そうだなって思って・・・・」
「うわぁ、宏一さん、まだ私のこと、気遣ってくれるんですか?」
由美は身体をギュッと宏一に押し付けた。
「だって今日の由美ちゃんは凄くいっちゃうから」
「だって、宏一さんのおちんちんが・・・・・今日はとっても・・・凄いから・・・」
「凄い?」
「はい・・・とっても固くて・・・・特に先っぽが奥に当たって・・・グリグリって・・・変な感じで・・・・・」
「そうなの?変な感じって?凄いって事?」
「はい、凄いんです。なんか、グリグリされるみたいで・・・・痛いような気持ち良いような不思議な感覚で・・・・どうしても我慢できなくて・・・・」
「それは由美ちゃんの中が凄いんじゃないの?」
「私の?」
「だって、ほら、足を使ってさ、できるようになったでしょ?あれを由美ちゃんがすると、中が凄く絡み付いてもの凄く締め付けてくるんだ。凄いんだよ、本当に。あんなのされたら我慢できなくなっちゃうよ。だからおちんちんだってあんなになって」
「気持ち良いんですか?」
「もちろん、そう言っただろ?」
「はい・・・・嬉しい・・・・」
由美ははにかみながらも宏一の上に乗ってくると、自分で足を開いて入り口を合わせてきた。
「もう手を使わずに上手に入れられるようになったよね?」
「はい・・・あ・・・・きた・・・・ここ・・・」
由美は腰を上下させながら肉棒の先端を秘口に合わせていたが、少し腰を持ち上げた姿勢で入り口を合わせると、クッと上手に後ろに下がって肉棒を収め始めた。
「あん・・・・やっぱりおっきい・・・・ああああああ・・・・・全部、入れても良いですか?」
由美はズブズブと肉棒を飲み込みながら、熱い息を吐いて宏一に聞いてきた。
「良いよ。ゆっくり、全部入れなさい」
「はい・・・ああぁぁぁ・・・・ああんっ・・・くうぅっ・・・良いっ・・・こんなに・・・・ああああ・・・・おっきくて固くて・・・・・長さも・・・、んああぁぁぁっ、まだあるぅーっ」
由美は声を上げながら上体を少し起こして四つん這いになると、グッと秘部を宏一に押し付けて肉棒を根元まで飲み込んだ。そのまま由美は起き上がって帆掛け船になろうとしたが、それは宏一が許さなかった。
「由美ちゃん、まだだよ。おいで」
そう言って下から由美を抱きしめ、優しく波を撫でて言った。
「我慢できなくなるまでこのまま、良いね?」
「は・・い・・・・」
由美はいくらも我慢できないことは分かっていた。既に肉棒から快感がかなり湧き上がっている。気持ち良くて腰を動かしたくて仕方ないのだ。
「良い子だ。ちゃんと我慢しなさい」
宏一は由美の髪を優しく撫でながら更に我慢を強いた。
「でも・・・そんなに我慢なんて・・・・ああああ・・・・長くは・・・できません」
「できるだけ、だよ。良いね?」
「はい・・・・あああぁぁ」
由美は宏一にしがみつくようにして宏一の肩に顔を乗せ、熱い息を吐きながら我慢することにした。
「良い子だ。うん、気持ちいい。よいしょ」
宏一が軽く腰を持ち上げた。
「あああぁっ、だめぇっ」
突然の快感に、由美は驚いて声を上げたがかろうじて耐えた。
「良い子だ。ちゃんと我慢してるね。お、おちんちんに絡んでくる、いいよ」
宏一は再度軽く腰を上下させてしっかりとつつまれて絡まれている感覚を確かめた。
「そんな、あああぁぁ、そんなことされたら、あああぁぁ、だめぇ、気持ち良いのが止まりません。ああんっ、いやぁ、もう我慢できなくなって」
由美は限界に来ていることを宣言して身体を起こそうとしたが、宏一がそれを制した。
「由美ちゃんはもう少しだけ我慢できるよね?」
「そんな・・・」
「もう少し、我慢できるよね?」
宏一は無理矢理我慢を強いた。
「はい・・・・・でも・・・・・」
「大丈夫。頑張って」
「・・・・はい」
由美は宏一に無理やり我慢させられたが、それでも宏一に喜んで欲しいと思って我慢することにした。そのまま二人は自然とキスをして快感を紛らせた。
「んっ、んんんんん、んふぅ、んあ、んんんっ・・・・」
宏一よりも由美の方が明らかに熱心に舌を絡め、少しでも快感を散らそうとしている。宏一は由美の小さな舌が大胆に絡んでくるのを楽しんだ。
「んん・・・んあ・・・・んんっ・・・・んあっ・・・はあうんっ・・・」
だんだん由美が我慢できなくなってきた。宏一が舌を絡めても反応せずに止まってしまうことが多くなってきた。それでも由美はなんとか舌を絡めながらキスを続けようとした。キスを止めてしまえば一気に快感に飲み込まれるのが分かっていたからだ。
しかし、由美の肉壁は本人の意思とは関係なく、本来の動きを忠実に果たしていくので、何もしていないのにだんだん狭くなってくる。
「んんーっ、んああぁぁぁ、ああぁぁ、んああぁぁ、あああ」
由美もとうとうキスどころでは無くなってきた。このままだと何もせずに中途半端に言ってしまうかも知れない。宏一の肉棒も既に快感をたっぷりと感じている。宏一はいよいよ始めることにした。
宏一は上から被さってキスをしている由美の胸に手を差し込んで上体を持ち上げながら乳房を揉んでいく。

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