「ああっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、あっ、このままっ、いいっ、ああっ、ああっ、いくっ」
結衣は夢中で一気に駆け上がった。頭の中が真っ白になった。
「もう一回っ」
宏一はそう言うと、今度は宏一が結衣の腰をグイグイと引き寄せ始めた。もういく力をなくした結衣を強制的に押し上げるつもりなのだ。
「ああっ、待って、いや、あ、いや、ああっ、ああっ、だめ、ああっ、うそ、また、ああっ、ああっ、そんなぁっ、ああっ、ああっ、良いっ」
いった直後の敏感な身体に深々と出没された結衣は最初嫌がったが、肉壁が肉棒を締め付け始めると直ぐにまた感じ始めた。
宏一は吸い付いている乳房を左に換えると、右の乳房は左手で揉み回しながら口の中で乳首を押し上げ、右手でグイグイと結衣の腰を引きつける。肉棒は結衣の奥深くの行き止まりで更に奥に押し付けられた。
「んああぁぁっ、だめぇっ、壊れちゃうぅっ、ああっ、だめぇ、突き抜けちゃうぅっ、ああっ、ああっ、ああっ、んああぁぁっ、深すぎるぅっ、入らないぃーーっ」
結衣は仰け反りながら嫌がったが、既に感じている身体はそのまま結衣を二回目に押し上げていく。
「んああぁぁぁぁぁ、ゆるしてぇぇぇ、ああああぁぁっ、このままぁぁっ、いくぅぅぅっ」
結衣は嫌がっているのか喜んでいるのか自分でも分からないまま、無理やり押し上げられる凄まじい絶頂の頂上に駆け上がった。
「ぐぅぅっ、んああぁっ・・・あうぅぅっ、ああぁんんーーーっ、うううっ」
いき方はいつもと違って何か変だったが、全身を電気が流れたようにビクッと大きく震えると、一気に全身の力が抜けてぐったりとした。しかし、まだ感覚がおかしいのが何となく分かる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、なんて、はぁ、はぁ、はぁ、すごいの、はぁ、はぁ、はぁ」
結衣は宏一に寄りかかって息を弾ませた。その結衣の身体を起こすと、それだけで結衣が強く反応した。
「んああぁっ、だめぇぇぇっ、あうぅっ・・・・・あうぅっ・・ううっ」
結衣はいきなり二度目が来て驚いた。身体を起こされただけでいってしまったのだ。
「またいっちゃったの？」
宏一はそう言って結衣にキスをしてくる。しかし、キスをしながら少しだけ乳房を手で可愛がられた結衣は、更にまたいってしまった。
「んああぁーーっ、んがぁぁぁっ、はうぅっ、はうぅっ、はうっ、はうっ・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
結衣は自分の身体が完全に壊れたと思った。
「抜いて、お願い、今すぐ抜いて」
そうは言ったが結衣はもう動けない。宏一は動けない結衣の身体を持ち上げて肉棒を抜くと、立ち上がって代わりに結衣を椅子に座らせた。
「あっ、もう時間だ。ごめん、出なきゃいけないね。それじゃ、帰るからね」
宏一は時計を見た。予定を1分過ぎている。今直ぐに出なければならない。
「はぁ、はぁ、はぁ、わかった、はぁ、はぁ、はぁ」
結衣は椅子に座ってぐったりしたまま、軽く宏一のキスをちょっとだけ受け止めた。
「ごめん、こんな結衣ちゃんを置いたままで。それじゃぁね、またね」
宏一は身支度を素早く調えると、結衣の家を出て帰宅した。
部屋に残された結衣は、最初は完全に満たされた身体に幸せを感じていたが、身体が落ち着いてくると少しずつまた不安な思いが湧き上がってきた。それから少しして奈緒子が帰ってきたが、結衣はまだ乱れた服装でぐったりと椅子に座ったままだった。やがて結衣はゆっくりと起き上がって服を着替えると、気持ちを切替えた。
その夜、宏一は帰りに一人焼き肉を楽しみ、さらに居酒屋で軽く飲んで帰った。いつもの会社の近くの居酒屋ではなく、結衣の家からの帰り道沿いのふと立ち寄った居酒屋だったが、宏一は満足だった。結衣を愛し尽くした実感があったからだ。
最初は少し暗い感じの女の子で、全然感じないのにロストしたいと言われたときにはどうなるかと思ったが、それから濃密な時間を一緒に過ごし、宏一の思い通りに開発できた気がした。
結衣は由美ほどスタイルが素晴らしいわけではなく乳房も小さいが、今では感度も最高で乳首だけでいってしまう。それが何より可愛らしい。それにスレンダーな身体で宏一の上になって腰を振りながら自分で乳房を恥ずかしそうに揉みながらいく様子は高貴な姿でさえ有る。さらに下になると長い手足で絡み付いてくる感覚は他の子では絶対に得られない。さらに奈緒子のこともある。宏一は結衣に夢中になりつつある自分を感じていた。
翌日、宏一が出社すると、すでにさとみが来ていた。さとみは軽く会釈をしただけで淡々と仕事をこなしている。宏一も会社では他人のフリでと押すことにして無言でパソコンを立ち上げ、予定を確認し始めた。先週、洋恵から連絡があって新しい子を紹介したいといってきて、今日会うことになっているので確実に間に合うように時間を組み立てていく。すると直ぐに外回りから片付けた方が良いと思えたので、さとみに告げて出かけた。
そして午前中に打ち合わせを二件こなして昼に会社に戻り、午後は部品の棚卸しを始めた。ただ、さとみに金曜日の予定だけ確認するラインを送っておいた。さとみは読んだように見えたが直ぐに返事は来なかった。
引き続き棚卸しをしていると、ちょっと変なものを見つけた。リストと棚の部品は合っているのだが、その部品自体を宏一が発注した記憶が無いのだ。
「さとみさん」
宏一がさとみを呼ぶと、さとみは宏一を一瞬キッとにらみ返して無視した。
「ごめんなさい。水野さん、ちょっと良いですか？」
宏一は慌てて言い直した。
「はい、三谷さん、ご用件は何でしょうか？」
さとみが立ち上がって部品棚の方に来た。
「これ、ＯＮＵなんだけど、これ、俺が注文したんだっけ？」
「三谷さんか注文したかどうかが問題なんですか？いつ注文したかじゃなくて」
「ちょっとこのＯＮＵを頼んだ記憶が無くて・・・･、どこかで発注を間違えたのかなぁ？？」
「ちょっと待ってください。確認します」
そう言うとさとみは棚の番号をメモして自席に戻り、発注リストを確認していった。
「私が先々週に三谷さんの指示で発注しています。納品は先週の火曜日」
さとみは自分の発注ミスなのではないかと心配になって更に調べている。
「あぁ、そう言えばなんか思い出してきた。光コンセントに接続する数が増えたから、纏めて注文したんだったっけ」
「はい、そのような・・・・・・それで発注したんだったような・・・」
さとみも二週間前なのではっきりとは思い出せなかった。
「でも、光回線業者から借りれるって話をしなかったっけ？」
「あっ・・・しました。でも三谷さんが・・・・・ギガビットで無くて良いならレンタルにしなくてもって言って買うことにしたんじゃ無かったですか？」
「そうだったっけ・・・・・・。えーと、いや、買うことにしようかなって話だったけど、いつ買うかは話さなかったと思うんだ」
「そう言えば確かに時期については・・・・・でも、私は買うことに決まったと思って発注してしまいました」
「それで発注したからきちんとリストに載ってるんだ。それで覚えのない部品がリストに載ってて棚にもあったんだ。分かった。でも今はまだ必要ないから。でも、買ったんだったらそれでも良いか。どうせ後で使うんだし」
宏一はそう言ったが、さとみは納得しなかった。
「いえ、必要ないなら返品します。それで、必要なときに買います」
そう言ってさとみは返品の手続きを始めた。
「確かにその通りだけど、何もわざわざ返品しなくたって・・・・・」
「いいえ、私の確認不足で発注してしまったので私のミスです。返品します」
「そう・・・･分かった。俺もきちんと発注かどうかを指示しなかったのは悪かった。ごめんなさい」
「いいえ、私のミスです。確認不足です。申し訳ありません」
さとみはこう言う事はきっちりとしないと気が済まない性格のようだ。
「水野さん、社内で引くＬＡＮ回線は、光回線へのつなぎ込みは最後にやるんだ。だから全部工事が終わってからになるから買うにしてもレンタルにしても、もうしばらく後になるよ。覚えておいて」
「はい」
「それで、工事もだいぶ終わってきたなぁって思ったら、繋ぎ込み用のＯＮＵを買わなきゃって思いだしてくれるとありがたいな」
「そこまで気が回るかは分かりませんが、はい、了解しました。努力します」
「それじゃ、他の棚も調べてみるね。ありがとう」
「棚卸しで見つかって良かったです。三谷さんが毎月棚卸しをするのって、多過ぎじゃ無いかって思ってましたけど、必要なんですね。勉強になります」
「そんな肩肘張らなくても良いのに」
宏一はそう言ったが、さとみは無視した。
「それで、お手伝いが必要なら手伝います。私のミスで混乱したので」
さとみはそう言って、宏一と一緒に居られる時間の確保に乗り出した。仕事上はあくまで他人だが、一緒に居たいという気持ちはしっかりとあるのだ。
「それじゃぁ、そこでリストを読み上げてくれる？棚の番号と部品名と数。俺が確認するから」
「はい、わかりました。いまのＯＮＵからでいいですか？」
「うん、おねがい」
「はい、それじゃ、ちょっとだけ待ってください。印刷しておきます」
「印刷しなくたって、画面を読み上げれば良いじゃないの」
「いえ、確認済みのリストを棚の横に置いておけば、次に部品が入庫したときに便利ですから」
「おぉ、さすが。その通りだよ」
宏一に褒められてさとみはニッコリ笑った。
「それじゃ、直ぐ印刷しますね」
そう言うとさとみは複合機から二部印刷して一部を宏一に渡して言った。
「三谷さん、ちょっと聞いても良いですか？」
そう言うとさとみは部屋の隅のコピー複合機の前に行った。
「はい、いいですよ。なんですか？」
「この複合機、結構グレードが上ですよね。二人だけの部署なら一番下のでも十分だと思うんですけど、どうしてこのグレードにしたんですか？」
「あぁ、それか。それは、正に今みたいな状況のためなんだ。下のグレードの機種は見かけは同じデザインだけど、全然制御部が違うんだって。下の奴は見かけはビジネス機種だけど、制御部は家庭用プリンターのレベルだって聞いたんだ。だからオーバースペックではあるけど、わざと高いのにしたんだよ。だから、印刷をクリックすると直ぐに出てくるだろ？」
「はい、すごく早いです。総務のもこんなに早くないです」
「総務のは一度見ただけだけど、下から二番目みたいだったよ。だからだよ。印刷で待ち時間が長いのは結構ストレスだろ？」
「そうです」
「特に印刷したものを業者の人に持って行くときとか、業者の人が印刷を待っていたりするときは一秒でも早くって思うから。特に何人もの業者さんが待ってるときには」
「そうですね。皆さん忙しそうだし」
「そう、だからそういうわけ」
「分かりました。無駄に高い物を入れてるわけじゃないんですね」
「もちろんだよ。印刷量だって結構多いしね」
「はい、それは知ってます。この部署、営業並みの印刷料なんです。総務で一括して管理してるので知ってます」
「うん、高い機種だけど、がんばって仕事して貰わないとね。それじゃ、始めようか」
「はい、それではさっきのＯＮＵのところ、Ｄの棚の２列の８番からいきます・・・・・・・」
さとみは部品名を読み上げ、宏一が数を確認してさとみに伝え、さとみが確認した証拠に表のセルの色を変えていく。二人でやるとさすがに早い。あっという間に１時間も掛からずに棚卸しが終わってしまった。
「・・・・・・携帯ドライバーセットの箱入りです」
「３つ」
「はい、その通りです。終了です」
「すごい。こんなに早く終わっちゃった。倍以上の速度だよ」
「二人でやると早いですね」
「うん、本当だ。今度からさと・・・、いや、水野さんにお願いしようかな？」
宏一は思わずさとみと言いそうになって慌てて言い直した。
「危なかったですね。怒らずに済みました。・・・･はい、良いですよ。そうしましょう」
さとみはニヤッと笑ってから同意した。
「それじゃ、ちょっと早いけど休憩にしようか。水野さんも休んでください」
「はい、ありがとうございます。お茶を入れますね」
宏一が応接セットに移り、さとみがお茶を入れていると８階で工事をしている業者が顔を出した。
「あのぉ、ＬＡＮケーブルがちょっと足りなくなりそうなんで・・・・」
「あぁ、そこの棚の下の段にあるよ、持って行って。一つで良い？」
「いいっす。もちろん」
「ちょうど水野さんがお茶を入れてくれるんだ。飲んでってよ。水野さん、もう一つお願い」
宏一はそう言うと業者をソファに座らせた。
「もともと工事の際に出る配線ミスを入れてロスを見込んでるから問題ないよ」
「朝、ケーブルを持って行くときにギリギリかなぁ？って思ったんだけど、やっぱりちょっとだけ足りなくなっちゃって。済まないっす」
「良いよ。それを見越して用意してるから。それに、お宅今日は新人と来てるんだろ？コネクターの接続とかでやり直しになればロスは出るよ」
「ありがたいっす。今後は慎重に進めますから」
二人はさとみの入れてくれたお茶を飲みながら、後は世間話を楽しんだ。業者は真面目にやっているので、細かいことでガミガミ怒っても良い仕事にはならない。却って怪しい接続になっても、やり直さずに放置されたりするので、こう言う時はおうように構えたほうが良いのだ。
その後、宏一は工事現場を回って不具合がないかチェックしている間に定時になってさとみは帰っていった。
宏一が自席に戻ってメールをチェックすると、さとみから水曜日の夜に食事を誘うメールが入っていた。宏一は了承の返事を送って会社を後にした。
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