ウォーター

第四百三部

 
「んんっ、んあ、んっ、んんっ、んんっ、んあ、ああっ、んあっ、ああっ、ああっ」
「結衣ちゃん、大丈夫?無理しなくて良いよ」
「大丈夫。そのままして、ンあっ、ああっ、ンあぁ」
結衣は宏一にできるだけ協力したいのだ。残りの体力を全て使って夢中になって腰を突き上げてくる。宏一もそれに応えようと、ずんっずんと肉棒を出没させる。結衣の中がどんどん狭くなってきた。
「結衣ちゃん、気持ち良いよ。結衣ちゃんももっと良くなってごらん」
「ンあっ、ああっ、宏一さんも、ああっ、出して、終わって、んあっ」
「今度は我慢しなくて良いからね」
「やっ、宏一さんが出すまで我慢する」
「だいぶ良くなってきたよ。一緒に終わろうね」
結衣は身体の中で力強く出没を繰り返す肉棒を感じながら、ネットで見たレディコミの中の台詞を思い出した。
「一緒に、んんっ、一緒に、んあっ、ああっ、一緒にっ」
あの時は何となくしか分からなかったが、今はこの言葉の持つ意味がよく分かる。二人で同時に頂点を極めることの意味は心と身体の完全な一致だ。
「良いよっ、もう少し。ほうらぁっ」
宏一がスパートに入ったのは肉棒の動きで分かった。しかし結衣はもうすぐいってしまいそうだ。だから結衣は全力で我慢した。体力的に次はもう無理なのだ。
「んあっ、ああっ、んあぁぁっ、ああんぁぁっ」
一瞬でも気を緩めればいってしまいそうなのを結衣は必死に耐えた。
「出すよぉっ、ほうらぁっ」
その言葉に結衣は意識を解放した。途端に壮絶な快感が身体中を貫いた。
「んああぁぁぁぁっ・・・・・はうぅっ・・・・・・うっ・・・・」
凄まじい感覚に結衣は一瞬上下の感覚さえ無くなり、息さえ自由にできなかった。そして身体が勝手に痙攣し自分の身体なのに手足を動かせない。しかし、その後には全身の力が抜けると同時に快感の余韻が全身に広がっていく。『凄い、こんな風になるなんて』結衣はさっきいった時の感覚との違いに驚いた。宏一にしっかりと抱きしめられているので怖くはないが、抱きしめられている感覚が無かったらきっと怖がったと思った。それほど身体中の感覚が一時的に麻痺したのだ。
宏一は思いきり結衣の中に放った。洋恵や由美と違ってじわっと締め付けられる肉壁は出没の快感がそれほど強くないが、入り口の狭さが放出を導いてくれた。今はほとんど肉棒が中に入ったので結衣は辛かったのでは無いかと思ったが、結衣は何も言わずに静かに息を弾ませている。その様子がとても愛おしかった。
「いっぱい出しちゃったよ」
「はい」
結衣はそれだけ言うと、首筋を宏一に擦りつけてきた。結衣はそれまで「いく」と言う感覚はいつも同じものだと何となく思っていた。しかし、宏一に教えられたのは毎回違うと言うことだった。結衣は身体中の感覚が痺れるような熱いような不思議な感覚の中で、あの時に感じてしまったことなど、ほんの些細なことだと言う気がしてきて、安心した。そして、改めて宏一に抱かれて良かったと思った。そして、それを勧めてくれた母親にも感謝した。
「疲れただろう?ありがと」
宏一がそう言うと、結衣はコクンと頷いた。結衣は何も言わなかったが、その代わりに宏一の胸に何度も顔をスリスリと擦り付けて甘えてきた。そして、このままずっとこの感覚に包まれていれば良いのにと思った。もちろん普段の自分はクールな現実派なので、そんなことにはならないし、それを望むこと自体に無理があることもよく分かっている。ただ、男に抱かれるということは女の子の身体だけでなく心にも影響すると言うことが身に沁みて分かったと思った。裸のまま男の人にくっついているのに安心しているという事実が何よりもそれを証明していた。
そして二人はそのまま静かに深い眠りに入って行った。『宏一さんの身体、暖かくなってる。私の中でいっぱい動いたから・・・もう、これであのことは過去になった。私の身体は宏一さんに開発された・・・・』それが眠りに落ちた結衣の記憶だった。宏一も部屋の電気を暗くすると、いくらもしないうちに眠りへと引き込まれていった。
夜中に一度宏一は目を覚ました。しっかりと上下に重なって挿入したままだったのに、いつの間にか結衣は少し離れた所で丸まっている。宏一が抱き寄せてベッドカバーの中に入れると、一瞬目を覚ました結衣は静かに宏一に抱かれてきた。薄暗い部屋の中で色白の美少女の無防備な身体がとても可愛らしい。結衣は目をつぶったまま安心したように宏一の胸に頭を乗せてきた。
「寝てて良いよ」
「・・・・キスして」
結衣が目をつぶったまま小さな声で言った。宏一が結衣の顔をそっと引き寄せてキスをすると、意外に結衣は余り反応しない。どうやら甘えたかっただけのようだ。しかし、始めてしまった宏一は直ぐに寝るというわけにもいかない。もう一度腕の中にいる全裸のスラリとした少女の身体を眺めてみる。中学生なので身体はまだ少女のラインのままだが、端整な顔立ちに似合っている色白の身体は本当に綺麗だと思う。宏一は静かに結衣の胸へと移って乳房を乳首をそっと可愛がり始めた。
「あん、寝てるのに・・・・だめ・・・」
結衣は小さな声で言ったが、身体は宏一に全て任せていて全くガードしていない。
「ん・・・んんん・・・・・ん・・・んぁ・・・だめ・・・するの?・・・・あん」
結衣は静かに反応し始めた。どうやら、こうやって愛されることを受け入れているようだ。宏一は乳首の感度が上がってきた所でベッドカバーを外して秘部へと移り、細くて長い足を全開にするとそっと秘部を舐め始めた。
「あん、いきなりそんな、あぁぁぁ、ああん、やぁ、もうだめぇ、あんっ、んぁぁ」
結衣は優しい愛撫からいきなり始まったので、まだ鈍い快感を感じながら、両足を全開にされて膝を胸の近くまで押し上げられ、秘部を舐められながら乳房と乳首を可愛がられても嫌がりはしなかった。ただ、眠いのでもう時間を掛けて楽しむつもりはない。
「ああん、こんなのは・・・・ああん、それならちゃんと・・・・ンあ・・ああん、入れて」
結衣はこんな格好で愛されるよりも身体の奥で宏一を実感したかった。結衣がそう言うと宏一は静かに挿入の体勢に入り、結衣の足を軽く持ち上げて入り口を合わせるとゆっくりと肉棒を入れていった。結衣もクッと腰を軽く持ち上げて肉棒を迎え入れる。
「んんんぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
結衣の肉壁は寝ていた間に潤いがだいぶ無くなっていて押し込まれるような挿入感が強い。
「痛い?」
「だ、大丈夫。そのまま入れて。んんんぁぁぁぁぁぁ」
結衣はゆっくりと巨大な肉棒が身体の奥まで入ってくる感覚に酔い痴れていた。宏一に挿入されて喜びを感じること自体が辛い過去を忘れられる力になっている。結衣は宏一の肉棒が身体の中に収まった感覚を楽しんだ。『宏一さんが私の中にいる』と思うととても嬉しい。そしてゆっくりと結衣の肉壁に潤いが増してくると、結衣の息づかいがだんだん早くなってきた。
「結衣ちゃん、ズコバコして欲しくなったら言うんだよ」
「して」
「うん」
宏一は結衣にたっぷりとキスをしながらゆっくりと動き始めた。結衣もキスをしながら両手と両足を宏一にしっかりと絡めて宏一に動きに合せて細い腰を突き上げてくる。さすがに結衣の一番奥まで入れると抵抗感が強いので、宏一は結衣がいたがらないように様子を見ながらゆっくりと出没を繰り返した。
「んぁ・・んんっ、んぁ、んあっ、んんっ、んんっ、んんっ、んぁっ」
結衣の口から快感を表す声が出始め、ゆっくりと少女の身体を頂上へと押し上げていく。同時に結衣の中も締まり始めた。
「んあ、ああっ、んあっ、んあっ、ああっ、ああっ、あっ、んあっ」
「気持ち良い?」
「はい、んあっ、んんっ、んあぁぁ、ああっ」
「痛くない?」
「だいじょうぶ。もっとしても。んあっ、ああん、んあぁぁ」
結衣は宏一のゆっくりとした出没は優しすぎると思った。その分、宏一に自分の秘部をぎゅっと押し付けて少しでも肉棒を力強く受け入れようとする。特に身体の奥深くに入った時の感覚が独特で、それが嬉しい。それが結衣の快感を増幅して結衣を更に押し上げていった。結衣が両手両足を宏一にしっかりと絡め、宏一も結衣を抱きしめているので二人はまるで一つの塊のようだ。その一体感が結衣の感度を押し上げていった。
「んぁ、ああっ、また、またぁ」
「いきそうになったらちゃんと言いなさい」
「いきそう、ああっ、んあっ、ああっ、いきそうっ」
「いい子だ。それじゃ、いきなさい」
そう言うと宏一は出没のペースを上げた。それはダイレクトに結衣に伝わり、結衣は一気に駆け上がった。
「んああぁぁっ、ああっ、んあっ、いきそうーーっ・・・んあぁぁっ、うううっ」
結衣は簡単に頂上に駆け上がった。結衣の身体が宏一の腕の中で小さくピクッピクッと震えた。宏一は終わらなかったが、気持ちは満足している。宏一が静かに肉棒を抜くと二人はそのまま再び眠りの中へと入っていった。
次に二人が目を覚ましたのは外が明るくなってからだった。宏一が横を見ると結衣がまた丸くなっている。宏一が結衣を引き寄せると、結衣も目を覚まして宏一の腕の中に入ってきた。
「おはよう」
「おはようございます」
「裸で抱かれてるのに、おはようございますはないだろ?」
「でも・・・・・」
「まだ眠い?」
結衣はコクンと頷いた。
「昨日はいっぱいしたからね。疲れたんだね」
結衣は再び頷いた。そして、小さな声で囁いた。
「私達、今日もずっとやりっぱなし?」
「そうだね。時間がないと思うとね。いや?」
結衣は小さく首を振った。
「お昼頃ここを出たら、今日は結衣ちゃんを送り届けないといけないからね」
「まだ帰りたくないのに」
「まだ時間はあるよ。帰りの電車は午後だろ?」
「うん、お昼に宿の人が駅まで送ってくれるって言ってた」
「それでお昼を食べて電車に乗るんだね?」
「そう」
「それじゃ、それまでの時間は二人だけだね」
結衣は嬉しそうにコクンと頷いた。
「汗掻いただろ?お風呂に行こうか?」
「またするの?」
「したい?」
結衣はちょっと考えてからコクンと頷いた。
「でも、もう少し寝たいから、後で少し寝かせて」
「うん。それじゃ、どっちのお風呂が良い?」
「昨日の夜、よく海が見えなかったから・・・・・」
「それじゃ、最初は小さい方のお風呂だね」
宏一が結衣の髪や背中を撫でながら言うと、結衣は静かに応えた。
「はい」
宏一は起き上がると、結衣をお姫様抱っこして内風呂に向かった。足の長い結衣を横抱きにして移動するには洗面所は少し狭いが、それでも何とか宏一は結衣を抱いたまま内風呂までたどり着き、結衣を下ろすと結衣は静かに内風呂に入った。最初は二人で湯に浸かり、汗を流す。結衣は肌がヌルヌルしている感じに、予想外に汗を掻いていたことを知った。そのまま二人が少しふざけている間に、二人共頭までびしょ濡れになってしまった。
「これじゃ、髪を乾かさないとベッドに戻れない」
「それじゃ、このまま二人で髪を洗っちゃうか」
そう言うと宏一は結衣を洗い場に出すと、内風呂の洗剤やシャンプーで結衣を泡だらけにした。風呂用の小さな椅子に座らされた結衣は最初大人しく身体を洗われていたが、直ぐに自分で洗い出した。すると、宏一の手は結衣の乳房へと周り、明らかに結衣を感じさせ始めた。
「あ・・あん・・・ちょ、ちょっと・・だめ・・・あん」
結衣は両手を窄めてガードしたが、石けんの付いた身体なのでどこでも簡単に宏一の手が入り込む。
「あん、やぁ、こんなとことでしないで。あん、ああああ」
宏一は結衣の身体を抱きしめて腕の中でヌルヌルと動き回る少女の身体の感触を楽しんでいた。
「ああん、洗うならちゃんと洗って」
「そうだね、ごめん」
宏一はそう言うと、結衣の頭から湯を掛けてシャンプーを付けた。しかし、もう結衣は宏一に任せる気はないようだ。
「自分でする」
そう言うと結衣は髪を洗い始めた。その間にも宏一は結衣の可愛らしい乳房を楽しみ、閉じている足の中に手を差し込んで結衣の反応を楽しんだ。
「ああん、邪魔しないで、ああん、だめだったら。石けんが入っちゃうから」
結衣は怒ってはいないが、宏一に散々身体をおもちゃにされて身体を丸めて抗議した。あんまりすると結衣が怒りそうなので宏一は途中で諦めた。
「ごめんよ。ちゃんと洗ってね。もうしない」
そう言うと宏一自身はさっさと結衣の横で髪を洗った。身体を洗い終わった宏一が立ち上がると、ちょうど結衣も洗い終わった所だった。一人なら髪も身体も、もっとゆっくりと丁寧に洗うのだが、宏一が邪魔をするので簡単に済ませたのだ。ふと見ると、宏一の肉棒が直ぐ横にある。結衣は茶目っ気を出してここで復讐しようと、宏一の前に跪くと肉棒を咥えた。
「あっ、結衣ちゃん」
宏一は驚いた。まさかここで結衣がこんな事をするとは思っていなかったのだ。もちろん結衣の奉仕は最高だ。結衣が頭を前後に動かして肉棒が結衣の小さな口に出入りすると、たちまち肉棒は最大限に固くなった。結衣は持てるテクニックを全て使って宏一に奉仕していく。
「結衣ちゃん、お口に出して欲しいの?気持ち良いよ。このままじゃもうすぐ出しちゃうよ、結衣ちゃん、」
宏一の言葉を無視して結衣のストロークはだんだん大きくなり、力強く扱いていく。宏一はどうせ出すなら風呂で出そうと思った。


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